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日経平均は“高市トレード”で大幅続伸、903.93円高の39,829.56円で取引終了も…石破新総裁誕生→「日経先物暴落」と「急激な円高」で悲鳴【9月27日の国内株式市場概況】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月27日 17時25分

日経平均は“高市トレード”で大幅続伸、903.93円高の39,829.56円で取引終了も…石破新総裁誕生→「日経先物暴落」と「急激な円高」で悲鳴【9月27日の国内株式市場概況】

2024年9月27日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

9月27日の日経平均株価は、午後に自民党総裁選の投開票が始まり、高市氏が新総裁に就任する可能性が意識されると、金利低下・円安に伴う“高市トレード”が盛り上がり大幅高に。前日比903.93円高の39,829.56円と、7月31日以来およそ2ヵ月ぶりの水準で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが153銘柄、値下がりが71銘柄、変わらずが1銘柄。

しかし、大引け後に決選投票で石破元幹事長が選ばれると、日経先物は急落。さらに為替相場でも急激な円高が進むなど、時間外のマーケットは「株安・円高」の様相を呈している。

日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉、ダイキン工業〈6367〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、KDDI〈9433〉、リクルートホールディングス〈6098〉、武田薬品工業〈4502〉、第一三共〈4568〉、ソフトバンク〈9434〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は22億4,900万株、売買代金は5兆6,354.63億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、精密機器、機械、化学、不動産業、電気機器などが上昇した一方、銀行業、石油・石炭製品、パルプ・紙、鉱業、鉄鋼などが下落しました。

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が東邦亜鉛〈5707〉で+133円(+13.59%)の1,112円、2位が日本マイクロニクス〈6871〉で+360円(+9.05%)の4,340円、3位がミガロホールディングス〈5535〉で+155円(+9.01%)の1,875円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がオークワ〈8217〉で-79円(-8.19%)の886円、2位がライフドリンク カンパニー〈2585〉で-171円(-8.18%)の1,919円、3位が北越コーポレーション〈3865〉で-117円(-6.94%)の1,570円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは88銘柄、年初来安値を更新した銘柄はありませんでした。

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