なにこれ!? 旬のメロンに隠された“ふわふわかき氷”の中はあんこと大福！

どんどん暑くなるこの季節に食べたいものといえば、やっぱり「かき氷」。暑い暑いと言いながら、冷たいかき氷を食べるのって夏の醍醐味ですよね。

かき氷といえば、台湾発のマンゴーをふんだんに使ったふわふわのかき氷がここ数年ちょっとしたブームですが、あずきを使った韓国の伝統的なかき氷「パッピンス」を現代風にアレンジしたものも人気です。

数あるかき氷が食べられるお店のなかでも、いま気になるのが「SULBING（ソルビン）」というお店。2013年に韓国で誕生したソルビンは本国に490店舗以上を構えるものの、実は日本で食べられるのは東京・原宿の「SULBING HARAJUKU」と福岡・天神の「SULBING TENJIN」の2か所だけなんです。

ソルビンを訪れたら必ず食べたいのがフルーツをふんだんに使った期間限定メニュー。しかも、今回は数量限定でもある激レアメニューをSULBING HARAJUKUでさっそくいただいてきました！

■フルーツとかき氷のコラボは見た目のインパクトが絶大！

ソルビンでは常時10種類前後のかき氷メニューと、7種類前後のローストやアイスクリームなどのサイドメニューが用意されています。かき氷はひと月に1回ペースで新商品が登場し、どんどん入れ替わっていくそうです。

それではさっそく「まるまるメロンあずきソルビン」をいただきます。

中身がどのようになっているのか緊張しながらカットしてみると…白いかき氷が出てきました！

そう、このメニューに使われているのは、ミルクかき氷なんです。この白さ、まるで雪みたいですね。実際に口に運んでみると、一瞬で溶けていきます。ミルクを使用しているとはいえ、氷自体にはあまり甘さはないので、見た目よりもさっぱりした印象です。

さらに食べ進めていくと、バニラアイスやあんこ、シリアルが入っているのがわかります。この感じ、まるで和風のパフェを食べているみたいです。よりいっそう和風だと思わされたのが、まさかの大福の存在。

「冷えて硬くなっているのでは？」と心配していましたが、まったくそんなことはなく、普段食べる大福そのものです。かき氷に大福を使うのはソルビンの得意とするところで、期間限定メニューの「抹茶ソルビン」（1100円）にも大福を使っているそうです。そういえば、先日筆者が食べた赤福餅を使ったかき氷「赤福氷」にも近いものを感じますね。

食べ進めていくうちに、ちょっとあんこが甘いかなと思ってきたら、外側のメロンをカットしていただきましょう。かき氷の味を邪魔することなく、口のなかをさっぱりさせてくれるのがいい感じです！

 

■ヨーグルトアイスとチーズケーキでスイーツ感満載

溶けないうちに、もうひとつの期間限定メニュー「まるまるメロンヨーグルトソルビン」もいただきます。そう、このかき氷、メロンが冷たいので食べるのに多少時間がかかっても溶けにくいのもいいところなんです。

こちらはカットしてみると、「具がないのでは？」と思うくらい真っ白。とりあえず氷部分を食べてみると…。

あ、氷だけじゃありません。これはヨーグルトアイスも混ざっています！　このヨーグルトアイスが思いのほかちょうどいい酸味と甘さを兼ね備えていて、普段はチョコレートやバニラなど濃厚なアイスが好きな筆者も、食べ始めてすぐに「私、これ好きです！」と宣言してしまったほど。ほどよく生クリームも混ざり合って、絶妙なバランスになっています。

さらに食べ進めると、かき氷のなかにキューブ上の物体が現れました。何だろうと思いながら食べると…チーズケーキ！

スポンジ状というよりはベイクドな状態の、しっとり、かつチーズの味が濃厚なチーズケーキで、これをヨーグルトアイス、かき氷、生クリームと一緒に食べると、かき氷を食べているはずなのに、口のなかが完全に“デザート”を食べている感じになってきました。でも、メロンを食べれば一気に甘さはリセットされます。メロン、かき氷、メロン、かき氷…これは完全にループ状態に陥ること必至！　最初は「食べ切れるかな？」と心配していたものの、1人1個、余裕で食べてしまいました。

「まるまるメロンあずきソルビン」と「まるまるメロンヨーグルトソルビン」は、いずれも6月20日から7月下旬までの期間限定メニュー。しかも数量限定なので、気になった人はできるだけ早めにソルビンに行くことをおすすめします！

>> コリアンデザートカフェ「SULBING（ソルビン）」

 

（取材・文／今西絢美）

いまにしあやみ／エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。