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名刺アプリ「Eight」が企業のコンテンツ発信に対応!転職市場にも参入

&GP / 2017年6月23日 7時0分

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名刺アプリ「Eight」が企業のコンテンツ発信に対応!転職市場にも参入

名刺アプリ「Eight」は、名刺をスマホのカメラで撮影するだけで名刺情報を正確にデータベース化してくれる便利な個人向けサービスです。2012年にリリースされたこのサービス、現在では150万人以上が利用しており、ビジネスパーソンにとっては欠かせないものになりつつあります。

そんなEightが、企業のコンテンツをフィード上で受信できる「企業ページ」のリリースを発表しました。さらに、企業担当者が直接スカウトメッセージを送れる「Eight talent Solution」も提供を開始します。

これらの機能に対応したことで、Eightがどのように便利になるのかを紹介しましょう。

■総名刺交換枚数の約10%がEightに取り込まれている

Eightのユーザーは150万人だとお伝えしましたが、年間に取り込まれる名刺の枚数は1億枚にも上ります。

これは日本で名刺交換されている総枚数の約10%にあたるもので、それだけEightが浸透し始めていることがうかがわれる数字です。

▲Sansan株式会社取締役Eight事業部長 塩見賢治氏

Sansan株式会社取締役Eight事業部長の塩見賢治氏は、「Eightはビジネス利用のコンセンサスが取れている場」であることが同サービスの強みだと話し、ほかのSNSとの違いを強調していました。

 

■ビジネス専用のSNSだからこそできる「企業ページ」の導入

今回リリースされた「企業ページ」は、企業が無料で広報やマーケティングなどの情報を、企業ページをフォローしたユーザー向けに掲載できる機能です。

すでに日産自動車、岡村製作所、サイバーエージェント、サイボウズ、ランサーズなどの約10社が機能リリースのタイミングに利用を開始します。

企業名をタップしたり検索したりすると、企業ページが表示されるようになっています。ユーザーは企業をフォローすることで、自分のフィード上に企業の発信する情報が流れるようになり、興味のある企業の最新情報を知れるのです。

自分の業務に関連する企業しておけば、定期的にビジネスに必要な情報がEight上で得られます。これまでは個人同士のSNSだったEightですが、この機能の導入でユーザー自身の活動の幅が広がることを期待されているようです。

■「Eight Talent Solution」で転職でのマッチングを促進

Eightには、転職履歴のデータが1日あたり500件ずつ蓄積されています。Eight上のプロフィール情報から、どんな職種の人がどういったタイミングで、どういう会社に移ったかなどのデータをAIで解析すれば、どのような業界でどういった能力が求められているかが分かり、さらに業界動向の分析も行えます。

そこで新たに導入するのが、リクルーティング機能の「Eight Talent Solution」です。

▲Sansan株式会社Eight事業部チーフプロデューサー 千住洋氏

Sansan株式会社Eight事業部チーフプロデューサーの千住洋氏によると、「採用活動を行う企業の募集要項に対しては、人材をレコメンドできる」そうで、企業にとってはAIによるレコメンドで人材採用にかける時間や労力を削減できます。

また、ほかのリクルーティングサービスとは異なり、転職潜在層にもリーチできるという一面もあります。ユーザーにとっては、自分を必要とする企業に出会えることはもちろん、企業の担当者から直接スカウトメッセージが届くようになるのがメリットといえるでしょう。

これらの新規機能は6月下旬にサービスを開始予定。SNSをビジネスに役立てたいと思っている企業の採用担当者はもちろん、これまで転職に腰が重かった人もそろそろEightを使ってみませんか?

>> Eight

 

(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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