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発酵食品でメタボ対策!「発酵フードメーカー」でヨーグルトやチーズを作ってみた

&GP / 2017年7月16日 10時0分

発酵食品でメタボ対策!「発酵フードメーカー」でヨーグルトやチーズを作ってみた

発酵食品でメタボ対策!「発酵フードメーカー」でヨーグルトやチーズを作ってみた

“健康的な食事”としても人気が高い発酵食品。生きた菌がたくさん含まれており、食事を通してさまざまな菌がカラダに作用してくれるのが魅力です。

たとえば、ヨーグルトやチーズには「乳酸菌」が含まれています。乳酸菌は、便秘や肌荒れを引き起こす悪玉菌を抑制し、腸内環境を整えて免疫力を高めてくれます。美容を意識する女性はもちろん、最近お腹回りの脂肪が気になる男性にとっても、腸内環境を整えるのに発酵食品は効果的なんです。

そんな発酵食品を自宅で手軽に作れるのが、イデアインターナショナルの「発酵フードメーカー」です。自分で発酵食品を作るのは筆者も初めての経験。今回は、ヨーグルト、カッテージチーズ、サワークリームを作ってみました!
 

■デザイン性の高さは他製品にない強み

ここ数年、発酵食品が作れる“ヨーグルトメーカー”はじわじわと人気の高まっている調理家電です。しかし、この発酵フードメーカーが他と一線を画すのは、そのデザイン。

これまでのヨーグルトメーカーは“いかにも”な見た目で、お世辞にもおしゃれだとは言えませんでした。それに対し、発酵フードメーカーは少しレトロな雰囲気があり、ベージュとレッドの2色展開というのがポイントです。

サイズは幅130×高さ281×奥行き138mm、重さは650g。本体は500ml~1Lの牛乳パックがすっぽり収まるくらいの大きさなので、使わないときの収納場所にもさほど困りません。

発酵フードメーカーでは、任意の時間設定した温度をキープできるのが特徴です。温度は25~65℃まで1℃単位、時間は1~48時間まで1時間単位でタイマーを設定できます。電源を入れて温度と時間を設定し、スイッチをオンにすれば、あとは完成するのを待つだけです。

 

■自家製ヨーグルトは6時間発酵させればOK

最初に作ってみたのはヨーグルト。用意するのは下記の材料です。

  • 種菌になるヨーグルト 50g
  • 牛乳 500ml

牛乳パックのままでもヨーグルトは作れますが、今回は付属の専用容器を使用しました。

雑菌が入らないようにするためにも、付属する専用容器、計量カップ、スプーンは良く洗ってから熱湯に浸すか、熱湯をまんべんなくかけて消毒してから使いましょう。

作り方はいたってシンプル。容器に常温に戻した牛乳とヨーグルトを入れて、よく混ぜるだけ。あとは本体にセットして、42℃で6時間加温します。

こちらが6時間後のヨーグルトの様子です。市販のヨーグルトよりも少し水っぽいので、このままひと晩冷蔵庫で冷やしておきます。

ひと晩冷やすと、ドロッとした液状だったのが、だいぶ固まった雰囲気がありますね。お皿に盛り付けて、ブルーベリージャムをトッピングしていただきます!

市販のヨーグルトに比べて、少し酸味は強めですが、これは完全にヨーグルト。種菌として使ったヨーグルトはたったの50gなのに、その10倍の量があっという間に作れるんです。

これだけあれば、そのまま食べるのはもちろん、料理にもどんどん使えそうです。家族で毎朝ヨーグルトを食べるなら、このほうが断然コスパはいいですね。
 

■カッテージチーズでサンドイッチを楽しもう

次に作ったのはカッテージチーズ。熟成させないフレッシュなタイプのチーズで、サラダなどに使われるのが一般的です。この発酵フードメーカーなら、そんなカッテージチーズもあっという間に作れます。

用意するのは、牛乳とレモン汁だけ。

  • 牛乳 200ml
  • レモン汁 15ml

専用容器に常温の牛乳とレモン汁を入れてよく混ぜます。あとは、発酵フードメーカーにセットし、65℃で1時間加温しましょう。

1時間加温すると、少し液体が分離してきました。カッテージチーズを作るには、さらにこのあとの「水切り」と「冷やし」の作業が必要です。

簡単に水切りするには、ザルにキッチンペーパーを敷き、ザルの下にはひと周り小さいボウルをセットします。あとは、ここに先ほど加温した液体を流し込みましょう。30分もすれば、クリーム状のものがキッチンペーパー上に残るので、一度新しいキッチンペーパーに取り換えて、冷蔵庫でひと晩寝かせます。

ひと晩経ったカッテージチーズがこちらです。たしかに普段目にするカッテージチーズと同じですね。

今回は、ツナ、にんじんのラペと一緒にパンに挟んでいただきます! カッテージチーズならではの程よい酸味が感じられ、ほかの具材との相性もバッチリです。

カッテージチーズを買う機会は少ないかと思いますが、こうやって自分で作れるのなら、おもてなし料理としてだけでなく、日常的に食べたくなりますね。
 

■サワークリームはフライドポテトとの相性が抜群!

筆者が発酵フードメーカーに付属するレシピブックのなかで一番気になっていたのが、サワークリームです。家ではほとんど使ったことがないのですが、フライドポテト×サワークリーム×スイートチリソースの組み合わせを外食で知って以来、あれを家でも食べたくて仕方なかったんです! メタボ対策と言いつつ、ハイカロリーなメニューですが、たまにはいいですよね。

サワークリーム作りに必要なのは、生クリームとヨーグルト。

  • 生クリーム 200ml
  • 種菌になるヨーグルト 75g

常温に戻した生クリームとヨーグルトを専用容器でよく混ぜ、43℃で6時間加温します。あとは、これを冷蔵庫でひと晩冷やせば完成です。

揚げたてのフライドポテトのうえにサワークリームを載せ、上からスイートチリソースをかけると……完全に飲食店で見かけるビジュアルに! アツアツのフライドポテトに、甘辛いソースと程よい酸味とコクのあるサワークリームをたっぷり絡めれば、食べ始めた手が止まりません。これからの季節、ビールやハイボールなど炭酸のきいたアルコールと食べるのがおすすめです。

スーパーで買うと割高な印象のあるサワークリームも、自分で作れば贅沢にディップしながら楽しめるのがうれしいですね。

今回作ったラインナップ以外にも、醤油麹、塩麹、西京味噌、甘酒、ワインビネガーなどの作り方も付属のレシピブックに掲載されています。自分でイチから手作りすれば、料理を作る楽しみも広がりそうです。

こちらの発酵フードメーカーのお値段は5400円。もちろん、すでに自宅でヨーグルトを作っている人のなかには、「わざわざ買う必要あるの?」と思う人もいるでしょう。しかし、こういった調理家電の最大の利点は“ほったらかしOK”なこと。火を一切使いませんし、材料を混ぜて加温し、あとはひと晩冷やすだけでいいんです。

食生活を見直したいものの、何をすればいいかわからない。そんなときは、発酵食品を使っておいしく健康体を目指してみませんか?

>> イデアインターナショナル「発酵フードメーカー」

 

(料理・写真・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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