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外はカリッ、中はモチッ!たったの2分で絶品トーストが焼けるトースターを使ってみた

&GP / 2017年12月11日 6時30分

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外はカリッ、中はモチッ!たったの2分で絶品トーストが焼けるトースターを使ってみた

朝トースト派にとって、トースターは重要。最近の製品では蒸気を利用する「バルミューダ ザ・トースター」を思い出す人が多いのではないでしょうか。美味しいトーストが焼けて、そのうえ本体もスタイリッシュ。そしてトースターとしては高価なことなど、大きな話題になりました。でも美味しいトーストが焼けるトースターは他にもあるんです。その名も「アラジン グラファイト トースター」。“遠赤グラファイト”という特許技術を搭載し、高温で一気に焼き上げる仕組みで、たったの2分で外はカリッ、中はモチモチのトーストができちゃうんです! 時短にもなるし、忙しい朝の相棒として重宝しそうです!

■そもそも“グラファイト”って?

「アラジン グラファイト トースター」は、世界的ロングセラーの石油ストーブ「ブルーフレーム」で知られるイギリスの老舗暖房機メーカー、アラジンが発売するトースターです。家電OEMメーカー、株式会社千石の特許技術“遠赤グラファイト”を世界で初めてトースターに搭載しています。

▲庫内上部のオレンジ色に光っている部分が“遠赤グラファイト”

“遠赤グラファイト”は、人工衛星にも使用されている熱伝導率が高く遠赤外線量が多い素材。スイッチを入れるとわずか0.2秒でヒーターが発熱し、庫内温度を短時間で一般製品より30℃も高く保ちます。同じワット数の通常のトースターでは庫内温度が250℃程度なのを、このトースターでは280℃に保てるようになっています。これが、外カリッ中モチモチの秘訣。

ちなみに「バルミューダ ザ・トースター」は焼く前に小さじ一杯分の水を入れて蒸気にし、パンを薄い水分の膜で覆うことで表面だけを焼き、中に水分を閉じ込めます。そして「アラジン グラファイト トースター」は、加熱によってパンの水分がなくなる前に高温で一気に焼き上げます。そうすることで、外はカリッ、中はフワッを実現。同じトースターでも一方は「蒸気」、もう一方は「スピード」と、焼き方が異なります。

 

■カフェでも御用達!

「アラジン」のトースターに興味をもったのは、とあるカフェで食べたホットドッグがきっかけでした。焼き加減といい、ソーセージの歯ごたえといい、あまりにも美味しくてその後も通うように。そして、そのお店で使われていたトースターが「アラジン グラファイト グリル&トースター」だったんです。ちなみにそのカフェとは、2016年に東京・浅草にオープンしたカフェ「SPLENDOR COFFEE(スプレンダー コーヒー)」です。

▲「SPLENDOR COFFEE」(東京都台東区寿4−13−10)

ニューヨーク・ブルックリンをイメージしたこちらのお店。洗練されているけど、どこか懐かしさが漂う雰囲気が印象的。丁寧にドリップされるコーヒーはもちろん美味しいのですが、トーストやホットドッグがまた格別。パンはお店の近所にある昭和17年創業の老舗ベーカリー「ペリカン」のパンを使用し、そして「アラジン グラファイト グリル&トースター」で焼き上げて提供されます。

▲日々使われていることが分かる2台の「グリル&トースター」

パリッとした食感を出しつつもジューシーに焼かれたソーセージと、表面がカリッ、中はフワッとしたドッグパンの相性が抜群のホットドッグなんです。ホットドッグといえば、パンの表面をこんがり焼こうとしてパンの中まで固くなりがち。それはそれで嫌いじゃないけれど、こちらのホットドッグは外カリッ中フワッのバランスが絶妙。なんと言っても頬張ったときの食感がイイ。でもこれ、パンそのものの美味しさだけが生みだした食感ではなさそう。

▲「スプレンダー オリジナル ホットドッグ」(750円)はコーヒーとセットで1100円

店長の清水英貴さんいわく「美味しさのポイントは“火力”です。パンはちょっと焼きすぎかな? と思うくらいにしっかり焼いて提供するのが“ブルックリンスタイル”。パンがパサパサにならず、かつ食べごたえのある焼き加減を追求した結果、いちばん火力が強いのがアラジンのトースターだったんです」とのこと。たしかに、バルミューダは230℃、アラジンは280℃で焼きます。この280℃というところもポイントなのかも。ソーセージはドッグパンに挟む前にトースターで焼き、ジューシーかつパリッとした噛みごたえに。パンとソーセージそれぞれを別々にトースターで焼くことで、あの食感を出しています。そしてふと「自宅でもこれを食べたい」と思ってしまったのです。

▲ホットドッグを作る際は、まずグリルパンを使いソーセージを焼き、次にソーセージをパンに挟んでトーストする

▲「デビルズトースト」(400円)も美味

■本当に2分でトーストができるのか

そんなわけで、我が家にも「アラジン グラファイト トースター」を導入。本体カラーは白い“アラジン ホワイト”もありますが、SPLENDOR COFFEEで見た、ちょっとくすんだレトロカラーに惚れ込み“アラジン グリーン”に。グリーンだとキッチンでは浮いちゃうかも…、とも思いましたが、いざ置いてみると色味が落ち着いているからか、想像以上に馴染んでます。そして、お店で食べた「ペリカン」のパンも忘れられず、予約して同じ食パンを購入し、これで準備は万端。

▲デザイン買いする人がいるのも分かるレトロな雰囲気

まずは朝食の定番“バタートースト”を焼いてみます。食パンを焼き網に乗せて、つまみを回して温度とタイマーをセット。バタートーストの場合、温度は最高温度の280℃にセット。1枚なのでタイマーは1.5~2分でOK。あとは待つだけ! とても簡単。

▲パンの枚数や冷凍・常温かによって焼き時間が変わる

2分に設定したのですが、1分経過してもまだ焦げ目がつきません。庫内の色はオレンジなんですが、これ本当に加熱してる? なにか設定を間違えたのだろうかと少々不安になります。そしてトースターの窓を覗き続けること約1分30秒…。一気に焦げ目がつきはじめ、そのままチーン! ちゃんと焼けてました。そして本当にあっという間にトーストが完成してくれました。

▲一気にサーッと焦げ目がついていく

焼きあがったトーストがこちら。表も裏も、しっかり焼き色がついています。こんがりきつね色で、見るからに美味しそう。

これにバターをのせたら、バタートーストの完成です。こんがり焼いたパンの表面にバターがしみ込んでいく様子がたまらなく好きなのですが、一気に焼いているからなのか、バターがなかなか溶けない…。そこだけはちょっと残念かも。

▲両面ともしっかりキツネ色に焼けている

気を取り直してひと口かじると、カリッ、サクサクッといい音が。全体的にほどよく焼けているので熱すぎることもなく、手でちぎると、中はフワフワのモチモチ。トーストでよくある、中まで火が通りすぎてカリカリ、パサパサということはありません。ここまで中がフワフワしたトーストは初めてかも。これなら毎朝トーストを食べたくなりそう。

▲たった2分で外カリッ中モチッ

しかし毎朝となると、お手入れ方法が気になるところ。実は庫内の焼き網は取り外せない仕様。お手入れはちょっと面倒そうです。チーズトーストを焼くときや、具をたくさんのせるときは、ボロッとこぼさないように注意したほうがいいかもしれません。

▲本体の下にはパンくずトレイがついている

今回はトーストでしたが、グラタンやピザ、お餅なども美味しく焼けるので、これ一台あればかなり重宝しそう。短い時間でこれだけ美味しいトースターが焼けて、アラジンの名前のごとく、まさに“魔法のトースター”です。2分で焼けるので時短にもなるし、朝トースト派の人にオススメ。価格はオープン価格ですが11,500円程度で購入できます。「アラジン グラファイト トースター」、朝トースト派は検討の価値ありですよ!

>> 「アラジン グラファイト トースター」

 

(取材・文/南場みなみ)

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