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揚げたて食べたい!の救世主“ノンフライヤー”で絶品「焼き春巻き」を作ってみた

&GP / 2018年2月3日 10時0分

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揚げたて食べたい!の救世主“ノンフライヤー”で絶品「焼き春巻き」を作ってみた

アツアツの揚げ物は魔法の料理です。とはいえ、その“魔法”をかけるには、たっぷりの油を用意して、油ハネと戦うという作業が必要です。しかも、カロリーが高いというのも悩ましいところ。

揚げ物の手間とカロリーの罪悪感を少しでも軽減したい人におすすめなのが、フィリップスの「ノンフライヤー」。2013年に日本での発売を開始して以来、人気の調理家電となっています。その最大の魅力は油を使わずに揚げ物ができること。おいしさとヘルシーさを両立できるので、気になっている人も多いでしょう。

そんなノンフライヤーが1月19日に発売した最新モデル「HD9216/66」は、より簡単な操作を実現し、調理容量が増えたとのこと。さっそくこの新モデルを使って、遅い時間からでも罪悪感なく手早く作れる「長ネギの焼き春巻き」を作ってみました。
 

■メインの食材は春巻きの皮と長ネギ

今回ご紹介する長ネギの焼き春巻きは、編集者でもあるグルメブロガーのツレヅレハナコさんのレシピ本『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)を参考にしました。この本は手軽に作れるひとり分のおつまみレシピが満載なので、家で晩酌するのが好きな人にはぜひ読んでいただきたい1冊です。

用意するのは春巻きの皮、長ネギ、味噌、クリームチーズのみ。それぞれの分量にはとくに決まりはありません。「ぜーんぶ適当」で完成します。ちなみに春巻の皮が余ってしまったら、乾燥しないようにきっちり封をして冷凍すればOK。次に使うときは自然解凍して使いましょう。

まずは春巻きの皮の手前3分の1くらいに味噌を薄く塗り、斜め切りにした長ネギ、クリームチーズを載せます。

あとは、手前、両端の皮を折り曲げてくるくると巻くだけ。巻き終えた皮は、水で溶いた片栗粉や小麦粉を塗って止めましょう。面倒であれば水だけでも構いません。

今回は基本のレシピとは別に、味噌をアンチョビに変えたものも作ってみました。アンチョビは塩気が強いので、量はかなり控えめで良さそうです。

 

■ダブルレイヤーで2段調理が可能

春巻きをノンフライヤーにセットしていきます。バスケットパンを引き出してクッキングネットの上に春巻きを並べましょう。今回は焦げ色が付いたほうがおいしそうに見えるので、春巻きの表面に刷毛でサラダ油を軽く塗っておきました。

新モデルにはクッキングネットの上にさらにもう一段追加できるダブルレイヤーアクセサリーが付属しているので、もう上段にも春巻きを置いていきます。このダブルレイヤーがあれば、一度にたくさん作れるので便利です。

あとは、バスケットパンを本体に戻し、200℃で8~10分加熱します。温度や時間の設定はダイヤルを回すだけなので、操作性がシンプルでわかりやすいのがいいところ。上位モデルの「ノンフライヤープラス」はタッチパネルで時間設定や温度調節をより詳細にできるのですが、ダイヤル式でもとくに不満は感じませんでした。

調理中はファンの音がブォォォと鳴り、決して静かとはいえないものの、これは最高200度の熱風を高速で対流循環させる「高速空気循環技術」で、食材全体を一気に加熱している音なんです。また、バスケットパンの底には熱風の対流を加速させる「スターフィッシュ(ヒトデ)」デザインを採用。食材の油で表面を均一に加熱して、素材の旨みを閉じ込めるそうです。

調理中の油の臭いは多少するものの、通常のフライヤーに比べればかなり少なくなっています。この点も、ノンフライヤーならではの強みといえるでしょう。
 

■焼き色は薄いが皮はパリパリ

設定時間を終えると、ブザー音がなって加熱が終了します。上段の春巻きはいい具合に焼き目が付きましたが、下段は隠れていたこともあり、少し白っぽくなりました。


とはいえ、実際に食べてみると、皮はパリパリで、なかの具も温まっていい塩梅です。

トロリとしたクリームチーズと青ネギの組み合わせは絶妙で、思わずビールが欲しくなります!

アンチョビを加えたほうもちょうどいい塩気があり、こちらは白ワインに合わせたくなる味。どちらも青ネギが主役の地味な春巻きなのに、食べ始めると手が止まりません。

 

■唯一の問題はそのサイズ感

今回、ノンフライヤーを使ってみて、揚げ物をするハードルはかなり低くなったと感じました。調理中の油ハネを気にしなくていいのはもちろん、揚げ物をしたあとに台所が油臭くならないのもうれしいですし、食洗機に対応するなど後片付けも本当に楽ちんです。

ひとつだけ気になったのは、本体のサイズが少し大きいこと。長さ287×幅315×高さ384mm、重さは5.8kg。鍋で揚げ物をすることを考えれば、置き場所をとってしまうので、狭いキッチンでは収納や使うときの場所を工夫しなければなりません。そこさえクリアできるなら、揚げ物を普段よくする家庭にとって救世主となる存在です。

ノンフライヤー HD9216/66の実売価格は3万円前後で、決して手が出ない値段ではありません。揚げ物を少しでもヘルシーに仕上げたいなら、ぜひ一度試してみてください!

>> フィリップス「ノンフライヤー」

 

(料理・文・写真/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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