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靴紐って結ぶのが面倒!を解決する便利アイテム6選

&GP / 2018年3月19日 18時0分

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靴紐って結ぶのが面倒!を解決する便利アイテム6選

靴紐、ちゃんと結んでますか?

朝、急いで家から出るとき、傘を差して荷物を持っているとき、混んだ電車の中で隣の人に靴紐を踏まれたとき、緩んだ靴紐を結び直さないといけないとき、誰もが「面倒くさいな…」と思ったことがあるのではないでしょうか。また、靴紐を結ぶといつもリボンが縦結びになってしまうので苦手、という人もいるのでは?

そんな“靴紐結ぶの面倒問題”を解決してくれるアイテムを6種類ご紹介します。

■結ばない靴紐タイプ3選

▼(1)シューロック付きの靴紐「EasyJoy NO-TIE SHOELACES ほどけない靴ひも」

最初に試してみたのは、シューロック付きの靴紐「EasyJoy NO-TIE SHOELACES ほどけない靴ひも」。専用の靴紐とシューロックとエンドピースがセットになっています。

▲「EasyJoy NO-TIE SHOELACES ほどけない靴ひも5足分セット」1250円(税込)

使い方はとっても簡単。靴紐を穴に通し、シューロックとエンドピースを取り付けるだけで出来上がりです。

▲いつも通りに靴紐を穴に通す

シューロックは真ん中のボタンを押すと、中心部に靴紐が通る穴が開くタイプ。ボタンの中はY字に分岐しているので、穴が1個のほうからボタンを押しながら靴紐を通し、反対側に開いている2つの穴へ片方ずつ分けて引っ張り出します。

靴紐はそのままだと少し長いので、シューロックから出した靴紐をまとめてエンドピース(留め具)に通して止め結びにし、お好みの長さにカットします。

▲シューロックとエンドピースを付けて、余った靴紐はハサミでカット

きっちりシューロックを引き絞っても靴紐にある程度の伸縮性があるので、脱ぎ履きはもちろん、足の動きにも制限がかからず楽に履き続けられます。カラーバリエーションが豊富なので、便利なだけでなく色使いを楽しめるのもポイント。今回購入したタイプは、ブラック、ブラウン、パープル、ピンク、すかいブルーの5色セット。その日の気分で選んだり、ジョギングやフットサルなど一緒にスポーツを楽しむメンバーでシェアしたりというのも良さそうですね。

▼(2)リボン結びのまま靴紐がゆるむ「くつひも ストッパー」

次に試してみた「くつひも ストッパー」は、靴紐の結び目に当たる部分に取り付ける金具。色はブラック、グレー、ワイン、ブラウン(写真)の4色で、2足分のストッパーが入っています。外側のプラスチック部分を反らせながら靴紐をスライドさせることで、紐をゆるめたり、結んだりできる仕組みです。

▲「くつひも ストッパー」(エバニュー)864円(税込) ※写真は1足分

靴紐自体は普通のものを使用します。手持ちのシューズの靴紐の結び目をほどき、「くつひも ストッパー」の両端を反らせながら、金具の左右穴からそれぞれの靴紐を下から上に通します。そのまま、金具中央の穴へ上から差し込んでリボンを作ればOK。

▲左右の靴紐をまとめ、上から金具中央の穴へ靴紐を通します

▲「くつひも ストッパー」が、リボン結びの結び目になりました

靴を履くときは、リボン結びで最後に結び目を固く引き絞るのと同じように輪の部分を指でつまんで引っ張ると靴紐をきつく締めることができます。脱ぐときはもっと簡単で、足の甲で結び目あたりを押し上げるように圧をかければゆるみます。

▲足の甲でグッと結び目に圧をかけると紐がゆるむ

実際に試してみると、装着は簡単で時間もかからず、靴紐をきつめに結ぶことができるので履き心地も快適。ただ、足の甲で圧をかけるとゆるむので、「球技などで急に走り出すとき、靴紐がゆるみそう」で気になる人もいるかもしれません。

▼(3)強力マグネットでガッチリくっつける「ズービッツ」

続いて試着するのは、アイレット(靴紐の穴)に強力なマグネットを取り付ける「ズービッツ」。カラーは全12色で、マグネットは磁力の違うS、M、Lの3サイズが用意されています。オフィシャルサイトによるとSサイズ(磁力5kg)はウォーキングなどの普段使いに、Mサイズ(磁力6kg)はランニング・ ジムでのレッスンに、Lサイズ(磁力7kg)は体重86kg以上の人、身長の高い人、思いっきりスポーツを楽しみたい人に適しているそう。

▲「Zubits(ズービッツ)グレー、Mサイズ」(ズービッツ・ジャパン)3,800円(税込)

アイレットを左右それぞれ3個分使うので、先に取り付けたい靴の靴紐をアイレット3個分外しておきます。

▲1列に並んだアイレット3個分の靴紐を外しておく

ズービッツを取り付けます。靴紐を通す向きを間違えると見た目がきれいに仕上がらないので、やり直しを防ぐためにも説明書を読みながら進めたほうが良いです(経験者は語る)。

▲ズービッツとアイレットにそれぞれ靴紐を通す

▲片方のズービッツを通したところ

ズービッツを取り付けたら、靴紐の端を止め結びにして余った部分をカットするか、同梱されているアンカーを使ってスマートに処理します。

▲同梱の靴紐アンカー(2足分)

ズービッツを締めた状態で靴紐の長さをアンカーで調節したら余分な靴紐の端をカットします。

▲アンカーを取り付けたところ

靴を履くときはズービッツを左右に離してから足を入れ、マグネット部分を近づければ「ガシャッ!」とくっつきます。思ったよりも激しい音を立ててくっつくので、簡単には外れなさそうで安心感があります。実際、歩いたり走ったりしてみても外れることはありませんでした。ただ、ズービッツのサイトにも説明がありますが、足の甲から圧がかかるような激しいスポーツには少々心もとないので、Lサイズを選んでおいたほうが賢明です。

靴を脱ぐときは、かかとを浮かせてズービッツの下からグッと力を加えると外れます。

▲かかとを浮かせて……

▲グッと力を入れれば「パーンッ!」と音を立てて外れます

ズービッツのマグネットの開閉が意外と激しく、「ガシャッ!」「パーンッ!」が面白くなってくると無心に繰り返してしまう恐れがあります。ご注意ください。

■靴紐そのものが伸びるタイプ3選

▼(4)紐代わりのゴム製パーツ「ヒッキーズ」

次は、アイレットがあれば、ほぼすべての靴に対応できるという「ヒッキーズ」を試してみます。1パックに長さ10cmほどのゴム製の紐状のパーツが14本入っています。

デザインは4タイプありますが、サイズ展開はなく、1種類のみ。独自で開発したというゴム素材は柔らかく、約2倍の長さまで伸びるため、子どもから大人まで同じサイズで問題なく使えます。

▲「HICKIES インフレアード」(カスタムプロデュース)2160円(税込)。伸縮性にすぐれているので、アイレットの使い方に自由が利くのが面白いです。同梱の説明書やサイトには、さまざまな取り付け方が紹介されているので、その一部を実際に試してみたのがこちら。

▲取り付け方いろいろ

向かって左上の2本が「REGULAR」、左下の2本が「TIGHT」、右側の4本が「LOOSE」。ネーミングは締め付け具合を表しているようです。このほか、「EXTRA LOOSE」「LOOPS」「MIXED」といった使い方も。どの穴にどう通すかでフィット感の調整だけでなく見た目のアレンジもできるわけです。ヒッキーズ自体のデザインにも「エレメンツ」「マルチ」「ソリッド」「2.0」の4タイプがあるので、靴や服装に合わせて選ぶと良さそうです。

▲向かって右側の細長い突起を左側の穴へ差し込み、ボタン状のパーツに輪をかける

▲つま先側が「TIGHT」、足首側が「LOOSE」

靴紐を結ばなくていいし結び目が緩んでくることもないので、靴紐の存在を感じることがまったくない履き心地! そもそも靴紐じゃないので当然といえば当然かもしれませんが…。

ただし、ヒッキーズのサイトには、「シューズの穴の素材や形状によっては摩擦などで切れることもございます。また、直射日光や高温となる場所に長時間置いておくと、変形、変色し耐久性が低くなることもございます。」との記載があり、その点はデメリットになり得るかもしれません。

▼(5)コブで紐のゆるみをストップする「キャタピービジネス」

「紐靴」は、スニーカーだけではありません。そう、仕事用の革靴もありますよね。
ここからはビジネスシューズに使える結ばない靴紐を紹介します。

まずは、ポコポコしたコブが特徴的な「キャタピラン」という靴紐シリーズの中のビジネスシューズ用タイプ、「キャタピービジネス」。

▲「キャタピービジネス(ライトブラウン)」(ツインズ)税込み945円

靴紐に施されたコブがストッパーとなり、紐がゆるんでこないという仕組み。
通勤用の靴から靴紐を抜き取って、「キャタピービジネス」をつま先側から普段通りに通していきます。コブはそのままだとアイレットを通らないので、左右に少し引っ張りながら通すのがポイント。

▲左右に少し引っ張りながらアイレットに通す

通し終わった「キャタピービジネス」の両端は余分なところを中へ入れておくか、コブとコブの間でカットすれば取り付け完了です。

▲通し終わったら内側にポコポコを1つ残してカットすればOK

「キャタピービジネス」は脱ぎ履きも楽なだけでなく、履き心地も快適とのこと。何と言っても、通勤中に靴紐がほどける心配がない点が高評価でした。ただ、いつもの通勤靴に見慣れた結び目がなくて違和感のような一抹の寂しさを覚えます。

▼(6)ビジネスシューズに対応する伸びる靴紐「モヒート」

最後に紹介するのは、伸びる靴紐「モヒート」です。

ここまでは、仕組みもデザインも割とトリッキーなアイテムを紹介してきましたが、これは「靴紐に伸縮性があるので紐を結んだりほどいたりせずに靴を脱ぎ履きできる」という、至ってシンプルなもの。

ビジネスユースということを考えると「走っても靴紐がゆるまない」などの仕掛けはオーバースペック過ぎるかもしれませんし、ビジネスシューズの靴紐に結び目がないと落ち着かない、周囲の目が気になる、という人もいるかもしれません。そんなニーズには必要十分に応えてくれます。

伸びる靴紐はカラーバリエーションも豊富で100円ショップでも手に入るようになりましたが、ほとんどがスニーカーなどカジュアルな靴に使う平たい形状で革靴のアイレットに入るタイプは少ないのではないでしょうか。

こちらの「モヒート」ビジネス用は、65cmタイプでカラーはブラックとブラウンの2色展開。

▲「モヒート 丸ひもビジネス用(65cm、ブラック)」(大丸商事)432円(税込)

普段の靴紐と同じように結ぶだけ。ゴム素材なのでギュッときつめに結んでおくとほどけにくくなります。

▲使い方は普段と同じ

▲見た目も普段と同じ

奇抜さや目新しさが必要とされないビジネスユースでは、「モヒート」の“普通っぽさ”が最もしっくり合うのかもしれません。

「靴紐がすぐにほどける」「結び直しが面倒」といった理由でシューズクローゼットにしまい込んだままの靴がある人は、これから外出の機会も増えるこの時期に「結ばない靴紐」で靴のリメイクをしてみては?

 

(取材・文/髙橋尚美)

たかはしなおみ/ライター
大手通信キャリア系列の出版社とニュースサイトで勤務後、夫のUターン転職で岐阜へ。2014年からフリーライター。主に食育、家事、育児、マネー、不動産の記事を執筆。3児の母で精神年齢は幼児並みの四十路。

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