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家事の時間を短縮する便利なおまかせ家電14選【新生活モノ大全】

&GP / 2018年3月26日 18時0分

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家事の時間を短縮する便利なおまかせ家電14選【新生活モノ大全】

何かと時間のかかる家事を劇的に楽にしてくれるのが、手を掛けずに使えるおまかせ家電。高性能な最新モデルを駆使すれば、面倒な作業が減り、確実に自由な時間を増やせるだろう。今回は家電+ライフスタイルプロデューサーである神原サリーさんが選んだ、調理、掃除、選択衣類ケアに役立つ時短家電を紹介する。

<調理家電>

■ネット経由で簡単調理メニューを追加

シャープ
「ヘルシオホットクックKN-HW24C」(実勢価格:6万8000円前後)

食材の水分を活用して調理する “無水調理” に対応した自動調理鍋。本体に内蔵する130の自動調理メニューに加え、独自のクラウドサービスで新メニューを追加することも可能。15時間先まで設定できる予約調理メニューも用意する。

▲見やすい表示部分から選択していくだけで簡単に操作できる。音声によるメニュー提案機能なども搭載

▲加熱状態に合わせて自動でかき混ぜる“まぜ技ユニット”で加熱や味のなじみ具合を調節する

 

■ご飯1合や料理を素早く時短調理

タイガー魔法瓶
「IH炊飯ジャーJPE-B100」(実勢価格:2万2000円前後)

 

白米1合を15分で炊飯できる “少量早炊き” コースを搭載した5.5合炊きのIH炊飯ジャー。ご飯に合うおかずやスイーツなどを15分で調理する時短調理機能も備え、同社HPで多彩なレシピを公開している。

■4つの調理法で多彩なメニューに対応

ティファール
「クックフォーミーエクスプレス CY8511JP(6万4800円)

加圧時間15分以内の時短レシピを含む150種類のレシピを内蔵し、2~6人分の料理を調理できる自動調理家電。マニュアル操作で圧力調理、蒸す、炒める、煮込むという調理法を組み合わせ、多彩なメニューを作れる。

 

<Other Choice1>便利な家電で “調理後も時短”

時短は何も調理時間だけではない。暖かい鍋料理を保存するなら急速冷蔵したいし、食後の食器洗いもできれば時間をかけずに済ませたい。そんな“調理後”の時短に貢献してくれる家電も増加している。

■お任せ洗浄で食後に団らん

パナソニック
「食器洗い乾燥機 NP-TH1」(実勢価格:9万円前後)

食器点数40点ほどをまとめて洗浄・乾燥可能。標準モードなら洗浄から乾燥まで約80分で済む。水温・乾燥センサーで節電・時短するエコナビ運転も搭載。

■温かい鍋でもそのまま冷蔵

日立
「真空チルド XG6700H」(実勢価格:31万円前後)

真空効果で食品の酸化を抑え、鮮度や栄養素を長持ちさせるチルド室を搭載した冷蔵庫。50℃以下の鍋をそのまま入れられるオート急冷却スペースも備える。

 

<掃除家電>

■床の上を見極めて部屋中賢くきれいに

エレクトロラックス
「PUREi9」(実勢価格:14万400円前後)

角部分を掃除しやすい三角形状のロボット掃除機。室内をカメラとレーザーで立体的に認識する技術を採用。回転しながら周囲を正確に把握し、効率よく動きながら、高性能ファンと20.5cmの大型ロールブラシで床の種類を見極めてゴミを強力に吸引する。

▲3D認識技術と各タイヤに独立配置したモータ ーにより、2.2cmまでの段差を乗り越える

▲スマホの専用アプリを使ったモード設定やスケジュール予約、遠隔操作にも対応する

 

■間取りを学習して効率よくゴミを吸引

パナソニック
「ルーロ MC-RS800」(実勢価格:15万円前後)

隅までブラシが届く三角形状を採用。カメラセンサーとSLAM技術で部屋の形状を認識。AI機能で間取りやゴミの量を学習する。スマホの専用アプリで遠隔操作や掃除エリアの設定、運転履歴の確認などが可能。

■コンパクトサイズでアプリ操作にも対応

エコバックス
「DEEBOT MINI2」(実勢価格:2万3000円前後)

直径約27cmと小型で、家具の脚の下も掃除しやすいロボット掃除機。吸引口後部にモップを搭載し、細かい汚れやホコリも絡めて拭き取る。専用アプリで遠隔操作やタイマー設定、モード変更が可能。

■広い窓も隅々まできれいに掃除

ウインドウメイト
「WM1000-RT10PW」(6万9984円)

本体に永久磁石を内蔵し、窓ガラスを挟み込むことで内側と外側を同時に掃除できるロボット掃除機。専用洗剤を吹きつけて使うマイクロファイバーパッドを装備し、ジグザグ走行で隙間なく掃除してくれる。

<洗濯衣類ケア>

■衣類に付着したニオイを分解・脱臭

パナソニック
「脱臭ハンガー MS-DH100」(実勢価格:2万円前後)

独自の微粒子イオン “ナノイーX” により、スーツやジャケットを掛けておくだけで消臭や花粉ケアができるハンガー。ナノイーXの吹き出し口は8個備え、衣類全体に効果を行き渡らせる。電源はモバイルバッテリーにも対応。

▲ハンガーは厚みのある立体的な形状を採用し、人が着ている状態に近く型崩れを抑える

▲付属カバーを使うと内部でナノイーXが充満し、衣類の内側から外側までしっかりケアできる

■吊るしておくだけでニオイやシワをケア

LG
「LG styler」(実勢価格:20万円前後)

ジャケットなどを掛けておくだけでケアできる “ホームクリーニング機”。スチームと振動で衣類のシワをなくしたり、スチーム吹き掛けで花粉やホコリを取り除いたりできる。

■夢の自動衣類折り畳みがもうすぐ実現

セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ
「ランドロイド」(予価:185万円前後)

衣類を1枚ずつ折り畳み、衣類別や家族別に仕分けてくれる全自動衣類折り畳み機。人工知能と画像認識により、衣類を入れるだけで最適な方法で折り畳む。2018年度中に発売予定。

 

<Other Choice2>洗濯機は“使える10分モード”に注目

おまかせではないものの、確実に時短に貢献する洗濯機が増加中。少量の衣類なら10分という短い時間で皮脂や食べこぼしなどの汚れもしっかり落とし、きれいに洗い上げてくれる。

■合わせワザできれいに洗濯

シャープ
「タテ型洗濯乾燥機 ES-PU11B」(実勢価格:16万円前後)

超音波で衣類の部分汚れを落とすハンディ洗濯ツールが付属し、これと組み合わせた10分洗濯コース(1.5kg)を搭載。布痛みを抑えながらきれいに洗い上げる。洗濯容量10kg。

■スタートからきっちり10分で洗い上がり

ツインバード
「全自動電気洗濯機5.5㎏ WM-EC55W」(実勢価格:3万8000円前後)

約1㎏の衣類を運転スタートから10分で洗い上げる機能を搭載する縦型洗濯機。下着やタオルなどを素早く洗濯したいときに重宝する。シンプルで扱いやすいデザインや操作パネルも特徴。

【識者の目_家電+ライフスタイルプロデューサーの神原サリーさん】
賢く使って自分の時間を増やす!

そもそも家電は家事の手間や時間を減らすために作られてきたいわば時短アイテムの代表格であるが、最近は人がほとんど操作せずに家事を任せられる製品が登場。センサーやAIなどに最新技術を投入することで、面倒な家事を高い精度でこなせるようになってきた。

その代表例のひとつが、自動調理鍋だ。家電+ライフスタイルプロデューサーの神原サリーさんも、その便利さを評価する。

「材料を切って順に入れれば後はスイッチを押して待つだけと、操作は本当に簡単。煮物などがメインだと思われがちですが、麺類やデザートなど意外と幅広いメニューに対応しますし、ネット経由で新メニューを追加できるモデルもあります」

普通の調理なら火加減の調節などでずっとコンロの前にいる必要があるが、自動調理鍋ならその場から離れても問題なし。他のメニューを作るなど、時間を有効に使える。

ロボット掃除機もおまかせ家電を代表する機器。しかし、従来のモデルはゴミの取り残しがあったり、途中で家具に引っかかって止まっていたりと、課題もあった。それが最新モデルでは、センサーやマッピング機能の高性能化により、おまかせできる度合いがアップしている。

「もちろん棚の上や階段までは掃除できませんが、ケーブルや敷物に引っかかるという問題はかなり改善されています。ロボット掃除機のために事前に片付けておくひと手間がなくなり、より隅々まで行き届いた掃除ができるようになっていますね」

洗濯も手間がかかる家事のひとつだが、従来より劇的に使い勝手が向上した洗濯機はまだない。それでもジャケットなどを掛けておくだけで脱臭や花粉ケアができる製品が登場。10分程度の短時間で十分な洗い上がりを実現する洗濯機も増えた。

こうした家電を自分のライフスタイルに合わせて賢く組み合わせることで、家事の時間は確実に減らせる。効率よく使いこなせば、趣味や家族の団らんに使える時間を増やせるはずだ。

<おまかせ家電を使いこなすコツ>

【調理】好みのメニューが充実したモデルを選ぶべき

最新の自動調理機器は、100以上のメニューに対応するモデルもあり、使い勝手は抜群。それでもモデルごとに得意不得意なメニューがあり、調理工程も異なるため、購入前にメニュー内容や下準備の方法などをチェックしておきたい。

▲シャープの「ヘルシオホットクック」は、ネット経由で新メニューを追加できる。多くのメニューを楽しみたい人は、こうした機能にも注目

【掃除】合わせ技を駆使して部屋中どこでもきれいに

最新のロボット掃除機でも高い場所などは掃除できないので、通常の掃除機などと組み合わせる。ロボット掃除機は平日に床を掃除させて、通常の掃除機で週末に細かく掃除する、といったように上手く使い分けることが大切だ。

▲ロボット掃除機は高性能モデルを選び、その分、スティッククリーナーなどは手頃で扱いやすいモデルを選ぶ手もある

【洗濯衣類ケア】衣類をため込まず少しずつ洗濯・ケアしていく

衣類ケアに使える家電や短時間で洗い上げられる洗濯機は、いずれも1着もしくは少量の衣類を対象にしたもの。大量の衣類をまとめてケアできないので、忙しい平日などは少しずつ洗濯したりケアしたりするべきだろう。

▲パナソニックの「脱臭ハンガー」は上着などを1着ずつケアするもの。「週末にまとめて」という人はドラム式洗濯機などを併用したい。

●神原サリーさん
新聞社勤務、フリーライターを経て、独立。現在は家電+ライフスタイルプロデ ューサーとして執筆や商品企画、コンサルティングなど幅広く活動している。

本記事の内容はGoodsPress4月号24-27ページに掲載されています

(取材・文/高橋 智 写真/田口陽介)

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