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プロも御用達!Dyson新型ドライヤーでヘアセットがラクラクに【最新家電レポ4選】

&GP / 2018年6月15日 20時0分

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プロも御用達!Dyson新型ドライヤーでヘアセットがラクラクに【最新家電レポ4選】

<家電女優・奈津子×安蔵靖志の最新家電レポ3選【2018年5月・前編】>

元SDN48で家電アドバイザーの資格も取得し、「家電女優」として活躍の幅を広げる奈津子さんと、AllAbout家電ガイドや家電アドバイザーとしてテレビやラジオ番組、雑誌やWebサイトなどで活動するIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志が、最新家電の注目ポイントについて語り合う連載企画。今回は2018年5月に発表・発売された家電製品を中心に紹介します。

■シャープの新ヘルシオは「あぶり豊潤焼き」が絶品!

安蔵:シャープから過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシオ」の最新モデルが登場しました。2016年モデルから「AI(人工知能)」と「IoT(もののインターネット)」を組み合わせた「AIoT」を打ち出していますが、今回はスマートスピーカーと連携するようになりましたね。

▲シャープが2018年6月に発売した「ヘルシオ AX-XW500」(実勢価格17万4880円)

奈津子:ヘルシオに話しかけて献立を相談できる機能などを搭載していましたが、ユーザーが思いのほかその機能を使っていなかったそうです。確かによく考えると、オーブンレンジに向かって話しかけるのはハードルが高いかもしれないですよね。Siriなどをバリバリ使いこなしている世代じゃない限り、恥ずかしいという気持ちが前に出てしまうのだと思います。

安蔵:ユーザー動向がそうやって分かるのはヘルシオがAIoT対応しているからこそですね。

奈津子:そうなんです。よく使われている機能だけでなく、よく使われる時間帯までリアルタイムで把握してビッグデータ化しているそうです。これはシャープならではの強みですよね。

安蔵:流れとしては「ウェイクワード」を使ってスマートスピーカーを呼び出して「ココロキッチンを開いて」と話しかけ、「今晩、なに作ろう?」などと質問すると答えを提案してくれるという感じです。

奈津子:実際に体験してみましたが、オーブンレンジに話しかけるよりも、スマートスピーカーに話すほうが心理的なハードルが低いことを実感できました。

▲Amazon Echoに話しかけてスマートスピーカー連携を体験する奈津子さん

安蔵:調理機能では、低温調理とグリル機能を組み合わせた「あぶり豊潤焼き」に注目です。最初に過熱水蒸気でしっかりと焼き目を付けた後に、庫内を蒸気で満たしながら温度を下げ、低温でじっくり加熱するというもの。フライパンで焼き目を付けてから、「Anova」などの低温調理器でじっくりと低温調理するようなことをヘルシオ1台で行えるというのはかなりの魅力です。

奈津子:あぶり豊潤焼きで作ったローストビーフは低温調理ならではのしっとりさでした。肉の厚みが規定以上であればうまく加熱できるようになっているそうです。

安蔵:生のような色合いなんですけど、殺菌しながらタンパク質が変性しない絶妙な温度で加熱しているんですよね。水蒸気で何でも調理してしまうヘルシオならではの密閉性の高さがあるからこそ、低温蒸しみたいなこともできるんですよ。

奈津子:コンビニでよく売っている「ハーブチキン」みたいなのも、鶏むね肉に市販のハーブソルトをふりかけてあぶり豊潤焼きにするだけでできちゃうそうです。これもめちゃくちゃ柔らかくておいしかったです。

▲ヘルシオの「あぶり豊潤焼き」で作ったローストビーフとハーブチキン

▲食材の温度帯(冷凍、冷蔵、常温)や分量に関係なく、火加減や調理時間を自動で調節する「まかせて調理」も進化。上段で「まかせて調理」、下段でお総菜などの温めが同時にできるようになった

■アクアの「クールキャビネット」はホームパーティー向き!?

安蔵:アクアからは、用途に応じて冷凍、チルド、冷蔵と保存温度を変えられる「クールキャビネット」が登場しました。キッチンだけでなく、リビングやベッドルームにも置けるようにデザインにもこだわっています。

▲3つの温度帯を切り替えられるアクアの冷蔵庫「クールキャビネット」。実勢価格は庫内容量134Lの「AQF-GS13G」(写真)が5万5730円で、153Lの「AQF-GS15G」が6万5220円

奈津子:寝室で子供に本を読み聞かせながら飲み物を飲む……なんてぜいたくもできますし、週末にまとめ買いした大量の食材を保存する冷凍ストッカーとしても使えます。飲み物や食べ物を入れてリビングに設置しておけば、ホームパーティーなどで会話が途切れることなく提供できるとのことです。

▲中は引き出しが5段(AQF-GS15Gは6段)と、ドアポケットが付いている

安蔵:ホームパーティーってハードル高いな……(笑)。でも庫内の温度帯を選べるのは面白いですよね。

奈津子:冷凍、チルド、冷蔵から選べますが、庫内の間仕切りがないので、1つのモードしか選べないんですよね。せっかくならセパレートして2温度帯を同時に使えたらさらに便利なんですけど。

▲温度帯を冷凍(約-18℃)、チルド(約0℃)、冷蔵(約3~5℃)の3モードから選べる

安蔵:そこなんですよね。でもデザインはなかなかいいです。

奈津子:前面は1枚板のガラスでフラット&スクエアなデザインはかなり良いと思いますし、アクアがデザインを重要視してることがよく伝わってきます。ムダがなくて垢抜けた印象で、私はとても好きです。

安蔵:アクアは幅が広くて左右に冷蔵室と冷凍室を完全分離した2ドアの冷蔵庫や、ステンレスデザインの冷蔵庫など、デザインはかなり他社と違う方向性で魅力的ですよね。

奈津子:従来の小型冷蔵庫はビジネスホテルに置いてあるようなあっさりとしたデザインでコンパクト過ぎる印象だったんですが、これは新しいライフスタイルの提案までしていますし、パーティー好きのユーザーにはかなり重宝されそうです。室内のスペースさえ許せば、これからの季節にはとてもいいかもしれませんね。

■シャープ「超音波ウォッシャー」はさらに小型モデルが登場

安蔵:シャープから、縦型洗濯乾燥機とポータブル洗濯機「超音波ウォッシャー」の第2段モデルが登場しました。

奈津子:初代モデルは2016年9月に発売して大ヒットしたのですが、当初の予想に反して外出先で利用されることが少ないという調査結果だったそうです。

安蔵:200gと決して重くはないのですが、ちょっとコンパクトとは言い切れなかったですよね。そこで同サイズのマイナーチェンジモデル「UW-A2」に加えて、新たにスリムタイプの「UW-S2」が登場しました。

▲マイナーチェンジモデルの「UW-A2」(実勢価格1万4880円)

▲こちらはコンパクトモデルの「UW-S2」(同1万4880円)

奈津子:デザインについては率直に言って色味がかわいいです! 体積比で約40%、重さは約50%もカットしたそうです。

▲コスメケースなどにも入りやすいコンパクトさに仕上がっている

安蔵:洗浄機能は従来と同等ですが、コンパクトモデルは先端の「ホーン」と呼ばれる部分が直径5mmの丸型(UW-A2は幅12mmの平型)のため、汚れのひどい衣類を洗濯前に予洗いする場合にはUW-A1/A2の方が向いていますね。

▲先端のホーンの違い。UW-A2(左)に比べてUW-S2(右)はかなり細くなっている

奈津子:2サイズにラインナップを広げたことで「家使いメイン」と「外使いメイン」に分けたのはとてもいいアイデアだと思います。UW-A2は新たに防水対応のUSB端子を採用したのが魅力です。前モデルは確かに便利で、長期の地方ロケのときなどに持参していたのですが、充電するときにUSB端子のカバーを開けるのがちょっと面倒だったんです。

安蔵:どうしてもコンパクトモデルの方に注目してしまいますが、そういう使い勝手の進化もうれしいポイントですよね。

▲2018年6月以降順次発売するプラズマクラスター洗濯乾燥機3モデル。P&Gの柔軟剤ブランド「レノアハピネス」チームと共同開発した新搭載の「香りプラスコース」は、柔軟剤を衣類全体に均一にコーティングして柔軟剤の香りを衣類にしっかり付けることができる

■ダイソンが美容業界にさらに食い込む! 「Supersonicサロン向けモデル」が登場

安蔵:ダイソンのドライヤー「Dyson Supersonic」はまた新色が登場しましたが、それに加えてサロン向けモデル、つまりプロの美容師が使うためのモデルが登場しました。

▲ダイソンのドライヤー「Dyson Supersonic」の新色「ブラック/ニッケル」モデル(左)とサロン向けモデル(右)

奈津子:新色のブラック/ニッケルはかなりオシャレですね。これでSupersonicのカラバリは合計5色になりました。私は引き続きアイアンレッドを愛用していますけど、速乾性が高くてツヤが出るので、これを使い始めるとなかなかほかのドライヤーが使えなくなりました。

安蔵:サロン向けモデルは、サロンで使いやすいように電源コードが3.3mと長くなっており、忙しいヘアサロンのニーズに合わせてフィルター部分を改良したそうです。フィルターはマグネット式で簡単に着脱でき、ブラシを使って水洗いができるようになっています。

奈津子:それに加えて、風を集中させる「コンセントレーター」はプロ用に幅が広がって薄くなった「プロフェッショナルコンセントレーター」が付属するそうですね。

▲一般向けモデルに付属する「コンセントレーター」(左)とサロン向けモデルに付属する「プロフェッショナルコンセントレーター」(右)の違い

安蔵:発表会でプロの美容師の方が話していた内容の中で、特に気になったのが「ディフューザー」の使い方でした。下から持ち上げるように乾かせばボブなどをふんわりと仕上げられるだけでなく、男性もヘアスタイルを整えてからしっかりとセットを崩さないようにディフューザーで決めるといった使い方が便利とのことでした。

奈津子:着脱もワンタッチなので、しっかりと使いこなしたいですよね。

▲発表会会場でブロー体験をする奈津子さん

 

■奈津子さん、家と家電のプロ向け資格「スマートマスター」のアンバサダーに就任!

安蔵:奈津子さん、3月にスマートホームの専門知識を持つプロフェッショナルを認定する資格「スマートマスター」に合格したんですよね。おめでとうございます。

奈津子:そうなんです。それで、先日「スマートマスター アンバサダー」に就任させていただきました!

▲家電製品協会の「スマートマスター アンバサダー」に就任した奈津子さん

安蔵:ますます飛躍の年になりそうですね。

奈津子:そうなることを期待したいです! 本当にたくさん勉強したので、無事に合格できてすごくうれしいです。スマートマスターの資格取得者はなんと今回の試験で5000人を突破したそうです。その代表者とも言えるアンバサダーという立場に、身の引き締まる思いです。

安蔵:では、今後の抱負を。

奈津子:スマートマスターの勉強をするようになって、改めて日本が大半のエネルギーを輸入していることを知り、大変驚きました。しかしそれと同じぐらい、地下熱や水力、太陽や風力など再生可能エネルギーの創生にも力を入れていることを知りました。家電をより効率的に使用するためには、家の構造も重要だということも同時によく分かりました。今後は今まで以上に、世の中の皆さんに「省エネ」や「創エネ」、あるいはスマートホームについて興味を持っていただくこと、当事者意識を持っていただくことが大切だと思います。もちろん、家電の持つ面白さについても同様です。

奈津子:そのために、家電アドバイザー・スマートマスターの奈津子として、私自身もその一端を担えるようになれたらと思います。また、渋谷区の松濤に親のために家を建てることが今後の夢なので、いつか芸能界でもっと大きな存在になり、より知識を蓄えて最高のスマートホームを建てられるように頑張りたいです。


【家電女優・奈津子×安蔵靖志の「最新家電レポ」】


(取材・文/安蔵靖志 奈津子)

 

 

profile-654x720 あんぞうやすし/IT・家電ジャーナリスト

ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。総合情報サイト「日経トレンディネット」、「NIKKEI STYLE」などで執筆中。KBCラジオを中心に全国6放送局でネットしているラジオ番組『キャイ~ンの家電ソムリエ』にも出演中。

natsuko_profile なつこ/女優・タレント

ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」

 

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