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LINEの新型スマートスピーカーはカメラ&ディスプレイ付き!

&GP / 2018年7月1日 19時0分

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LINEの新型スマートスピーカーはカメラ&ディスプレイ付き!

LINEは6月28日、事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2018」を開催し、Clova搭載のスマートスピーカーの新モデル「Clova Desk」を発表しました。

■情報を「聞く」だけではなく「見る」

「Clova」とは、LINEとNAVERの共同プロジェクトとして開発されたAIアシスタント。新モデル「Clova Desk」は、そのClovaを搭載したディスプレイ付きのスマートスピーカーです。発売は今冬を予定。

最大の特徴であるタッチディスプレイは7インチ(1024×600ドット)で、カメラを搭載し顔認識、画像認識に対応。また、「LINE」のビデオ通話機能とも連携しています。その日の天気や予定を一度に確認したり、レシピを見ながら料理したりなど、音声だけでは伝えづらい情報を視覚的にも提供することを目的としています。

▲本体サイズは約177mm(幅)×約85mm(奥行)×約177mm(高さ)。カラーはホワイトとブラックの2種類

ほかにもIRリモコン機能やバッテリーも搭載予定とのこと。充電すれば、持ち運びして使えます。なお、価格は発表されていません。

 

■Clova Friendsシリーズに新キャラクター「ミニオンズ」が登場!

キャラクターをデザインすることで若年層や女性に人気の、スマートスピーカー「Clova Friends」「Clova Friends mini」シリーズ。これまでに、ブラウンとサリー、そして限定モデルとしてドラえもんのスピーカーが発売されていますが、新たに「ミニオンズ」のキャラクターが加わりました。「ミニオンズ」とのおしゃべり機能を搭載予定で、発売開始は2018年の初秋としています。

▲キャラクターそのままの可愛らしいデザイン

スマートスピーカーの“キャラクター性”を重視することは、競合他社にはない特徴です。今回のカンファレンスでは、Clovaに音声データを加えて、ベースとなる音声の声色を変えるという、新しい音声合成技術についても発表されました。まだ商品に組み込める段階ではないそうですが、近い将来、自分の声を搭載させるなど、スマートスピーカーのキャラクター性は多様化していくでしょう。

▲Clova Friends miniシリーズのラインアップ。キャラクター性を備えることで、ユーザーは愛着を持つ

 

■車のなかでもClovaが使える!

トヨタと連携し、AIアシスタントClovaと車を連携させる「Clova Auto」も発表されました。トヨタが今冬に発売する新型車から、車内でClovaを利用できるようになります。運転中でも車を停止することなく、家の電気を消したり、目的地の天気を調べたりできます。もちろんLINEメッセージの送受信やLINEの音声通話、LINE MUSICで音楽を聴くことも可能です。

また、愛車のLINEアカウントとトークすることで、目的地の設定や天気、ガソリン残量の確認ができる「LINE マイカーアカウント」は、6月26日にトヨタから発売された数車種で利用可能です。

▲今冬発売の新型車より利用可能。運転がよりスマートに

 

■便利な新サービスも続々登場予定!

LINE CONFERENCE 2018では、ほかにも多くの新しいサービスや機能が発表されました。そのなかから注目すべきものをいくつかを紹介しましょう。

 

①「ショッピングレンズ」

まずは「LINE ショッピング」の「ショッピングレンズ」機能。商品名やブランド名がわからないときに、写真を撮ったり画像をアップロードしたりするだけで、ビジュアルから商品が検索できます。サービスの提供は6月28日よりすでに開始しています。

 

②「LINEトラベル」

「LINE トラベル」は、国内外の旅行を比較して検索・予約ができる新サービスです。250社以上の旅行会社、航空会社から検索・比較が可能。現時点では宿泊施設の検索と価格比較しかできませんが、10月には航空券比較、12月には国内外のツアー比較への対応を予定しています。

 

③「QUICPay」連携、「LINE Pay 店舗用アプリ」

決済サービス「LINE Pay」に関してもふたつ発表がありました。ひとつは「QUICPay」との連携。国内約72万か所ある「QUICPay」加盟店で「LINE Pay」での支払いが可能になります。Android端末のユーザーであれば、スマホをかざして「LINE Pay」のアカウント残高から支払えます。

もうひとつは「LINE Pay 店舗用アプリ」の提供開始です。コード決済導入の際の初期費用を無料化し、さらに決済手数料も3年間無料になっています。ユーザー側は、インセンティブプログラム「マイカラー」のカラーごとに、提示されている還元率に3%上乗せしてポイントが付与されます。ほかにも、店舗アカウントと連携することで、友だちであるユーザーに販促情報などを送れる「メッセージ機能」も備えています。

日本はキャッシュレス化が遅れていると言われますが、LINE Payの普及への起爆剤になるかもしれませんね。

>> LINE

 

(取材・文/友納一樹)

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