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これからの充電は放りこむだけ!最新「エネロイド」でお手軽充電

&GP / 2018年7月18日 11時0分

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これからの充電は放りこむだけ!最新「エネロイド」でお手軽充電

壁掛け時計、ワイヤレスマウス、電動歯ブラシ、スマホ用モバイルバッテリーetc…。私たちの生活のなかには、単3形電池を使用するアイテムが数えきれないほどあります。使い捨て乾電池は買い換えるのが面倒なので、充電池を使っている人も多いのではないでしょうか? 繰り返し使えてエコで便利な半面、大量の充電池を1本1本充電するのは地味におっくうですよね。

そこで簡単に充電できるガジェットがないか探してみたところ、充電池を自動で充電できる「エネロイド(EN20D)」というマシンを発見! 市場価格1万9980円と、充電器にしては少しお高めですが、その実力やいかに!? さっそく使ってみました。

テキトーに充電池を入れてスイッチを押すだけでOK!

デジタルカメラや双眼鏡などの製造・輸入をおこなうケンコー・トキナーから販売されている「エネロイド」は、最大20本の単3形充電池を手間なく充電できる自動充電器です。今回筆者が使用したのは、「EN20D」と呼ばれるタイプ。

本機はとてもシンプルな作りになっており、ユーザーが操作するのは「操作ボタン」と「モード切換スイッチ」のみ。さっそく、充電をしてみました。

操作は以下の手順でおこないます。

(1)本体の電源をONにする。ちなみに、本機には電源の「ON/OFF」ボタンがなく、ACアダプターをコンセントと本機に接続することで電源がONになる。電源が入ると本機正面の操作ボタンが青く点灯し、充電が開始できるスタンバイモードに切り替わる

(2)本機上部の電池挿入室のカバーを開いて、充電池をポイっと入れる

▲自動で電池が奥に吸い込まれていきます。吸い込む時に聞こえる機械音(モーター音)が、いかにも“マシン”という感じでなんだかテンションがあがります

充電池は+と−どちらの方向で入れてもOK。本機が自動で電極を判別して充電してくれます。一般的な充電器のように、わざわざ電極の向きを確認しなくてよいのは嬉しいポイント。何も考えずにポイポイ放りこめるのは、気持ちいいですね。

(3)本機背面の「モード切換スイッチ」を「Normal」に。本機正面の「操作ボタン」を押したら充電が開始される

▲操作ボタンが赤色に点滅して、充電が開始されます

(4)充電が終わると、自動で充電池が本機下の電池室に移動

電池室を充電池の保管場所にしてしまえば、「この電池が充電されているかどうか、パッと見で分からない」といった、“充電池あるある”からも解消されそう。ただし取扱説明書によると、“一杯になる前に充電池を取り出す”と記載があるので、電池室にあまり溜め込まないようにしましょう。

今回使用した単3形充電池は、容量1950mAhのニッケル水素電池4本。空の状態から充電して約60分で充電が終わりました。ニッケル水素およびニカド単3形充電池4本で、電池容量が950〜1000mAhの場合は約35〜40分、2400〜2500mAhの場合は約75〜100分ほどで充電できます。

充電池は20本投入できますが、20本同時に充電はできないので注意しましょう。一度に充電できるのは最大4本まで。はじめに入れた4本の充電が終わると、次の電池が充電スロットに移動。新しい4本が充電されます。

▲写真の通り、4本ずつ充電されます

今回のテストから20本分の充電時間を計算すると、5時間ほどかかることに…。時間はかかりますが、セットした電池をどんどん充電してくれるので、就寝前にセットしたり、会社であれば退勤時にセットしたりすることで、ストレスなく充電できそうです。

また、本機に付属する「単4→単3交換アダプター」を使用することで、単4形充電池も充電できるようになります。

充電池の電圧不足を防ぐ「リフレッシュ機能」つき

充電池を使っていて、「しっかり充電したのに、すぐ電池切れを起こしてしまった」という経験はありませんか? 充電池を放電しきらない状態で再充電を繰り返すと、実際の電池容量よりも使用時間が極端に短くなってしまうことがあります。これは“メモリー効果”と呼ばれる現象です。「エネロイド」には “メモリー効果”を解消するために、「リフレッシュ機能」がついているのです。

「リフレッシュ機能」の使い方は…

(1)本機の電源を入れる
(2)リフレッシュしたい充電池を電池挿入室に入れる
(3)本機背面にある「モード切換スイッチ」を「Refresh」にする

▲スイッチを“カチッ”と切り替えるだけなので、作業に迷うことは一切ありません

(4)「操作ボタン」を押したら「リフレッシュ」開始

▲リフレッシュ中は「操作ボタン」が緑色に点滅。リフレッシュが完了するとスタンバイモードの青色に切り替わります

(5)充電池が電池室に移動したらリフレッシュ完了

ちなみに、充電池4本をリフレッシュするのにかかった時間は、2時間50分ほどでした。「せっかく充電したのに、あまり使えなかった」なんてことにならないためにも、電池の容量を使い切ったか不明な充電池は、一度リフレッシュしてから充電したほうがいいかもしれません。

今回筆者が使用したモデル(型番:EN20D)は、時計表示機能と本機背面にUSB給電ポートが3個ついているデラックスタイプ。時計表示機能とUSB給電ポートがついていないタイプで、1万7280円 とややお安めのモデル(型番:EN20B)もあります。

1万円以上の単3形充電器と考えると、少し高いように感じますが、カメラが趣味でストロボを頻繁に使う人やミニ四駆を楽しんでいる人など、電池の使用頻度が高い人にとっては、日々の小さなストレスを解消するためのお助けアイテムになるはずです。

※記事内に掲載している価格は、2018年7月10日現在の情報です。

>> エネロイド

 

(写真・文/奈古善晴「考務店」)

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