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最初に買っておきたいキャンプ道具5選 —失敗しない初キャンプ④

&GP / 2018年8月9日 18時0分

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最初に買っておきたいキャンプ道具5選 —失敗しない初キャンプ④

初めてのキャンプでも失敗しない役立つコツ。第4回は「買っておきたいキャンプ道具」です。

キャンプと聞くと、テントを真っ先に購入すべきと思うかもしれませんが、第1回でお伝えしたように最初はコテージ泊がオススメです。テントは重要なギアであるがゆえに、最初はキャンプ場で周りの人が使うテントを参考にするなど、イメージを膨らませてからでも遅くありません。ここでは、買っておいても役立つものや、キャンプ気分を楽しめるオススメを紹介します。

 

<特集>失敗しない初キャンプINDEX
第1回 初めてのキャンプはテント泊?コテージ泊?
第2回 失敗しないコテージ選びのコツ
第3回 初めてでも簡単!失敗しないキャンプ料理
第4回 最初に買っておきたいキャンプ道具5選
第5回 あると便利!買ってよかったオススメ道具5選

 

[1]チェア&テーブル

▲ロースタイルの人気チェア、ヘリノックス。折りたためば小型軽量、カラーも豊富なので選びやすい。写真右のミニサイズでも大人が使える頑丈さ

キャンプで必ず使うのがチェアとテーブル。みんなで食事をとるときも、お酒を手に会話を楽しむときも、チェアは外せません。最近では座面が低いロースタイルが人気です。好きなメーカーがあればそれを選んでOKですが、選ぶ重要なポイントは「ロースタイルか?ハイスタイルか?」「素材とカラーは何か?」の2点です。

▲ヘリノックスのテーブル。写真のような中央のオプションパーツ(天板+フレーム)を使うとテーブルふたつを連結できる

つまり「好みのスタイルとカラーで選ぶこと」です。よほど安い、信頼性に疑問を感じるブランドはもちろん避けた方がいいですが、チェアやテーブルはキャンプ全体の軸になるので、自分が本当に気に入ったものを選ぶことが大切になります。

ここで紹介しているヘリノックスは、コンパクトに折りたためて、片手で持ち運びできる便利ギアを数多く生み出しているアウトドアブランド。シートのカラーや素材が豊富なので、好みのカラーが見つけやすく、初心者からベテランまで幅広い支持を集めています。

 

[2]ランタン(照明)

▲ジェントスの乾電池式ランタンとパナソニックのLEDネックライト。どちらもキャンプ場などでよく見掛けるアイテム

夜になれば真っ暗になるキャンプ場。テントサイトやキッチンを照らす必須アイテムがランタンです。選ぶポイントは「全体を照らす用」と「自分専用の持ち歩き用」の2種類用意すること。

全体を照らすランタンは、持ち手やフックが付いていて吊り下げられるものが一般的。ガス式や乾電池式などいくつか種類がありますが、中でも安心安全な乾電池式のLED照明がオススメです。何より乾電池なら入手しやすいですし、LEDは電池も長持ち。さらにテントの中で使っても燃えたり一酸化炭素中毒の危険もありません。

▲ジェントスのランタンは明るさ、サイズが豊富に揃うのも特徴。写真のランタンはハイパワータイプ

忘れがちなのが、持ち歩く時に使う照明。懐中電灯や頭に付けるヘッドライトなど種類は豊富ですが、オススメなのは首から下げるタイプです。何より両手が空くので荷物を運んだり、作業するときに便利。夜道でも十分な明るさですし、首にかけっぱなしにしておけるので、なくす不安もありません。

LEDランタンを数多く発売しているジェントス。中でも暖色LEDを用いた「EX-777XP」は人気です。2000円台で購入できるので、2個揃えておけば安心でしょう。電池は単1を3本使用。2泊くらいは余裕でもちます。パナソニックの「LEDネックライト」は防滴仕様なので、キャンプでも安心して使えます。カラーも豊富なので、家族で色分けできるのも便利ですね。

 

[3]ガスストーブ

▲SOTOのレギュレーターストーブは誰でも使いやすい定番アイテム。手のひらサイズに折りたため、パワーも十分

キャンプの楽しみのひとつが料理です。料理が苦手な人でも、トライすれば気分が盛り上がります。BBQなら焼くだけですし、お湯を沸かしてコーヒーを淹れるだけでもOK。キャンプならではの体験です。

ここで注意しておきたいのは、焚き火での料理が意外と難しいということ。火をおこしたり安定した炭火を用意するのは手間ですし、料理を始める時間が遅れてしまいます。焚き火は焚き火で楽しみつつ、料理はガスストーブがあればグッと楽になります。

▲ガスストーブは鍋料理に使って、焚き火はマシュマロを楽しむ。ガスストーブがひとつあれば活躍する

ガスストーブを選ぶポイントは、最初から大型の本格的な2バーナーを選ばないこと。小型軽量のシングルバーナーで十分です。ガスカートリッジはOD缶とCB(カセットボンベ)缶がありますが、初心者なら扱いやすいCB缶をオススメします。山間部や秋冬の寒い時期でなければ、CB缶で心配ありませんし、なにより入手しやすくOD缶より安価なのもポイント。

SOTOの「レギュレーターストーブ」はロングセラーの人気アイテム。ゴトクが大きいので、3~4人サイズの鍋にも対応します。専用のケースや鉄板など、このストーブ用に用意されたアイテムが多いのも特徴です。

[4]シェラカップ

▲スノーピークのシェラカップは愛用者も多い定番品。ステンレス製でスタッキング可能。100mlと200mlの目盛り付き

キャンプに興味のある人なら、一度は見たことがあるであろうシェラカップ。料理を食べる皿として、調理に使う軽量カップとして、飲み物を入れるコップとして、お湯を作ったり調理をするナベとしてなどなど、さまざまな用途に使える便利なカップです。

キャンプで料理や食事をする際、気をつけたいのが強風。食器類が紙皿や紙コップなど軽いものの場合、風に飛ばされてしまうこともあります。シェラカップならそんな心配もありませんし、何よりテーブルの上に置くと、ただのピクニックとは違うキャンプ感が出て、写真映えもします。

丈夫で長持ちするものが多いので、キャンプデビューの時からずっと使い続けられるアイテムでもあります。自分専用のシェラカップ は自然と愛着がわいてくるので、傷やへこみなどの経年変化を楽しみながら、ずっと大切に使っていきたいキャンプ道具のひとつです。

▲ひとり用の食器に使ったり、コーヒーを飲んだりなどお好みで

シェラカップはメーカーや素材もいろいろで、ディテールも異なります。最初はどれを選べばいいか分からないと思います。まずは定番ブランドのベーシックなステンレス製を買ってみてください。

スノーピークのシェラカップはチタン製、ステンレス製があります。チタンはとにかく軽く、アレルギーの心配がないなどの特徴が。機会があれば店頭で複数メーカーのカップを手にし、指にフィットするものを選ぶのがベターです。

 

[5]焚き火台

▲キャンプをするなら、焚き火は外せません。写真のように直火で焚き火ができるキャンプ場は多くありません

焚き火はキャンプの醍醐味です。そんな焚き火を楽しむためには、炊き火台が必須のキャンプ場が多いのが現状(直火禁止のため)。とはいえ、初心者が買うにはハードルが高いと感じるかもしれませんし、買って後悔はしたくはありませんよね。でも何かを始めるときには「思い切って買う」ことも大切。炊き火台は、それだけの価値があるアイテムだと思います。

最初は他のキャンパーを観察するなり、意見を聞くなりして買うほうが安心ですが、テントのように失敗して大きなダメージになりにくいのも焚き火台。使い勝手の差やサイズ感の差はありますが、ポイントを抑えておけば大丈夫でしょう。

▲スノーピークの「焚火台」シリーズは、オプションで炭床(炭を置くプレート)や上に載せるグリル、地面へのダメージを軽減するベースプレートが用意されている

まずは「炭に対応しているか」「調理しやすいか」をチェックしましょう。そもそも焚き火で料理しないという人ならいいのですが、せっかくなら調理に使えると楽しみが増えます。炭火を扱いやすいように「炭火台」などを備え、鍋を使いやすいように「専用のグリルや網」が用意されているアイテムがベター。使いたい鍋のサイズに合わせてサイズ感をチェックするといいでしょう。あとはキャンプ場で販売されている薪が載せられるサイズ(30cm程度以上)であれば安心です。

スノーピークはフラットに折りたためる収納性、頑丈なステンレスを用いた耐久性が特徴です。S、M、Lサイズが揃い、Sサイズでもソロはもちろん2~3人でも問題ないと思いますが、BBQや料理をもっと楽しみたい場合は、Mサイズ以上がオススメです。

※明日は「あると便利!買ってよかったオススメ道具5選」です

 

(取材・文・写真/西崎マサミ)

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