欧州でも絶好調!シャープが有機EL搭載スマホを発表!

&GP / 2018年9月14日 21時0分

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欧州でも絶好調!シャープが有機EL搭載スマホを発表!

一時期は倒産寸前とも言われていたシャープが、台湾のメーカー・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入って以降、業績をV字復活させていることは周知のとおり。8月31日〜9月5日にドイツ・ベルリンで開催された世界最大級の家電見本市「IFA 2018」にも出展し、存在感を示していました。

▲昨年に続いてIFAに出展し、ヨーロッパ市場に対しての積極性を示した

 

IFA 2018の開幕に合わせてプレスカンファレンスを開催し、8Kテレビをグローバルで展開することを発表しました。第2世代の「AQUOS 8K」として、60型、70型、80型をラインナップし、80型モデルをヨーロッパで発売することを発表。なお、日本向けには、新4K8K衛星放送の開始に合わせて、2018年12月の発売を予定しているそうです。

▲80型の8Kテレビは、ヨーロッパでは2019年春に発売予定。「AQUOS 8K」との組み合わせに最適な「8Kサウンドバー」も参考出展されていた

▲日本の祭りの映像を8Kで再生し、高画質をアピール

シャープは、今年からヨーロッパでのスマホ販売にも力を入れています。すでに2モデルが発売済みで、9月からは約6インチの高精細ディスプレイとデュアルカメラを搭載した「AQUOS D10」の販売も開始するのこと。

▲ヨーロッパ向けの最新モデル「AQUOS D10」は、5.99インチのフルHD+(2160×1080ピクセル)ディスプレイと、1200万画素+1300万画素のデュアルカメラを搭載するミドルハイモデル

その最新モデル「AQUOS D10」よりも注目を集めていたのが、まだ名前がない参考出展モデルです。シャープ初の有機ELディスプレイを搭載していること以外は、一切スペックや機能は公開されていませんが、展示されていたプロトタイプを見ると、画面サイズはおそらく6インチ相当で、上部にノッチ(切り欠き)がある、昨今のトレンドといえる形状になりそうです。

▲IFA 2018のシャープのブースに展示されていた有機ELディスプレイ搭載モデル。流行りのノッチ付きデザインだ

▲筆者が持っていた6.1インチ画面のスマホ(左)と比べてみると、ほぼ同じサイズ感だった

ユニークなのは、ディスプレイの表面が緩やかに盛り上がっていること。エッジだけでなく、全体にカーブが施されているんです。シャープが液晶ディスプレイで培った「フリーフォームディスプレイ」技術が応用されています。

▲新しく取り組む有機ELディスプレイでも、フレキシブルな造形を目指す

▲四隅やノッチ部分にも美しいラウンド処理が施されている

背面は、細かい模様がデザインされた樹脂製パネルで、カメラと指紋センサー、そしてFeliCaマークがあることを確認できました。FeliCaは、日本で普及しているおサイフケータイの規格です。どうやらこのモデル、日本で発売される可能性が高そうです。しかし、シャープが日本でフラッグシップとして販売している「AQUOS R2」は、背面パネルは美しいガラス製で、デュアルカメラを搭載しています。日本で有機ELディスプレイ搭載モデルが発売されるとしたら、デザインや機能は違ったものになるかもしれませんね。

▲背面は“1世代のスマホ”という印象だった。カメラと指紋センサーの間にFeliCaマークがあった

“液晶のシャープ” が作る最初の有機ELディスプレイ搭載モデルは、2018年の第3四半期(10月〜12月)に発売される予定。どこで発売されるかは明言されていませんが、筆者は、まず日本から発売されることを期待しています。

>> シャープ

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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