補修や工作に使える！温めると柔らかくなるプラスチックがあるんだって

プラスチック製品や部品の一部にプラスチックが用いられているアイテムは、使うのに支障が出るような破損が生じたらほぼジ・エンド。スペアパーツでの代替が効かない箇所だと、どんなに使いやすくても、またどれだけ愛着があっても最終的には廃棄処分となってしまいます。こんな杞憂を一気に解消し、さらに使い方次第ではオリジナルのプラスチック製ギアを作り出せてしまうという、画期的な素材が登場しましたよ！

グローバルアジアパートナーズ社が販売している「FORMcard（フォームカード）」（1580円）は、バイオプラスチックでできたカード状の素材。約60度のお湯で温めると柔らかくなり、冷えると硬く固まるという特性。しかも、一度冷やして固まった後でも再び温めることで柔らかさを取り戻すため、形状を整え直したり、別のものに使用したりと、アレンジや転用、再利用が自由自在。非常に使い勝手の良い性質を持っています。

接着剤等を使うことなく他のプラスチック製品とそのまま接着できるため、壊れてしまったプラスチック製品や部品の補修、道具や工具の補強に活用が可能。さらにデンプンを原料としているため毒性がなく、食器等への補修も問題なく行えます。生分解性（微生物が分解できる性質）も備えているので、廃棄時でも自然や環境に優しいというところも見逃せないポイントといえるでしょう。

サイズは8.5cm×5.5cm×厚さ0.3cmで、重さは13.6g。1パッケージ3枚入りで、さまざまなカラーバリエーションが用意されています。粘土細工のように色々なものを形作ることができ、アイデア次第で加工から補修まで、思い通りに何でもできるプラスチック素材。一度使ったら何枚でも欲しくなってしまう、魅力たっぷりのアイテムといえそうです。

>> グローバルアジアパートナーズ「FORMcard」

 

（文／＆GP編集部）