ガンプラ名人のカンタン塗装テク①簡単汚し&ダメージ表現編【グッとくるタイムラプス動画】

&GP / 2018年10月16日 21時0分

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ガンプラ名人のカンタン塗装テク①簡単汚し&ダメージ表現編【グッとくるタイムラプス動画】

連続して撮影した写真を、高速の“コマ送り”のような映像として楽しむ「タイムラプス動画」。今回は、ガンプラ製作の名人として知られるBANDAI SPIRITSの川口克己さん(以下、川口名人)の塗装テクニックを記録してみた。

バンダイの「ガンプラ」は、パーツ同士がピタッと合わさる“スナップフィット”仕様で、接着剤を使わずとも簡単に作れるのが特徴。色分けされたパーツにより、取り扱い説明書どおりに組み立てただけでも十分満足できるほど完成度は高い。そんなガンプラに、ちょっとした塗装を加えることで、仕上がりがよりアップする方法を、タイムラプス動画でチェックだ!

 

▲今回使用するのは、塗装を楽しむために開発されたガンプラ。東京・台場にある「ガンダムベース東京」限定商品で、川口名人がプロデュースしたものだ。「HGUC 1/144 ガンダムベース限定 ユニコーンガンダム(デストロイモード)[ペインティングモデル]」(2484円)

 

<特集>ガンプラ名人のカンタン塗装テク
第1回 簡単汚し&ダメージ表現編
第2回 クリアパーツ着色編
第3回 本格ウェザリング編#1
第4回 本格ウェザリング編#2
第5回 総集編

 

■百聞は一見にしかず!名人の塗装テクをタイムラプス動画でご覧あれ!

第1回目は「簡単汚れ&ダメージ表現編」として、土が付着したりキズが入ったりしている表現方法を紹介する。タイムラプス動画を見ると、専用ペンで模様を付けたり、綿棒で拭き取っていたりしているうちに、リアルな汚れやキズのようなものが出来てくるのが分かるだろう。駆け足で見てもらった塗装の詳細を、川口名人のコメントとともに解説しよう。

■専用ペンを使えば汚れや傷は簡単に表現できる

1回目で使用するのは、GSIクレオスの「リアルタッチマーカーセット2 5色セット+ぼかしペン」(1296円)。サインペン感覚で使いやすく、汚れや傷を手軽に表現できる優れモノだ。「“全塗装”はとっても大変。こういったマーカーを使って部分的に塗装するだけでも仕上がりが変わります」(川口名人)。まず汚れの表現は、ランナー(枠)から切り出したパーツの角に、イエローを少しずつ塗布していく。

次に、ぼかしペンの溶剤を染み込ませた綿棒を、塗装箇所に当てる。「こうすることで、いかにも『塗りました!』的な感じが減るのです。拭き取るというよりも伸ばすようにしましょう」(川口名人)

イエローの“汚れ”に付け加えるように、グレーやブラウンの色も使用する。「複数の色で塗るのがポイント。実際の汚れも単色ではありませんからね」(川口名人)。イエローの時と同様に、ぼかしペンのインクを付着した綿棒で塗り加減を調整する。

塗装具合を見つつ、複数のマーカーを使い分けながら“汚れの範囲”を広げていく。「パーツ表面を絵の具のパレットに見立てて、色を混ぜながら伸ばしていく感じです」(川口名人)

マーカーを塗布しては、ぼかしペンのインクを染み込ませた綿棒でさらに線を伸ばす…。こうした整える作業を繰り返すことで、本当に汚れているような仕上がりに。グレーの色が効いているせいか、まるで金属がサビたようにさえ見える!

■失敗しても大丈夫!キズの表現も超簡単!

続いて、パーツの表面が本当にキズついたように見せる方法。実際にキズが入ったことを意識して“キズの入り口”=端の線を、キレイに引くのがコツだ。「手作業で真っすぐな線を引くのは難しく、ヘナヘナと歪んでしまうかもしれません。けれど全く問題なく、ぼかしペンを使えば線をシャープに“補修”できます」(川口名人)

先ほどパーツ表面に描いたキズを、ぼかしペンで消した状態。きれいに拭き取れているのが分かるだろう。何度もやり直せるから安心だ。

綿棒でキズの線をシャープにした後、さらに別の色を塗り重ねていく。「別の色が加わることで、単色よりも発色が抑えられます」(川口名人)。パーツの表面自体は平面なのに、色が加わると立体的に見えてくるのが面白い。

キズの表面のように細かい補正には、ベビー用の小さい綿棒がお勧め。「いろんな道具を有効活用するのも、塗装のポイントのひとつです」(川口名人)

専用ペンでちょっと塗装しただけで、こんなにも雰囲気たっぷりのパーツに早変わり! 本当に汚れたりキズが付いたりしているように見える。ぜひチャレンジして見て欲しい!

*   *   *

次回はクリアパーツを塗装する3つの方法を紹介! 君は最後までタイムラプス動画をチェックすることができるか。

 

ガンプラ名人・川口克己さん
BANDAI SPIRITS ホビー事業部に所属し、ガンプラのプロモーション活動を行う。かつてはプロモデラーとしてその名を馳せ、フルスクラッチのガンダムなどを製作していた。往年のガンプラファンには神に等しい存在。

 

>> THE GUNDAM BASE TOKYO

<グッとくるタイムラプス動画特集>< span>

(取材・文・写真/ナゴヤリュータ 撮影協力/BANDAI SPIRITS、ガンダムベース東京 (C)創通・サンライズ)

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