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見よ職人技を!漆芸・白檀塗が施された本格機械式時計登場

&GP / 2018年12月4日 21時0分

見よ職人技を!漆芸・白檀塗が施された本格機械式時計登場

見よ職人技を!漆芸・白檀塗が施された本格機械式時計登場

日本のものづくりの精神を世界に発信し続ける時計ブランド、セイコー。その確かな品質と洗練されたデザインで、各国の人々から愛されています。そんなセイコーから、日本の伝統である漆の技法「白檀塗(びゃくだんぬり)」を施した格式高い一本が登場しました。黒の漆に金色の蒔絵、そして独特の飴色の白檀塗が美しいこの限定モデルは、海外市場でも話題となりそうです。

セイコーの伝統とテクノロジーを融合した機械式時計ブランド<セイコー・プレサージュ>より登場した「プレステージライン 漆・白檀塗 限定モデルSARW045」(27万円/税別)は、日本の伝統美が凝縮された一本です。

ダイヤルには漆塗りが施されていますが、これは何十回も塗りと研ぎを繰り返すことにより美しい色合いと光沢を生み出しつつ、針の動きを邪魔しない厚みに仕上げるため高度な技術が必要となるのだそうです。

この日本を代表する漆の技術はこれまでもプレザージュで採用されてきましたが、新モデルでは「白檀塗」と呼ばれる、製造難度の高い漆芸があしらわれています。下地となる漆ダイヤルに接着剤としての漆と重ねるように金属粉を塗布。さらに何層にもわたって褐色味を帯びた透漆の塗りと研ぎを繰り返すことによって生まれる独特の飴色は、3時と6時に位置するサブダイヤルに採用されています。

また、9時位置には「蒔絵」による付きのような金色の曲線が施され、シックなダイヤルにアクセントを添えています。多くの漆器職人が携わって作り上げ、完成したすべてのダイヤルは世界的に名高い漆芸家である田村一舟氏が監修するという、まさに職人たちによる一本です。

ケースには、艶やかな漆の美しさを引き立てるよう筋目と鏡面に仕上げを分けた研磨を施し、ダイヤルを覆うガラスには、どの角度から見ても美しい漆の魅力を損なわないようセイコー独自の光の反射を抑えるスーパークリアコーティングを施したデュアルカーブサファイアガラスを採用しています。

金色の弓なりをデザインしたシースルーバック仕様の裏ぶたからは、ダイナミックな回転錘の動きや精緻なてんぷの動きを見ることができ、機械式時計のロマンを感じることができるでしょう。

12月8日より発売されるこの「プレステージライン 漆・白檀塗 限定モデルSARW045」は、世界限定2000本。数量限定モデルの証であるLimited Edition の文字と1から2000までのシリアルナンバーも刻印。特別な桐箱に収められての販売です。

>> セイコー プレザージュ

 

(文/&GP編集部)

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