スーツにも似合うアウトドア系アウター5選 ービジネスに効くアウトドアギア特集①

数年前までは考えられなかったビジネスシーンでのバックパック使用。それが今や常識となっているように、ビジネスシーンでのアウターも自由度が増している様子。ファッションにおいてはカジュアルとビジネスの垣根がなくなりつつあるなか、狙うは「オン・オフ兼用」モノ。冬でも快適に過ごせてさらにスーツにも似合うアウターが欲しい…。そんなワガママに応える鍵は“アウトドア”にありました。

■真冬から春先まで使える高性能コート

エーグル
「中綿ライナー付き透湿防水ステンカラーコート」（4万2120円）

サッと羽織るだけでトラディショナルな着こなしを楽しめる、ビジネスシーンではお馴染みのステンカラーコート。シンプルなデザインながら防水・防風・透湿性能を備えており、さらに2.5レイヤーの機能素材や止水ジップなど、ギア感満載のアイテムです。パリッとした張りのある素材感で、畳んでもシワになりづらく、一日中美しい形をキープ。ちなみに中綿ライニングは着脱可能なので真冬〜春先まで大活躍間違いなしです！

>> エーグル

 

■スーツに難なく溶け込む“ジャパンダウン”

ナンガ
「オーロラ ダウン ジャケット」（4万1904円）

保温性が高く、真冬の通勤の着こなしにオススメなのがダウンジャケット。といってもカジュアルなイメージが強いので、ビジネスで使用する場合は、この「ナンガ」のような控えめなデザインのものを選びたいところ。ダウンは通常、水にめっぽう弱いのですが、オーロラテックスと呼ばれる高い撥水性と透湿性に長けた防水コーティング素材が弱点をしっかりカバー。また、国内自社工場のメリットを生かして生地の破れやファスナー破損などの修理に対応（有償）しているのも◎。

>> オッシュマンズ「ナンガ　オーロラ ダウン ジャケット」

 

■抜群の収納力はもはや“着るバッグ”

バッハ ガーメンツ
「FLINT STONE COAT」（4万3200円）

約40年の歴史のあるバッグブランド「BACH」からは、パッカブル仕様のモッズコートがお目見え。フィッシュテールやフロントのパラシュートボタン、多数のポケット収納やパーツのギミックはバッグを背景に持つブランドならでは。シルエットは身幅にゆとりのある今ドキな雰囲気で、素材には形態回復やストレッチ性に優れる“SOLOTEX”を採用。畳んでカバンに忍ばせておけば急な天候変化や気温変化にも対応できます。

>> バッハ ガーメンツ

 

■極寒でも暖かく過ごせるイタリア生まれのプレミアムダウン

ピークパフォーマンス
「X1 Parka」（14万5800円）

雨や風、摩擦に強いだけでなく、着るほどに味わいが出る表生地に、柔らかな羽毛を贅沢に封入。前面には大小異なるふたつのスナップポケットが付いているので、スマホや財布、タンブラーなど荷物を分けて収納できるます。また、随所に配されたリブやドローコードが袖口や裾から入る冷気をシャットアウト。東京近郊に住んでいるなら、インナーはワイシャツ1枚でもへっちゃらです。

>> ピークパフォーマンス

 

■スリムなシルエットが都会的ムードを強調

マムート
「Seon 3 IN 1 HS Hooded Coat AF Men」（8万6400円）

アルパインジャケットやレインスーツに用いられる3層からなるゴアテックスを使用。更に75デニールの高密度設計にすることであらゆる天候に対応し、耐久性も獲得したステンカラーコート。ブラックで統一したカラーリングとスリムなデザインは、普段のスーツコーデにも気負うことなく取り入れられます。また、単体でも使えるデザインの脱着可能な中綿ジャケットが付属していて、付け外しで細かい体温調節ができるのも嬉しいポイント。

>> マムート

 

>> ［特集］ビジネスに効くアウトドアギア

（文／K・タニヤマ　写真／松山勇樹　スタイリスト／宇田川 雄一）