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これバルミューダじゃないんです!ブラックな白物家電のこだわりとは?

&GP / 2019年2月5日 11時30分

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これバルミューダじゃないんです!ブラックな白物家電のこだわりとは?

突然ですが、みなさん「オシャレな家電メーカーは?」と聞かれてどんなメーカーを思い浮かべますか? 私もこれまで何度となく「家電 デザイン オシャレ」というキーワードでググったことがありますが、それこそダイソンやデロンギ、バルミューダなどのちょっと尖ったブランドを思い浮かべるはずです。

でも実は、いま象印がアツいんです! 今年創業101年目を迎える同社が “暮らしの道具”として新たに提案する「STAN.」シリーズは、2月1日から発売された新シリーズ。このシリーズがこれまでの象印のイメージを大きく覆すようなデザインなんです。もちろんデザインだけでなく、機能も文句なし。

2月1日から2月11日まで期間限定コンセプトショップとしてオープンしている表参道の「STAN. TABLE」の様子とともに、STAN.シリーズの魅力をご紹介しましょう。

■マットなブラック塗装と木材を感じさせるツートンカラーを採用

STAN.シリーズとして登場するのは、IH炊飯ジャー「NW-SA10型」、マイコン沸とう電気ポット「CP-CA12型」、コーヒーメーカー「EC-XA30型」、ホットプレート「EA-FA10型」の4製品。いずれの製品もマットなブラックの塗装が施されており、天面のみ手入れがしやすいようにフラットトップパネルとなっています。

▲IH炊飯ジャー「NW-SA10型」は5.5合炊き。想定販売価格は3万3000円前後

▲マイコン沸とう電気ポット「CP-CA12型」は1.2L容量の電気ポット。想定販売価格は1万5000円前後

▲コーヒーメーカー「EC-XA30型」はマグカップ2杯分の約360mlのコーヒー抽出に対応。想定販売価格は1万円前後

▲ホットプレート「EA-FA10型」は深さ4cmの深型プレートが特徴。想定販売価格は1万5000円前後

いずれの製品もブラック一色ではなく、本体下部が木材のようなベージュになっています。これは、木のテーブルなどに置いたときにも馴染みやすいようにという配慮からくるもの。クールな印象のなかに温かみが感じられるのがポイントです。

▲コルクをイメージしたベージュの配色がワンポイントに。マットなブラックの質感もチープ感がなくていい

STAN.シリーズのデザインおよびクリエイティブ・ディレクションは、クリエイティブユニットTENTが担当しています。キッチンや食卓に馴染みやすく、SNSでも発信したくなるようなデザインを意識しているそうです。

今回のSTAN.シリーズはブラックのみの展開となっていますが、製作過程でリサーチしてみると、ホワイトなどほかのカラーを望む声もあったのだとか。今後のカラー展開に関しては未定だそうですが、このデザインならいろんなカラーの選択肢も欲しくなりますね。

■見た目だけじゃない!小さなこだわりがぎゅっと詰まった家電たち

2月に発売する4製品が優れているのは、デザインだけではありません。いずれも”上位モデル”というわけではないですが、きちんと使い勝手を考えた設定や機能を搭載しています。

IH炊飯ジャー「NW-SA10型」は、圧力機能は非搭載ですが、そのぶん手入れがしやすいのが魅力。使用後に洗うのは内釜と内フタだけで構いません。

▲圧力機能非搭載は最近の炊飯器には珍しいが、手入れがしやすいという一面には改めて気付かされた

30代の共働き・子育て世帯をメインターゲットとするシリーズなので、「ベビーごはん(離乳食)」メニューを搭載。4段階の柔らかさで離乳食用のおかゆが作れます。

▲ピンポイントに子育て世帯に響く機能を搭載。20メニューのレシピブックも付属する

さらに、「ほう!」と感心したのが、内釜の水位線。水を入れると目盛りの色が変化して見やすくなる「はっきり目盛り」を採用しており、細やかな使い勝手の良さを意識しています。

▲長らく非圧力で炊いたごはんを食べていなかったが、NW-SA10型で炊いたごはんはさっぱりしていて、食べやすい印象を受けた

▲タコの炊き込みごはんを試食。購入前に実際に白米と炊き込みごはんが試食できるのはありがたい

 

■ミルク作りに便利な70℃保温を採用

30代の共働き・子育て世帯をメインターゲットとするシリーズだと前述したが、マイコン沸とう電気ポット「CP-CA12型」では、ミルク作りに最適な70℃保温と、コーヒーがおいしく淹れられる90℃保温が選べます。

▲2つの温度帯が選べる。コーヒーカップ2杯分(約240ml)は約2分で沸騰する1300Wの「ハイスピード沸とう」となっている

また、お湯が飛び散りにくい「ゆっくりカフェドリップ給湯」となっており、電気ポットでコーヒーや紅茶を飲む人にも使いやすい仕様になっています。

■紙フィルターだから手入れがしやすい

コーヒーメーカーといってもさまざまな種類がありますが、STAN.シリーズの「EC-XA30型」は至ってシンプルです。水をヒーターで2回加熱して、熱湯と蒸気でコーヒー豆全体を蒸らしてからドリップしますが、そんなに目立った機能がある製品ではありません。

そのぶん、手入れのしやすさを重視した感じがします。ガラス容器とバスケットが一体型になっており、紙フィルターを使ってコーヒーを抽出する仕様なので、使い終えたコーヒーかすの処分のしやすさはピカイチです。また、給水や手入れがしやすい「はずせる水タンク」も、地味ではありますが毎日使うことを考えると便利なポイントです。

▲ここに紙フィルターをセットしてコーヒーを抽出する。フィルターを付けることも検討したが、手入れのしやすさを優先したそうだ

 

■見た目以上に大容量な深型プレート

最近はおしゃれなホットプレートが流行っていますが、このSTAN.シリーズの「EA-FA10型」も負けてはいません。一見すると非常にコンパクトな見た目なのですが、サイズは幅44.5×奥行30.5×高さ14cm.。

▲これまでのホットプレートは外枠が2枚の樹脂でできていたので厚みが出ていたが、EA-FA10型は外枠を厚めの1枚のプレートにしたことで省スペース化を図った

深さ4cmの深型プレートを採用するので、パエリヤやブイヤベース、かさばる蒸し料理なども作れます。プレートの表面は浅い凹凸のダイヤカットディンブル仕上げで、油なじみがよく、焦げ付きを防いでくれるそうです。

▲おかずだけでなくガトーショコラのようなデザートも作れる。20メニューのレシピブックも付属する

▲温度調節プラグを収納するケースは、レシピブックスタンドとしても使える。この小さな工夫がいい

「STAN. TABLE」の1階は展示スペースとカフェスペースで、2階には試食できるメニューが並べられています。また、土日祝限定でホットプレートを使った調理体験も開催。体験は店頭での予約制となり、予約受付は2月1日から開始しています。

STAN..シリーズは、手頃な価格で機能とデザインのいい家電が欲しい人にぴったり。STAN. TABLEに足を運んで、実際に見て、体験してみてはいかがでしょうか。

>> STAN.

 

(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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