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3000円台の個性派ワイヤレスは今や貴重なオープン型!JVC「HA-F15BT」【イヤホンレビュー】

&GP / 2019年3月2日 11時0分

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3000円台の個性派ワイヤレスは今や貴重なオープン型!JVC「HA-F15BT」【イヤホンレビュー】

イヤホン選びをしている人から時々聞こえてくる“装着していて耳が痛くならないイヤホン”。ワイヤレスイヤホンでも完全ワイヤレスでも現在の主流は耳栓のような”カナル型”ですが、これが苦手な人も結構います。それに、耳にゆったり装着するオープン型の方が装着感はたしかに楽です。オープン型の代表的モデルにはアップル純正のEarPods(iPhoneに付属しているイヤホン)やAirPodsがありますが、探せば他にもいろいろあります。2月中旬に登場した、3000円台のお手頃価格で購入できるワイヤレスイヤホン、JVCの「HA-F15BT」もそう。

「HA-F15BT」はファッションのアクセントにもなるレトロデザインが特徴のワイヤレスイヤホンです。カラーバリエーションは4種類で、すべてツートーン。僕が試したのはカーキ×ベージュの組み合わせ。カーキは近年のトレンドカラーだし、落ち着いたベージュの組み合わせは定番ですよね。

イヤーピースがなく耳に挿入するオープン型。アップル純正のEarPodsがオープン型ですが、今ではその他の製品はあまり出回っていません。実際に身に着けてみても、耳の溝にしっかり引っかかりフィットする一方で、耳穴には挿入しないので不快感はナシ。耳に装着した状態で外の音が結構聞こえてきます。ちなみに、IPX2相当ながら防滴仕様で、連続再生は6.5時間です。

ケーブル途中にはベージュのリモコンが付いています。音量専用ボタンと、再生/停止/曲送り/戻しすべてを担当する中央ボタンがあり、操作方法はややイレギュラーなタイプ。ちなみに、最初のペアリングは電源OFFの状態から中央ボタンを長押しです。

ただし、これは「HA-F15BT」に限った話ではないのですが、個人的な好みとしてはワイヤレスイヤホンに付いているリモコンは装着感としては少し邪魔かなと。首元に垂れ下がるのが正しいのかフィットするのが正しいのか…。どちらにしてもオシャレには見えません。いっそ省いてくれると、シンプルに身につけられるんですけどね。

 

■これぞオープン型の音!

音質もチェックしてみましょう。iPhoneとペアリングして音楽を聴いてみると、高音質ではないけれどバランス取りの頑張りが伝わるサウンド。宇多田ヒカルの『あなた』を聴くと、女性ボーカルは厚みを持ってちゃんと聞こえるし、音空間の広がりもそれなり。低音は沈みはしないけど、低音の存在をちゃんと自己主張しています。ダンス系音楽のBruno Mars『24K Magic』でも、男性ボーカルは厚みがあるし、低音もしっかり伝わります。良し悪し以前に、これがオープン型イヤホンのサウンドと呼ぶべきですね。

なお、動画用の遅延はどうかというと、遅延は大きめのタイプなので動画にはオススメできません。

そして耳穴に対してオープンなので、周囲への音漏れは、カナル型イヤホンより大きめ。一方で、音量を上げ過ぎなければ周囲の音も自然と耳に入るメリットもあります。いつでも外の音が分かるのは安心感があるし、音楽流しっぱなしで外出したい人にもアリです。

3000円前後で購入できる低価格ワイヤレスイヤホンは激戦クラス。そんな中でも、この「HA-F15BT」はレトロデザインとオープン型となかなかの個性派です。ワイヤレスイヤホン入門をしたくて、さらにカナル型が苦手な人、また自然と外の音も聴きたい人は試してみる価値アリですよ!

>> JVC「HA-F15BT」

 

>> [連載]イヤホンレビュー

(取材・文/折原一也)

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