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折り畳めばバッグに入る!携帯用の太陽光パネルで充電切れの不安から解放されました

&GP / 2019年5月12日 20時0分

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折り畳めばバッグに入る!携帯用の太陽光パネルで充電切れの不安から解放されました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

なんだか暖かかったり寒かったり、春の不安定な気候に振り回されっぱなしですが、ポカポカとした日は仕事なんて全てほったらかして日差しの下でのんびりしたいもの。キャンプが楽しい季節でもありますし、アウトドアライフを満喫したいと思うわけです。

とはいえ、生粋のデジタルオタクでもあるため、電波や電力がないと不安に襲われます。よくアウトドアには邪道と言われますが、好きなもんは仕方ない。で、いつも気にかかるのがデジタルガジェットの電源というわけです。

大容量モバイルバッテリーというジャンルが登場してから、一気に電源問題も解決したとはいえ、やっぱり電力を使い切ったらただの巨大な箱。無限に湧いてくるわけじゃありません。しかし、いや待てよ、と。無限のエネルギーと言えば、恵みの光「太陽」があるじゃないか! そう、バッテリーになる「ソーラーチャージャー」があった!

そこで今回は “高コスパ” でおなじみの「Anker PowerPort Solar 60」(1万9800円)を紹介。コンパクトに畳める、ガジェットお助けソーラーパネルは、アウトドア好き必携のアイテムでした。

■パタパタパタっと開けばソーラーパネルが登場

最先端の太陽光パネルを搭載したことにより、太陽光を高い効率性で電力に変換できる「Anker PowerPort Solar 60」は、持ち運びに便利な折り畳み式。パネルを閉じた状態では約295x170x62mmというサイズで、バックパックにもサクッと入れられるコンパクトさ。A4より少し大きいくらいです。

重量も約1.4kgと軽く、持ち手の部分をつかんで気軽に持ち運べます。最初に届いたとき、「本当にこんな小さくて大丈夫かな?」と思いましたが、折りたたみ部分を広げると太陽光パネルがお目見え。ちょっと期待感が膨らみます。

▲一段階目:ベリベリっとマジックテープをはがすと展開の開始

▲2段階目:下に向かってひと広げ

▲3段階目:さらに下に向かって広げると縦方向は終わり

▲4段階目:右に開く

▲5段階目:左も広げれば完了。計9面のパネルが搭載されている

 

■4つのポートをスイッチで切り替えて充電

オラちょっとワクワクしてきたぞ!ということで、さっそくスマホを充電してみます。さんさんと太陽が降り注ぐ中、パネル中央の上部にあるポケット内を開放。USBポートにケーブルを挿せばOKです。

するとすぐに充電開始の表示が! キター、なんかうれしい…。太陽の力だけでスマホが充電できるなんて。まあ、そんなに驚くことでもないけど、問題は充電効率です。メーカーHPによれば、「Power IQ USB-A 出力:5V = 3A (2 ポート、 各ポート最大2.4A)」とのことで、かなり早いスピードで充電されそう。

▲ポケット内に配置されているのは、8 mm DC出力:16.8V=3A、5.5 mm DC出力:17.6V=3A、Power IQ USB-A 出力:5V = 3A (2 ポート、 各ポート最大2.4A)の4ポート。それぞれ同時に充電することはできない

手持ちの「iPhone X」を、残り電力50%の状態から充電スタート。どれくらいで満充電されるか試したところ、約1時間弱で完了。つまり0%からなら2時間弱ということか。メーカーによれば「太陽光の量に応じて、出力量は30Wから60Wの間で変わります」とのことなので、少々給電にバラつきがある模様。

確かに、ソーラーチャージャーを日向に置いたときと、日陰に置いたときでは、充電スピードが全く違いました。そこで気になるポイントがもうひとつ。9面のうち、全部に光を当てなくても充電できるのでしょうか。さっそく実験!

▲まずは6面から

▲ん~、ギリギリ充電されてます。ときどき途切れるな…

▲そして3面で充電。こちらは反応しませんでした

実験の結果、9面全部に光を当てた方がいいという結論に。まあ当然といえば当然ですが。

■持ち手やループなど使い勝手の良さもポイント

さて、“光はいっぱい当てましょう”ということ意外にも、細部を見ると他にも気になるポイントがあります。それがパネルの端っこについているループです。これを駆使すれば、日当たりのいい場所に引っ掛けて使えるというわけ。

▲こんな感じでフックやカラビナなどを使えば、キャンプ場の木などにも吊るせる

パネルの四方に2つずつで計8個ついており、使い方はいろいろ。木だけでなくリュックにも縦に折りたたんで吊るせるようですが、パネル面が少なくなるので光量問題が起きそう。ただスマホケースのカラビナなどを絡ませれば、充電しながら音楽を流すといった使い方もできます。あ~、充電を気にしなくていいって素敵。

▲裏面にはファスナーポケットがあり、ケーブルや充電中のスマホを収納することもできる

パネルを覆うファブリックはバリスティックナイロンなので、まさにアウトドアでガンガン使っても問題なさそう。多少の汚れや水気は弾いてくれます。さすがに端子部分は濡れたらアウトでしょうけど。

■モバイルバッテリーに蓄電すれば電気代0円

持っていると安心感が違うソーラーチャージャーですが、当然ながら蓄電はできません。リアルタイムで充電するのみ。使ううちに「なんだか電力がもったいないな」と思い始めて気がついたのは、モバイルバッテリーに蓄電(充電)すればいいんじゃん!ということ。

手持ちのモバイルバッテリーでもいいですし、最近は超大容量の10万mAhを超えるポータブル電源があります。意外と電気代もばかにならないので、快晴の日は自宅の庭やデッキで電気を貯めるのもエコです。

*  *  *

 

スマホ、デジカメ、イヤホン・ヘッドホン、モバイルバッテリー、LEDライトなどなど、本当に身の回りの電気製品が増えたと感じる今日このごろ。急に災害が来てコンセントから給電できなくなるとも限りません。非常用としても優れた高出力ソーラーチャージャーで、ライフラインを確保しておけば、いざというときの心強い味方になってくれるでしょう。

>> Anker PowerPort Solar 60」

 

(取材・文/&GP編集部 三宅隆)

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