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速いは正義!1分でサクッモチッに仕上がる絶品トースター【男前家電レビュー】

&GP / 2019年5月18日 20時0分

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速いは正義!1分でサクッモチッに仕上がる絶品トースター【男前家電レビュー】

【男前家電レビュー#05】

今や朝食における最大派閥の主食(であろう)トースト。

食パンの銘柄や厚さ、トーストのお供など、それぞれの家庭や自分ならではのこだわりやルールも多いはずです。ちなみに個人的には、チーズトーストか、厚切りトーストにバター時々ジャム or はちみつを塗るのが好み。

話が逸れましたが、共通しているのは、忙しい朝に「サクッとモチッとおいしく、素早くトーストしたい!」ということではないでしょうか?

そんなニーズに応えるアイテムが、約1分でトースト(6枚切りを室温25℃の時)できるという“白物”、シロカのオーブントースター「すばやき」(2枚焼き ST-2A251/実勢価格1万4880円前後/税別、4枚焼き ST-4A251/実勢価格1万9880円前後/税別)です。

■「速さがうまさ」の“パン焼き理論”を具現化

ここ数年、各メーカーがおいしさにこだわったトースターを発売していますが、シロカのプレミアムオーブントースター「すばやき」は、その名の通り、“おいしく、素早く焼く”にこだわっているのがポイント。

メーカーによっておいしく焼くの考え方はさまざまですが、このモデルは、トーストのおいしさを研究しつくした工学院大学・山田昌治教授の「速さがうまさ」という“パン焼き理論”を具現化した1台。パンを速く焼くと、水分が中心に集まり、外はサクッと中はもちもちの食感が生まれます。

■懐かしくて新しい!シンプルなのに主張するデザイン

特徴のひとつがデザイン。直線で構成された本体に、3つのダイヤルを配しただけのシンプルさが潔く、各ダイヤルにあるワンポイントの差し色がアクセント。トースター然とした正統進化系の、どことなく懐かしさを感じるデザインは、どんなキッチンにも調和。それでいて存在感を主張します。落ち着いた雰囲気のブラックも用意されているので、インテリアにあわせて選びたいところ。

2枚焼きの「ST-2A251」と4枚焼きの「ST-4A251」があり、各サイズはW35×H22.9×D28.6cm、W35×H22.9×D36.3cmで、奥行きが異なるだけです。重量はそれぞれ3.8kg、4.2kg。

サイズ的に使いやすいのは、やはり奥行きが狭い2枚焼きで、今回使用したのもこのタイプです。

■焼く時の操作性は抜群! パンくずや庫内の掃除も簡単!

操作は「タイマー」「温度」「コンベクション」のダイヤルを回すだけ。シンプルなトーストの場合は、使うのはタイマーダイヤルのみ(コンベクションと温度は固定)ですが、機能は意外に豊富で、3つのダイヤルを組み合わせて使いこなすには若干の慣れが必要です。

操作性とは関係ありませんが、洗練された見た目ながら時間を刻む音は「カチカチカチッ、チーン♪」とまさにトースター!

そして、トースターで大事なのが掃除のしやすさ。本体下に引き出し式のパンくず受けがありパンくずを捨てやすく、扉や網を取り外せるので、庫内の細かい隙間の掃除も手軽にできます。

本体下部にはパンくずトレーを装備。庫内からパンくずを簡単に確認できるので、気になった時にいつでも取り出し可能。

 

扉が取れるのもうれしい仕様。扉と庫内を連結しているフックとロックを外すだけで簡単に扉が外れるので、庫内や扉も容易に掃除できます。

■焼き上がりは本当に速くて、食感はサクッとモッチリ!

瞬間発熱と熱風循環を組み合わせた“すばやき製法”で実際にトーストを焼いた感想は、リアルに「速っ!」。

セットしたトースト専用焼き網のセンター(1枚焼きの場合)にパンを置き、ダイヤルをコンベクション「入」、温度は「280℃」、時間は「1分」に設定。待つこと1分でトーストができあがります。しかも、外はサクッと中はしっとりモチモチ。特に厚切りのパンだったので、中に水分がちゃんとキープされているのを実感できました。

焼き加減は好みに応じて時間調整をすればいいのですが、気になったのが焼きムラ。使用した機材の個体差なのか、置き方なのか分かりませんが、焼きムラがあり、何度試しても奥側1/3の焼きが浅めでした。確認したところ、食パンを横に置いて焼くと色ムラなく美味しく焼けるそうです! 

とはいえ、この焼き時間の速さは大きな魅力! 1分1秒が惜しい朝の時間には強い味方になってくれるはずです。

今回は4枚切りのパンを使用。写真は、焼いている途中でパンを回転させて、色が薄いところを減らしたため、若干濃い目に焼けています。

■トーストだけじゃない!オーブン料理もあたため直しもお手のもの!!

シンプルな見た目とは裏腹に、意外と多機能。あたため直しやオーブン料理も可能です。

特に、あたため直しはよく使うので、さまざまなパンや惣菜を試してみました。しっかり中まで温かく、外はパリッとしていて、チンするよりも格段においしい! のは間違いないのですが、パンごと、惣菜ごとに設定温度と時間がバラバラなので、1回ごとレシピブックを見る必要があります。違うジャンルのパン、違う料理なので仕方がない…のか。

もう1点。レシピブックに1個単位であたため直し時間が書かれていればいいなと思いました。

▲パン焼きオンリーではなくオーブン料理もできるので、トースト専用焼き網に加え、トレーとトレー用焼き網、焼き網が付属します。同じく同梱されているレシピブックはビジュアルが美しく、眺めているだけでも楽しい1冊。こんな料理ができるなら作ってみようかと調理意欲をそそられます

 

▲クロワッサン2個は、コンベクション「入」、温度は「120℃」、時間は「2分」。トースト専用焼き網を使用

▲メロンパン2個は、コンベクション「入」、温度は「130℃」、時間は「4分」。トースト専用焼き網を使用

▲カレーパン2個は、コンベクション「入」、温度は「170℃」、時間は「5分」。トースト専用焼き網を使用

▲から揚げ6個は、コンベクション「入」、温度は「170℃」、時間は「7分」。トレーと、トレー用焼き網を使用

▲コロッケ2個は、コンベクション「入」、温度は「220℃」、時間は「8分」。トレーと、トレー用焼き網を使用。上にアルミホイルをかけます

■トーストとおかずの同時調理も可能!

トーストだけでなく、なんとトーストとおかずを同時に作れるのも魅力。忙しいモーニングにはうれしい機能です。バタートーストと一緒に作れるのは、ほうれん草の卵とじ、ブロッコリーのグリル野菜、ズッキーニのグリル野菜、ベーコンエッグなど。

今回は、トーストと、目玉焼き&ソーセージを作ってみました。材料は、食パンとバター、ソーセージ2本、卵1個、サラダ油小さじ1です。耐熱容器にサラダ油を塗り、ソーセージと卵を入れ、220℃で3分30秒!たったこれだけ。

簡単なので時短朝食にもってこい! いろいろ試してみたくなります。

▲食パンと食材を入れた耐熱容器を並べて入れます。トースターが水平に置かれていないと卵が偏ってしまうので注意が必要です

▲レシピブックにはバタートーストが載っていますが、バターがパンの中まで浸透するのが嫌なので、トーストにバターをのせています

■いろいろ作りたくなるアレンジトースト

せっかくなのでアレンジトーストも作ってみました。

レシピブックには、ピザトースト、クロックムッシュ、ツナコーントースト、オイルサーディンのトーストなど、多彩なレシピが載っていますが、朝食で食べることを想定し、選んだのはベーコンエッグトースト!

レシピを覚えれば簡単。アッという間にできますが、ボリューム満点でカロリーが気になりました(笑)

▲食パンにベーコンを2枚並べてのせ、食パンの形に沿ってマヨネーズで壁を作り、その中に卵を割り入れます。トースト専用焼き網の上に、アルミホイルを敷くのもポイントです

▲コンベクションは「入」で、220℃、4分30秒焼き、塩・コショウを振れば完成です!

▲レシピブックでは6枚切りなのですが、今回は4枚切りを使用。厚い分、熱源に近かったからかちょっと焦げてしまいました。あまりきれいではないですが、仕上げにイタリアンパセリを

トーストの焼き上がりの早さには感動! 平日朝時間の強い味方であることは間違いありません。またアレンジトーストやオーブン料理を作れるのも便利ですが、使いこなしに時間がかかるので、こちらはゆっくりと楽しみながら休日に使うのがいいかもしれません。

>> シロカ「プレミアムオーブントースター すばやき ST-2A251」

>> 男前家電

(写真/下城英悟、澤村尚徳 取材・文/&GP編集部 澤村尚徳)

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