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ただのSUVじゃ満足できない人に!希少な“屋根開き”「イヴォーク」が買えるのは今だけ!!

&GP / 2019年7月15日 19時0分

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ただのSUVじゃ満足できない人に!希少な“屋根開き”「イヴォーク」が買えるのは今だけ!!

欲しい人は、今、買っておかないと絶対に後悔する! 今回は、そんな注目モデルについてお伝えしたい。レンジローバーの「イヴォーク コンバーチブル」がそれだ。

「イヴォーク」といえば、フルモデルチェンジした新型の発売が日本市場でもスタート。『&GP』でも近日中に、完成度の高さと新技術に驚かされた新型のインプレッションをお届けする予定だ。

しかし今、筆者が興味津々なのが、先代モデルをベースとしたイヴォーク コンバーチブル。その理由は、世界中を見渡しても、SUVをベースとしたオープンカーは希有な存在であり、ほぼお目にかかれない特別な存在だから。しかも新型には、オープン仕様が用意されない見込みであり、生産が終了した現行モデルも、もうすぐ絶版となってしまう。この、世界でも稀なキャラクターを持つゴキゲンなモデルを新車で手に入れられるチャンスは、今しかないのだ!

■カッコいいイヴォークのクールなコンバーチブル

日本を始め、世界中で大ヒットとなったイヴォークは、レンジローバーのラインナップの中で最も小さなモデル。先代=初代が人気を得た理由は、“砂漠のロールスロイス”との異名を持つプレミアムSUVブランドのレンジローバーが、手の届きやすい価格で買えたことも大きいが、それ以上に注目されたのは、とにもかくにも、デザインがカッコ良かったからにほかならない。

初代イヴォークは、ボディサイドにあるガラスエリアの天地を短くし、ルーフを低く見せるという手法を導入。それまでのSUVデザインの常識を覆す前衛的なスタイルを採用した。まるでモーターショーを彩るコンセプトカーがそのまま公道に舞い降りたかのような攻めたルックスに、多くのユーザーが飛びついたのだ。街を走る初代イヴォークは、まるでファッションモデルが闊歩しているかのようなオーラを放ちながら、街の視線を集めていた。

そんな初代イヴォークの派生モデルとして登場したコンバーチブルは、その名の通り、SUVのイヴォークをベースとしたオープンカー。屋根はソフトトップで、スイッチ操作で走行中も開閉可能だ。

■弱点を魅力に変える走行中の新たな発見

不思議なことに、クルマは屋根がないだけで、信じられないほど走って楽しい乗り物になる。開放感がどれだけ楽しさにつながるかは、オープンカーを体験したことがある人なら、身を持って実感したことがあるだろう。それをSUVで実現してみせたのが、イヴォーク コンバーチブルの面白いところ。

このところ、“ルーフトップバー”と呼ばれる、ビルの屋上などにあって夜景を楽しめるオープンテラスのバーが流行っているが、イヴォーグ コンバーチブルはまさに、“クルマ界のルーフトップバー”といった印象。屋根が開くことで、乗員が開放的な気持ちになれるのはもちろん、普通のオープンカーとは違って背が高いから、周囲を見下ろして走る、見晴らしの良さも味わえる。そして、街の夜景を頭上に眺めながら夜のドライブを楽しんでいると「こんな世界もあったんだ!」と新たな発見に感動し、ついつい遠回りしてしまう。

もちろん、イヴォーク コンバーチブルはリアシートの背後にソフトトップの格納スペースを設けた結果、リアシートはタイトになり、ラゲッジスペースは狭い上に開口部も小さくなった。さらに、4名しか乗れないとか、そもそも3ドアなのでリアシートへの乗り降りがしにくいなど、実用面に関してはいくつものウィークポイントが挙げられる。

しかしこのクルマ、屋根を開けてドライブしてみると「それがどうした!」という気持ちになる。クルマでの移動が、極上の時間へと変わるのだ。そういった、実用面の犠牲を気にすることなく、クルマとの充実した時間を過ごすことこそ、ゆとりある豊かなカーライフではないか? イヴォーグ コンバーチブルをドライブしていると、そんな理想のカーライフについ思いをはせてしまう。

■新世代ディーゼルは洗練された回転フィール

イヴォーク コンバーチブルのエンジンは、ガソリンとディーゼルから選択可能。今回の試乗車は2リッターのディーゼルターボだったが、ジャガー・ランドローバーグループが次世代を見越して開発した新しいエンジンだけあって、回転フィールはとても洗練されている。そして、4000回転オーバーまで軽快に拭け上がり、かつ好感の持てる雑味のないフィーリングを味わえた。

その上このエンジンは、ディーゼルとは思えないほど音も静か。エンジン自体から発せられる音が、ディーゼル特有の尖った感覚のない、まろやかな音質なのに加え、エンジンルームの遮音も、しっかり施されている。そのため、屋根を開けて走っていても、アクセルペダルを深く踏み込んだ際にようやくディーゼルらしいノイズを感じるくらいの静かさだった。

そしてこのクルマは、ハンドリングも軽快で、SUVとは思えないほどシャープ。運転を楽しめる爽快感を身につけているから、ドライブ好きの人でも満足できることを約束する。

走る楽しさが詰まった、世界的にも希少なSUVのオープンカー。その上、元々カッコいいイヴォークをベースモデルとするだけに、コンバーチブルのスタイルはとてもクールだ。「人とは違う個性的なクルマに乗りたい」とか「アバンギャルドなルックスのクルマに乗りたい」といった、ふたつのニーズを同時に叶えてくれるイヴォーク コンバーチブルは、実に魅力的な存在。

しかも、もうすぐ買えなくなるとなれば、それはレッドリスト入り確実の、希少野生動物のようなもの。つまり、今、買わずしていつ買うというのか? 2019年7月現在、イヴォーク コンバーチブルの生産はすでに終了しており、新車として買えるのは、ディーラーなどにある在庫分のみ。今回を逃すと、再び(将来的に新車として発売され)手に入れられる確率は、ほぼゼロと考えていいだろう。新型イヴォークが登場し、あえて旧型になった今、それでも買っておきたいクルマがイヴォーク コンバーチブルなのである。

<SPECIFICATIONS>
☆コンバーチブル HSEダイナミック
ボディサイズ:L4385×W1900×H1650mm
車重:2080kg
駆動方式:4WD
エンジン:1999cc 直列4気筒 DOHC ディーゼル ターボ
トランスミッション:9AT
最高出力:180馬力/4000回転
最大トルク:43.8kgf-m/1750回転
価格:788万円

(文&写真/工藤貴宏)

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