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「クルーズ旅行」に必要な持ち物と無駄になりがちな持ち物

&GP / 2019年7月22日 21時0分

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「クルーズ旅行」に必要な持ち物と無駄になりがちな持ち物

先日、MSCスプレンディダというクルーズ船で3泊4日の上海クルーズに参加しました。

[関連記事]プールにカジノに6つのレストラン!初めてのクルーズ旅は驚きの連続でした

初めてのクルーズ旅だったので、クルーズ会社のサイトや個人のブログを見ながら持ち物を準備したのですが、意外といらないものもあったなという印象を受けたんです。

そこで、クルーズ旅で「必ずいるもの」「あると便利なもの」「いらないもの」をご紹介したいと思います。ぜひいつかやってくるかもしれないクルージングの参考にしてみてください。

 

■最低限用意すべきもの

・クルーズ乗車券
これがなくては船に乗れないので注意。スマホでデータを確認できるものの、印刷したものを持っておきましょう。

・パスポート
・ビザ

海外行きのクルーズならこれらは必須。乗船前に出国審査、下船後に入国審査があるのは、飛行機と同じです。

▲パスポートに「YOKOHAMA」の出国スタンプが押されたのは初めての経験

・クレジットカード
乗船後、自分のクルーズカードにクレジットカードを登録しておくと、クルーズカードを見せるだけで船内のすべての支払いができます。船内はクルーズカードだけを持ち歩けばOK。クレジットカードや現金は部屋の金庫に入れておきましょう。

▲乗船後、クルーズカードにクレジットカードを登録しておけば、クレジットカードを持ち歩かなくていい

・日本円
基本的に乗船中は現金を使いません。下船した港には両替所があるはず。両替に使う日本円は事前に用意しておくと安心です。

・カジュアル/インフォーマル/フォーマルな服と靴
海外旅行をする際は基本的にカジュアルな服装が多いと思います。せいぜい、ディナーでいいレストランに行くとき用の服を用意するくらいでしょう。クルーズ旅行の場合、日中はカジュアル、ディナーはインフォーマルに着替えるのが一般的なマナーです。

▲客室内に備え付けのクローゼットがあったので、部屋に入って早々にワンピースやシャツをハンガーにかけておいた

さらに、クルーズでは「ガラ・ディナー」というフォーマルナイトが設定されているので、フォーマルな服も持っていたほうが安心。男性ならタキシード、女性ならロングドレスやカクテルドレスが主流です。とはいえ、ガラの服装は船のランクによっても変わるので、事前に下調べするのがおすすめです。

・防寒具
海の上は風が強く、夏場でも朝晩は意外と冷えます。さっと羽織れるパーカーや巻物などを持っておくといいでしょう。

・水着&サンダル
多くのクルーズ船にはプールがあります。「泳がないからいらない」と思うかもしれませんが、ジャグジーやスパでも水着を着用するので、泳がない人も準備しておきましょう。

▲屋外、室内ともにジャグジーがあり、水着着用が必須となっている

・サングラスと日焼け止め
プールやジャグジーなど甲板で過ごすときは日焼け対策が必要。日傘や帽子などは風で飛ぶ可能性があるので、サングラスと日焼け止めで対策を。

・電子機器の充電器や変圧器
クルーズ中は客室内でスマホやパソコンが充電できます。海外の船の場合は変圧器も忘れず用意してください。

▲宿泊した部屋には220Vと110Vのコンセントが用意されていた

・歯ブラシやシェーバーなどの洗面具
歯ブラシやシェーバーといった洗面具は、基本的に部屋に用意されていません。売店で購入することもできますが、あらかじめ用意しておくといいでしょう。

▲筆者はいい部屋に泊めさせてもらったが、それでも歯ブラシなどのアメニティは置かれていなかったので、クルーズ旅とはそういうものなのだろう

・コンタクトレンズのスペア
船内に売店はありますが、コンタクトレンズは入手できません。普段使っているものを持参するのを忘れずに。

 

■あったほうが安心なもの

・パジャマ、スリッパ
今回、筆者が乗船したMSCスプレンディダの部屋はバスローブとスリッパが用意されていました。とはいえ、バスローブで寝るのは暑いので、パジャマを持参して良かったです。ただし、部屋のランクによってはバスローブとスリッパがないので、確認しておくと安心。

▲バスローブで寝ようとしたが、暑いので断念。パジャマのほうがリラックスできた

・トレーニングウエア
船内にジムがあるので、運動をする人はトレーニングウエアを荷物に加えておきましょう。もちろん、その場で購入することも可能です。

▲船内で身体がなまってきたと感じたら、ジムで汗を流すといい

・シャンプー、リンス
客室によっては用意されていることもありますが、普段使い慣れたものを持っていくと安心です。今回、実は持参せず、後悔しました…。

▲備え付けのシャンプーとリンスがあったが、髪質に合わず、髪の毛がきしんでしまった

・タンブラーや水筒
客室内には有料のドリンクしか用意されていないので、少しでも節約したい人はタンブラーや水筒を持参し、ドリンクバーで飲み物をくんで部屋に持ち込むといいでしょう。とはいえ、ミニバーのドリンク代もそう高いわけではないので、筆者はタンブラーを持っていましたが使いませんでした。

▲レストランでミネラルウォーターなどボトルのドリンクを頼んで、そのまま部屋に持ち込むのもアリ

・双眼鏡
これも筆者が今回のクルーズ旅で使わなかったもののひとつです。航路によってはイルカやクジラが見られることがあるので、持っていると役立つ場合もあると思います。

・酔い止め、常備薬
医務室で酔い止めや痛み止めなどはもらえます。ただし、普段から飲み慣れたものがいい人は持ち込むようにしましょう。

・モバイルバッテリー
船内はさまざまなアクティビティがあるので、意外と部屋にいる時間が少なくなります。そして、クルーズ船内はつい写真が撮りたくなる瞬間が多いので、モバイルバッテリーを持ち歩いたほうが安心です。

・小物が入るカバン
クルーズ中はクルーズカードとスマホさえあれば十分ですが、モバイルバッテリーや常備薬などちょっとした小物が入るカバンを持っているといいでしょう。

・本やガイドブック
船上は有料Wi-Fiが使えるものの、データ通信容量に応じた金額を支払う必要があります。船上でのインターネットの利用は最低限にし、空いた時間は本や渡航先のガイドブックを読むのがおすすめ。MSCスプレンディダの場合は図書室もありましたが、置かれている本は英語のものが中心。やはり自分で用意するほうが良さそうですね。

▲図書室でゆっくり読書を楽しめる。パソコンも用意されていた

・目覚まし時計
客室内に時計はありません。これは「時間を忘れてゆっくり過ごす」というクルーズ旅の醍醐味を味わうためです。とはいえ、クルーズ中はショーを観たり、食事をしたりと時間を意識するタイミングは多々あるので、携帯用の目覚まし時計を客室に置いておくと便利。もちろん、スマホを活用しても構いません。

▲クルーズ中は毎日新聞が配られる。アクティビティのタイムスケジュールが出ているので、これに合わせて予定を決める

 

■持って行くと無駄になりやすいもの

・バスタオル
タオル類は掃除のたびに交換してくれるので、持っていく必要はありません。MSCスプレンディダでは、1日2回清掃が入り、常に客室を清潔にしてくれていました。ちなみに海外のホテルの場合は、使い終えたタオルはバスタブやバスルームの床に置くのがマナー。こうすることで使ったことが伝わり、新しいものに交換してくれます。

▲使い終えたタオルはバスルームの床に放置。お風呂用のバスタオルだけでなく、プール用のタオルも用意されていた

・虫除けスプレー
夏場なので念のため虫除けスプレーを用意しましたが、その心配は不要でした。普段は必ず蚊に刺されるのですが、まったく刺されませんでした。

▲多少肌が見える服装でも蚊に刺されないのはありがたい

たしかに海水でボウフラは育たないですし、海は風が強いことにも起因しているはず。ただし、下船後が不安な人は持っていったほうがいいでしょう。

・大量の外貨
船内ではクルーズカートで支払いができるので、外貨は一切必要ありません。また、下船後は港に両替所があるので、そこで両替すればOKです。

*  *  *

クルーズ旅は船内にずっといるので退屈かと思いきや、さまざまなアクティビティが用意されています。また、日常を忘れて海をぼんやり眺めるのもいいものです。今年の夏はクルーズ旅で最高に贅沢な時間を過ごしてみましょう!

 

(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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