悪魔的魅力を持ったブローバ「デビルダイバー」が復活の時を告げる

アメリカの老舗時計ブランド・BULOVA（ブローバ）より、1970年代に大人気を博したダイバーズウォッチ「Oceanographer Devil Diver（オーシャノグラファー”デビルダイバー”）」が新色で復刻。約半世紀という長い雌伏の時を経たとは思えない、美しいデザインと高い機能性を兼ね備えた魅力的な一本です。

BULOVAの人気モデル復刻コレクション・Archive Series（アーカイブシリーズ）の最新ダイバーズウォッチ「Oceanographer Devil Diver」（9万720円）は、1970年代では画期的ともいえる666フィート（約200m）防水を搭載した同モデルの復刻版です。

▲1970年代当時に発売されたデビルダイバー

その名にもある “Devil Diver” は、文字盤に明記された「666 FEET」が新約聖書「ヨハネの黙示録」に登場する獣（悪魔）の数字“666”と関連付けられたのが由来で、今回の復刻版では「666 FEET」の表記やブランド名のロゴ、文字盤上の十字ラインといったデザインも、オリジナル版から変わることなく継承。

円柱パーツを用いたインデックス、蓄光塗料を塗布した太目の時分針、逆回転防止仕様のベゼル、無反射コーティングの風防（サファイヤガラス製）に666フィート防水搭載と、ダイバーズウォッチに求められる高い視認性と機能性がしっかりと確保されています。

時計ケースとバンドはステンレス製で、ケース径は44.0mm、厚さは14.4mm。自動巻きムーブメントを採用し、付加機能は日付表示のみとシンプルな仕様です。文字板のカラーバリエーションはオリジナルのブラックから変更され、ネイビーとグリーンの新色2色で展開されます。

“悪魔”の異名が付きながらも長きに渡って愛され続けているのは、落ち着いた色合いデザインが醸し出す雰囲気、高い機能性がいかに魅力的であるかを示す証明といえそう。

時計専門店や百貨店内の時計売り場などで、9月中旬より販売が開始される予定です。

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（文／＆GP編集部）