大人コーデがキラリと光る!シトロエン創業100周年を祝うエレガントな「C3」

&GP / 2019年9月7日 19時0分

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大人コーデがキラリと光る!シトロエン創業100周年を祝うエレガントな「C3」

2019年に創業100周年を迎えたフランスの自動車メーカー・シトロエン。この特別な年を祝うべく、今年だけの特別仕様車「C3 ORIGINS(オリジンズ)コレクターズエディション」がラインナップされています。

シトロエンのC3といえば、明るくカジュアルな雰囲気とフランス車らしい個性が身上のコンパクトカー。特別仕様車のORIGINSは、上位グレードの「SHINE(シャイン)」をベースに、特別な装備を与えることでエレガントかつ落ち着いたたたずまいへと変貌を遂げています。

この辺りのコーディネートは、さすがフランス生まれのシトロエン、というところしょうか。ということで、今回はこの特別仕様車の魅力をチェックしていきましょう。

■大人向けのコーディネートをまとったシトロエンC3

3代目である現行型「C3」がデビューしたのは、2016年の夏のこと。翌年7月には日本への導入もスタートし、熱心なフランス車ファンやコンパクトカーにも個性を望むユーザーから高く評価されています。

一方、ボディをキズからガードする側面の“エアバンプ”や、ヘッドライトとその上下に位置するデイライトにベゼル付きフォグランプ、そして、ちょっとポップなカラーコーディネートなど、独創的な細部デザインは注目集め(過ぎ)るんじゃないか…、と気になる人も多いはず。

確かに、C3はそのディテールに目を奪われがちですが、全体のプロポーションは端正ですし、フランス車らしいソフトな乗り味など、他のクルマでは得がたい魅力が満載です。「どうしよう…、迷うなあ」と感じていた人にとって、ちょっとシックなORIGINS コレクターズエディションの登場は、朗報といえるでしょう。

ベースモデルは、上級グレードのSHINE。搭載されるエンジンは、最高出力110馬力を発生する排気量1199ccの直列3気筒ターボで、トランスミッションには日本のアイシンAWが手掛ける6速ATを組み合わせています。また、ホイールは1サイズアップとなる17インチのアルミ製となりますが、アクティブセーフティブレーキや6エアバッグ、ESCといった安全装備をはじめ、メカニズムは基本的に共通となっています。

ちなみに、ORIGINS コレクターズエディションの専用装備はというと…

<エクステリア>
ORIGINS ロゴステッカー(フロントドア)/ブロンズカラーストライプデコレーション(ドアミラー、ルーフステッカーほか)/ブロンズカラーアクセント(フォグランプベゼル、エアバンプアクセント)/17インチブラックアロイホイール

<インテリア>
ブロンズステッチ入りファブリックコンビネーションシート/ロゴ入りフロントシートタグ/ブロンズフレーム&ブロンズステッチ入りダッシュボード/ブロンズパイピング入りフロアマット

といった具合に、内外装のコーディネートが図られています。

ボディカラーは、ブランバンキーズ(ノアールオニキスルーフ)、ノアールペルラネラ(プラノパールルーフ)、グリアルタンス(ノアールオニキスルーフ)…というと分かりにくいかもしれませんが、白、黒、シルバーのモノトーン3色を設定。このうちグリアルタンスは、日本仕様のC3には初めて設定されたカラーです。

オリジナルのC3は、ボディカラーとディテールのコントラストや色使いが鮮やかで、若々しくポップな雰囲気なのですが、ORIGINS コレクターズエディションはモノトーン&ブロンズカラーという大人向けの組み合わせとすることで、グッと落ち着いたたたずまいを見せます。

例えるなら、エルメスのトートバッグ「フールトゥ」のように、上品なカジュアル、といえば、お分かりいただけるでしょうか。このコーディネートなら、どこへお出掛けしても目立ち過ぎることがありませんし、高級ホテルに乗りつけても違和感はありません。こうした絶妙なサジ加減は、さすがシトロエン、といったところでしょう。

■シトロエンらしい軽やかな走りも魅力

メカニズムはC3のSHINEと同じですが、ひとつ気になっていることがありました。それはタイヤサイズ。SHINEのそれは205/55R16であるのに対し、ORIGINS コレクターズエディションのは205/50R17と、1サイズ拡大されています。

フランス車、さらにシトロエンともなれば、ソフトな乗り味を期待する人も多いはず。もちろん筆者もそのひとりですが、サイズアップによってあの乗り心地が損なわれているのでは? と心配だったのです。でも結論からいえば、それは全くの杞憂。荒れた路面でのロードノイズや、段差通過時の振動なども、気になることはありませんでした。

もちろん、ちょっとしたワインディングでも、ロールこそ大きめですが、シトロエンらしい懐の深い足回りが路面をしっかりとつかんで離しません。兄貴分である「C5 エアクロスSUV」には、“PHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッションズ)”と呼ばれる新開発のサスペンション(ショックバブソーバー)が採用されていますが、C3の足回りは、伝統的な構成を採ります。しかし、徐々に曲率が大きくなるようなコーナーでステアリングを切り増していっても底づきする気配はありませんし、コーナリング中に段差があっても、ボディが不意に揺すられることもありません。この辺りは、十分なストロークを確保した足回りと、1160kgと程良く軽い車重の併せワザといえるでしょう。

加えて、ふんわりとカラダにフィットするシートが不快な振動をしっかりシャットアウトしてくれるため、長距離ドライブでも疲れを感じることがありません。こうした足回りとシート、そして、1.2リッターながら低速からトルクが立ち上がるエンジンの組み合わせはなかなか絶妙で、高速道路を使ってのロングクルーズも余裕でこなしてくれます。

その一方、大きめにアクセルペダルと踏み込むと明確に聞こえてくるエンジン音や、「今、シフトアップしたな」と変速状況が振動で伝わる6速ATは、徹頭徹尾スムーズであることを追求している日本車と比べると、気になるという人がいるかもしれません。でも、音や変速感によって「自分でドライブしている」という実感を得られますから、個人的にはネガに感じることはありませんでした。

ともあれ、クラスを感じさせないたたずまいと、品良くまとめられたインテリアや設えはシトロエンならでは。「コンパクトカーの購入を検討中だけど、どれも決め手に欠ける」という人は、ORIGINS コレクターズエディションでシトロエンの世界に触れてみてはいかがでしょう? 見慣れたクルマに対しても、きっと新たな発見を得られるはずです。

<SPECIFICATIONS>
☆C3 ORIGINS コレクターズエディション
ボディサイズ:L3995×W1750×H1495mm
車重:1160kg
駆動方式:FF
エンジン:1199cc 直列3気筒 DOHC ターボ
トランスミッション:6速AT
最高出力:110馬力/5500回転
最大トルク20.9kgf-m/1500回転
価格:258万円

(文&写真/村田尚之)

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