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イヤーピース交換で激変!M-SOUNDS「MS-TW3」は遊べる高音質【イヤホンレビュー】

&GP / 2019年10月26日 11時0分

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イヤーピース交換で激変!M-SOUNDS「MS-TW3」は遊べる高音質【イヤホンレビュー】

日本発のイヤホンブランドとして2017年より完全ワイヤレスイヤホンを手掛けるM-SOUNDS。9月18日にリリースした最新完全ワイヤレス「MS-TW3」は、クアルコム社の最新SoC仕様で、2層構造の複合振動板5.9ミリダイナミックドライバー、HDDS振動板を搭載した高音質設計。“目を閉じれば絶景サウンド”というキャッチフレーズからも分かるように高音質勝負なうえに実売価格は1万4850円前後と、いわゆる激戦区に投入されました。

それでは実機をレビューしていきましょう。

 

■実はIPX7の完全防水

ゴールドの豪華パッケージにしっかりとした日本語の機能説明がつけられ安心感があります。詳しく丁寧な説明書も、安心できるポイントです。

イヤホン本体は耳に蓋をするようなフィット感のある形状。公称で平均-20dB遮音のノイズアイソレーション。そして、耳奥まで音の届く3Dロングノズルでサウンドをしっかり届ける設計。本体重量は実測値で5.6gで、完全ワイヤレスイヤホンとしては中型サイズですね。

実際に装着してみると、ピッタリと耳に蓋がされます。ただし、装着しても引っかかりはないので、激しい運動の際には不安かも。なお、本体はIPX7の防水性能で防水面は万全です。

標準のイヤーピースは最近増えてきた高さの浅いタイプで、S/M/Lの3サイズが付属。このタイプは耳へのストレスは少ないのですが、実際に身につけると耳穴への密閉感は弱く、好き嫌いが分かれます。他にもSpinFitイヤーピースもS/M/Lの3サイズが付属。この2種類は後ほど音質も聴き比べてみます。

本体はタッチ式。“タッチサークル”で音楽再生の操作も対応。左右どちらかを1回タップで再生(停止時のみ)、音楽再生中は1回タップで音量+/ー、2回押しで停止、長押しで曲送り/戻しに対応。なお、タッチの反応がとてもセンシティブで、イヤホンを外して手に持つ時にも、時々誤操作がありました。

イヤホン本体の連続再生は約10時間とかなり優秀。専用ケースでの充電を合わせると約60時間も再生できるうえに、その再生ケースも超小型。携帯性重視な場合も選択肢に入るのでは。

実際に身に着けて新宿の繁華街を歩いたり電車で移動したりしてみましたが、電波が激しく飛び交う場所で何度か一瞬の音飛びがありました。接続安定度はホドホドでしょうか。

 

■イヤーピースを変えてみると…

iPhoneとペアリングして音質をチェックしてみます。

宇多田ヒカルの『あなた』を聴くと、情報を豊富に備えつつも全体に軽やかなナチュラルトーン。女性ボーカルの歌声はクリアに美しく効かせるけど、楽器の音も音空間のなかでバランスよく優しく響きを付けつつ聴かせてくれます。BrunoMarsの『24K Magic』はクリアで軽やかだけど、ズンズンした低音は相当控えめ。

ところが、イヤーピースを付属するSpinFitに変更してみるとビックリするほど音質が激変します。宇多田ヒカルの『あなた』は持ち前のナチュラル系に音の深みが加味され、むしろ重低音寄りのバランスに。BrunoMarsの『24K Magic』はディープに沈み込む低音がグイグイと迫ります。

*  *  *

1万円台半ば程度の完全ワイヤレスイヤホンで、連続再生時間10時間にケース込みで60時間、IPX7対応とスペックは優秀なM-SOUNDS「MS-TW3」。また標準イヤーピースとパッケージ内に付属するSpinFitのイヤーピースで全然違う音質で楽しめます。装着性や操作性など気になるところは細々とある機種ですが、この価格で考えると、かなり遊べる高音質完全ワイヤレスと呼べるのではないでしょうか。

>> M-SOUNDS

 

>> [連載]イヤホンレビュー

(取材・文/折原一也)

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