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世界の一歩先を行くスマートな実力派!GARMINのすべて

&GP / 2019年10月29日 20時0分

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世界の一歩先を行くスマートな実力派!GARMINのすべて

あなたは「GARMIN」というブランド名をご存じだろうか? 名前は聞いたことがあるけどよく知らない、そんな人が多いはず。だがガーミンはGPS技術をコアに「世界を変えた」超実力派ブランド。その驚くべき技術力と歩み、そして製品の中でも最も身近でオススメできる最新のスマートウォッチの魅力を、その歴史とともに紹介しよう。

■民生用GPS機器のパイオニア

ガーミンは、アメリカ・カンザス州生まれのゲイリー・バレルと台湾生まれのミン・H・カオという優秀なふたりの電気工学エンジニアが1989年、「GPS(グローバル・ポジショニング・システム)技術で世界を変える」ことを目標に起業した電子機器メーカーだ。2019年で創立30周年を迎えた。

実は同社のGPSに関連する技術力は世界最高レベル。民生用GPS機器のNo.1ブランドとして、陸・海・空あらゆる場所でさまざまな用途の機器を開発・展開。その優れた機能や精度から、世界中に熱烈な愛用者がいる。日本ではポータブルカーナビの分野で一般的には知名度が高いのはご存知の通りだ。

そして、本格的にスポーツを楽しんでいる人の間では、ガーミンは唯一無二の絶対的な存在だ。ガーミンの名前を聞くと、プレジャーボートで海釣りをする人ならマリンナビゲーションシステムやソナー、レーダー、魚群探知機を、登山など過酷なアウトドアスポーツに取り組む人ならハンディタイプのナビゲーション端末を、ゴルフを楽しむ人ならグリーンを攻めるときのゴルフナビやその機能を備えたスマートウォッチを、サイクリストならサイクルコンピュータを、本格志向のランナーやアスリートならトレーニング用ウォッチを頭に思い浮かべるはずだ。

 

■社名はふたりの創業者から

▲創業者のミン・H・カオ博士(右)と故ゲイリー・バレル博士(左)。現在、ガーミンの会長を努めるミン博士は2011年に「小型GPSナビゲーションシステムの開発と商品化」の功績で、全米技術アカデミーのメンバーに選ばれている

すべてのガーミン製品のコア技術であるGPSは、地球を周回する複数の衛星からの電波を受信し、そのデータから三角測量を行って、自分が地球上のどの場所に居るかを正確に割り出すことができるシステム。この技術はインターネットと同様に、もともとは軍事用の技術だった。

1980年代、創業者のふたりは同じ会社で、アメリカの国防総省が進めていた、当時は軍事関連の極秘技術だったGPS関連の技術開発に従事していた。

その過程でふたりは、軍事ばかりでなく、あらゆる人の生活を安全で便利で豊かにする、世界を変えるこの技術の大きな可能性にいち早く気付き、一般に普及させることを会社に進言する。だが、彼らの意見は聞き入れられなかった。

そこでふたりは会社を辞め、「ゲイリー」と「ミン」というそれぞれのファーストネームを組み合わせた「ガーミン」社を設立。さまざまなGPS機器の開発に乗り出した。

そして1990年代に入ると、ハンディタイプのGPSナビゲーション端末を筆頭に、航空機のコックピットシステム、マリン用、自動車用のナビゲーションシステム、ランナー用のウエアラブルデバイスなど、世界初の画期的な機能を実現したさまざまなGPS機器を開発・発売。その道のプロフェッショナルやアスリートたちから圧倒的な支持を得て現在に至っている。

▲現在社長兼CEO(最高経営責任者)を務めるクリフ・ペンブル氏。会社設立時からのメンバーで、2013年から現職。ウエアラブルデバイス事業を推進する

 

■陸・海・空のすべての人の活動をカバーするガーミン製品

ガーミンが手掛ける製品ジャンルは広く、大別すると5つ。知っておきたいのは、私たち一般消費者向けの製品ばかりでなく、飛行機や船が標準装備する業務用の製品、冒険家やトップアスリートなどその分野のプロフェッショナル向けの製品を数多く開発・発売していること。そして、彼らから絶大な支持を受けている点だ。

1. AUTOMOTIVE/自動車用機器

クルマやオートバイ用のコンパクトで高機能なポータブルカーナビや、危険運転対策として人気が高まっているドライブレコーダーも、ガーミンの得意とする製品で、すでに愛用している読者もいるはず。ガーミンはこの分野で、機能と価格に「革命」を起こした。またメルセデス・ベンツのダッシュボードにセットされた純正ナビゲーションシステムも2013年からガーミンが開発・製造・供給している。

2. AVIATION/航空機用機器

国土が広いアメリカでは、自家用の小型機や小型のプライベートジェット機が普及しており、自動車感覚で日常的に利用しているアマチュアパイロットも多い。こうした小型機に搭載されているアビオニクス(航空計器)システムもガーミンの得意分野だ。

大型の旅客機では、「グラスコックピット」と呼ばれる、大型のディスプレイにあらゆる機能を統合したアビオニクスが常識だが、ガ ーミンは小型機の分野にも「グラスコックピット」を普及させたパイオニアだ。現在ではほとんどの小型機に採用・搭載されている。小型ジェット機で2019年上半期に世界トップのデリバリーを果たしたホンダジェットのアビオニクスシステムもガーミン製だ。

3. MARINE/船舶用機器

大型船の船舶システムもそうだが、小型の漁船やプレジャーボートに搭載するGPSナビゲーションやソナー、レーダー、トランシーバー、魚群探知機などもガーミンは開発・製造・販売しており、プロアマを問わず高い評価を得て、世界で圧倒的なシェアを誇っている。

プレジャーボートが一般的ではない日本では、なかなか触れる機会がある人は少ないだろうが、どれも使いやすく、機能も抜群。しかも魅力的な価格を実現している。もし、船釣りなどの機会があれば、ぜひチェックしてみてはどうだろう。

4. OUTDOOR/アウトドア用機器

バッテリーで使えるハンディタイプのGPSナビゲーションシステムや、通信衛星を使った通信機能付きのGPS端末は、登山やカヤック、トレイルラン、ハイキングなどアウトドアアクティビティには欠かせないアイテム。過酷な場所で活動するプロフェッショナルや、秘境に挑む冒険家にとっては、命綱のような存在だ。

この分野の製品を1990年代初頭、世界で初めて開発・発売したのも他ならぬガーミン。比類のない機能を備えながら、省電力設計で長時間使用できる。もちろん現在も、この分野でトップブランドだ。

5. SPORTS & FITTNESS/スポーツ&フィットネス

ゴルフやランニング、スイミングなどさまざまなスポーツ、フィットネス&ウォーキングの活動を記録するアクティビティトラッカーとして、プレイヤーが望む機能を備えたウエアラブルデバイス、サイクリング用コンピュータなども、ガーミンが得意とする分野だ。

この種の機器は専用設計のものが多いが、ガーミンの製品は、用意された専用アプリをインストールすることで、多彩なスポーツに対応。しかも、一般的にはマイナーなスポーツ、過酷なスポーツにも対応している。その上、精密な計測記録ができるから、トップアスリートたちから絶対的な支持を得ている。

■プロダクトで振り返るガーミン30年史

2019年に創立30周年を迎えたガーミン。この間、「世界初」の革新的な機器を数多く世に送り出してきた。ジャンルも機能も多彩だが、どの製品も中核にあるのはGPS技術。この技術の可能性を誰よりも早く見抜いた創業者ふたりの先見性には、 30年後の今、改めて驚かされる。

1989年:創業

1991年:第1号製品、船舶用GPSレシーバー「GPS100」

湾岸戦争では、アメリカ軍の地上部隊兵士がガーミン製の携帯型GPSレシーバーを使用。コックピット搭載型「GPS‒100AVD」パネル搭載型レシーバーで航空計器市場にも参入。

▲※写真はイメージ

1993年

世界初の航空用携帯型GPS端末「GPS 95」誕生。

1994年

コックピット搭載型の航空用GPSユニット「GPS-155」がアメリカ連邦航空機局から初めて計器進入方式(計器による離着陸)の完全な認証を取得。

1998年

世界初のGPS内蔵携帯電話「NavTalk」、自動車用GPSナビゲーション端末の第1号機「StreetPilot」発売開始。

1999年

携帯型GPSレシーバー「eTrex」発売開始。

2001年

音声で情報を教えてくれる世界初の携帯型カーナビゲーション「StreetPilot Ⅲ」発売開始。

2003年

世界初の手首で測定するGPSトレーニング端末「Forerunner201」、アウトドア用の腕時計型GPS端末「Foretrex」発売開始。

2004年

小型飛行機のアビオニクス(航空計器)のスタンダードになったグラスコックピットシステム「G1000」納入開始。ひとつのディスプレイでさまざまな航空計器やオートパイロット、航法、通信、気象レーダー、機体システム情報の表示や操作を可能にした。

2005年

世界初のGPSサイクルコンピュータ「Edge205」発売開始。

2012年

アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、日本のみちびきに対応する世界初の携帯型GPSデバイス「etrex」シリーズを日本で発売。マルチスポーツGPSウォッチ「fēnix」シリーズ発売。

2013年

メルセデス・ベンツにインダッシュ・カーナビゲーションシステムの供給を開始。

2014年

スマートウォッチ用のアプリケーション開発プラットフォーム「Connect IQ」を発表。サードパーティによるガーミン製機器のアプリ開発が可能に。

2015年

手首で心拍数を計測できる機能が付いたGPSランニングウォッチ「Forerunner 225」を発売、ベストセラーに。

プライベートジェット機「ホンダジェット」がコックピットの計器に「G3000」型アビオニクスを採用。

2016年

ハイブリットスマートウォッチ「vivomove」発売開始。

2017年

高低差情報付きのゴルフコースマップを内蔵したタッチパネル式GPSゴルフウォッチ「Approach S60」を発売開始。

GPSウォッチ「fēnix」シリーズが、アメリカ海兵隊の主力戦闘機F/A-18ホーネット、電子戦機E/A-18Gグラウラーのパイロットの標準装備品に。

2018年

初のダイビングウォッチ(ダイビングコンピュータ)「Descent Mk1」を発売開始。

2019年

「fēnix」シリーズの最新製品「fēnix 6」シリーズを発売開始。

創立30周年記念製品となるGPSプロウォッチコレクション「MARQ」を発売開始。

■「垂直統合」のモノ作りと「徹底した実践テスト」それがガーミンの「最高の製品作り」の秘密

▼機能が本当に「使える」

5つの製品ジャンルで展開されるガーミンのGPS製品。その最大の特長は「まさかここまで」と感心せずにはいられない「本物の機能性」だ。

マルチスポーツ対応のウォッチを実際に使ってみると、GPS機能の驚くほどの正確さと、記録されるデータの精密さ、対応するスポーツの豊富さに驚くはずだ。特に、ガーミンのコア技術であるGPSでは、測位の速さと正確さには驚かされる。ランニングするとき、スマートウォッチのGPS機能をONにすると、走った時間や距離、ペースやスピード、ピッチや消費カロリーに加えて、どこを走ったかがデータとして記録される。このデータはガーミン純正のパソコンソフトやスマートフォンアプリで、その軌跡を詳細に確認することができ、これが驚くほど正確なのだ。

▲今やスマートウォッチには欠かせない、ケース裏に搭載される光学式心拍計の精度でもガーミンは独自のアルゴリズムで一歩先を行く

道の中央を通ったのか端を通ったのか、そこまでハッキリと分かる。その他のデータの正確さも、一般的なスマートウォッチやアクティビティトラッカーとは桁違いだ。販売しているスポーツショップのベテラン店員は「ガーミンの機能はギミックではなくて、本当に『使える』ものなんです。だからオススメできる」と話す。

だから、プロのアスリート、アマチュアでも本格志向、本気のアスリートたちは、迷わずガーミンの製品を選ぶ。そして熱烈なファンになる。

▲センサーやデータ処理を行う半導体チップもカスタムメイド

■部品作りから自分たちで

ガーミンは一体なぜ「妥協のない本物の機能」を実現できるのか。その理由は、ガーミンが創業以来、業界では異例ともいえる「垂直統合型のモノづくり」を一貫して行っているからだ。

デジタル機器の製品開発では、部品は外注の調達が基本。自社工場を持たず、組立まですべてを外部の企業に委託してしまう会社も珍しくない。だがガーミンは創業から現在まで、まったく逆のモノづくりを続けてきた。製品を構成する部品の開発・設計・製造は、原則としてすべて社内で行う。さらに組立やマーケティング、アフターサービスまで、ほとんどを社内で行っているのである。

▲ハンディタイプやウエアラブルタイプの電子機器では、GPSや加速度センサーなどひとつひとつの部品の性能に加えて、部品の高度な実装技術、つまりさまざまな部品を、限られたスペースに機能を損なうことなくコンパクトに組み込む高度な技術が求められる。この点でもガーミンは優れている

スマートウォッチに内蔵されている部品の多くは、そのモデルのために自社内で設計・製造。スマートウォッチのOSやアプリも独自に開発したものだ。だから、機能に妥協のない最高の製品が実現できる。

さらにユニークな製品テストの体制も「本物の機能」の実現に寄与しているという。自身がスポーツマンで、テストを自分で行っているエンジニアも多いというのだ。しかも彼らの多くがその分野のエキスパート。つまり彼らは「自分が欲しいもの」を自ら開発しているのだ。

もしあなたが、本当に使えるウエアラブル機器を求めるなら、ぜひ一度ガーミンの製品を使ってみてはどうだろう。これまでにない満足が得られるはずだ。

▲ガーミンの卓越した技術といえば、やはり創業以来のコア・テクノロジーであるGPS技術。地上から約2万キロ上空にある衛星の微小な電波を、最低でも4つ以上受信し、測位計算を行って現在地を割り出す。ガーミンはこれを正確に、しかも省電力で行う比類のない技術を誇る

■「海でのトレーニングなど過酷な状況で安心して使える。ガーミンは信頼性も耐久性も別格です」

本気のアスリートから絶大な支持と信頼を集めるガーミンの腕時計。実際にプロのアスリートはどのように使い、どう評価しているのだろうか。現在、ガーミンのアンバサダーを務める伝説の格闘家に話を聞いた。

「道具としての信用度、安心感が、ガーミンは他の腕時計とは違います。いざというときに頼りになる。今はトレーニングを、海でサーフィンやスタンドアップパドルなどで行うことが多いのですが、いつでも安心して使えます。バッテリーの持ちも格段に長いですし耐久性も高い。タッチパネル式ではなくボタン操作なので、どんな状況でも確実に操作できるのも重要な点です」

ガーミンのスマートウォッチの魅力を語ってくれたのは、日本発祥の総合格闘技「修斗」のカリスマとして、格闘技ファンの間で今も伝説的な存在であり、2年前からガーミンのアンバサダーを務めている佐藤ルミナ氏だ。

1994年11月にプロデビュー。格闘家としては小柄ながら躍動感に溢れたアグレッシブなファイトスタイル、ダイナミックな大技による1本勝ちで続々と勝利を重ねて絶大な人気を獲得。2004年には初代・修斗環太平洋フェザー級王者に輝いた。

2014年の現役引退後の現在は、地元の神奈川県小田原市で2005年に開設し、代表を務める修斗のオフィシャルジム「修斗・MMA・柔術が学べる総合格闘技ジムroot(ルーツ)」で指導を行うほか、日本修斗協会の理事長、アマチュア修斗委員会の委員長として、キッズからアマチュア、プロフェッショナルまで、あらゆる人がさまざまな立場で楽しめる修斗や格闘技の普及・発展に尽力している。

佐藤氏は1990年代から、他のアスリートに先駆けてこの種のトレーニングに役立つウエアラブル機器をアスリート目線で活用してきたという。

「私自身がガジェット好きなもので、当時からさまざまな機器を使ってきました。だからガーミンを使うことにはまったく抵抗がありませんでした。ガーミンのブランド名は、マリンスポーツやトライアスロンなど、ハードなスポーツを楽しむ人から聞いて知っていましたが、使ってみると、確かにガーミンは別格でした。他のスマートウォッチもいろいろ使ってみましたが、格闘技の後輩やジムの生徒さんたちに本気でオススメできるのはガーミンだけです」

自身で毎日愛用しているのは、新作「fēnix 6(フェニックス・シックス)」の前モデルとなる「fēnix 5(フェニックス・ファイブ)」など。

「VO2MAX(最大酸素摂取量)なども計測できることは知っていますが、長年の経験で自分の身体のことはよく分かっているので、使っている機能は心拍と運動強度の計測機能ですね。今はさまざまなブランドからスマートウォッチが発売されていますが、本気でスポーツにも取り組んでいる人、これから取り組もうと思っている人には、間違いなくガーミンがベストだと思います。当然、普通の腕時計としての機能も完璧です」

初代・修斗環太平洋フェザー級王者/日本修斗協会理事、アマチュア修斗委員会委員長 佐藤ルミナさん
自身が代表を務める小田原の修斗オフィシャルジム「roots」で指導する佐藤氏。「私のジムにはプロの格闘家を目指す人も居ますが、 9割がダイエットなどの目的で通って来られる方々。皆さんもぜひ身体を動かしてみてはいかがでしょう」

佐藤ルミナ Instagram:ruminasato
修斗オフィシャルジム「roots」:http://www.rootsgym.com/

>> GARMIN

本記事の内容はGoodsPress11月号116-121ページに掲載されています

 


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