完全手動のインスタントカメラで味のある写真撮影を

スマホひとつで誰でもキレイな写真が撮れてしまう時代。確かに撮影はラクになったけど、誰でも同じように撮れちゃうのはなんだか楽しくない…そんな発想からか、いまあらためてインスタントカメラに注目が集まっています。デジタル機能搭載機種もあるけれど、あくまでアナログにこだわるならこんなカメラはいかがでしょう。

ヴィレッジヴァンガードオンラインから発売の「Escura instant camera 60s」（8778円）、シャッターの切り替えもフィルムの巻き取りも手動で行う、完全アナログ式のインスタントカメラです。

「Escura instant camera 60s」は、FUJIFILMのインスタントフィルム “instax MINI” を使って撮影するインスタントカメラ。ヴィンテージ風のデザインもキュートですが、特徴はずばり、完全手動のアナログ仕様です。

電池不使用、シャッターの切り替えもフィルムの巻き取りもユーザー自らが手動で行うマニュアル式。シャッタースピードや絞りの調節も自分で行わなくてはならないけれど、そのぶん多彩な写真表現を生み出すことが可能です。

▲撮影サンプル

自然の光が物理的に生み出すにじみや味わい深い色味は、デジカメやスマホではなかなか表現できないもの。思い通りの色や形はなかなか写せないかもしれないけど、もしかしたらそんな写真の方が、逆にその瞬間の記憶を鮮明に残してくれる気がします。

レンズは光学プラスチックレンズを2個搭載しており、f=60mm、1:12.7。絞り値はF12.7,F16で、シャッタースピードは〜1/100秒のバルブシャッターを採用。

フラッシュは内蔵しませんが、別売の専用外部フラッシュが使用でき、別売の三脚やメカニカルシャッターケーブルも使えるようになってます。

>> ヴィレッジヴァンガード「Escura instant camera 60s」

 

（文／&GP編集部）