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冷凍の生食パンをトーストではなく“温め”でふわふわにできるんです!

&GP / 2020年1月2日 20時0分

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冷凍の生食パンをトーストではなく“温め”でふわふわにできるんです!

“ふわふわモード”を搭載したことで注目の、ウォーターオーブン専用機「ヘルシオ グリエ AX-GR1」。これは生食パン用のモードで、100℃以上の過熱水蒸気で包み込んで温めて、窯から出したばかりのようにふんわりした食感を再現できます。

近頃は食パン専門店が増えているので、食パンを1斤買いする人も多いのでは。残念ながら生の食パンのおいしさは当日中だけで、翌日以降に食べるならカットして冷凍し、トーストして食べるよう説明するお店がほとんどです。

しかし、このヘルシオ グリエを使えば、冷凍した食パンでもトーストではなく生の状態で食べられるのだとか。本当に冷凍食パンがふわふわになるのか試してみました!

■お気に入りの食パン専門店の食パンで試してみた

せっかく試すならスーパーのものでなく、こだわりの食パンで試そうと、今回は南青山に本店を構える「VIKING BAKERY F」の食パンを購入しました。カナダ産一等粉と熊本県産石臼挽き粉を使って焼いた同店の一番人気「Plain(プレーン)」は、外はさっくり、中はもっちりしているのが特徴です。

▲ひとり暮らしで2斤サイズの食パンを買うのは勇気がいる。噛めば噛むほど甘みが出てくるもっちりした生地は生で食べるのにぴったり

普段は買った日に生で1枚食べ、残りは4〜5枚切りぐらいの厚めにカットし冷凍。後日トーストして食べています。今回もいつもと同じように冷凍しました。

▲冷凍したパン。普段は電子レンジで少し解凍してから、魚焼きグリルでトーストして食べている

 

■冷凍食パンの仕上がりはいかほど?

まずは「ヘルシオ グリエ AX-GR1」の使い方を。

▲一般的なトースターよりもひと回り大きく、電子レンジよりも小ぶりなサイズ感。冷蔵庫の上にぴったり収まる大きさとなっている

本体はヘルシオらしいレッド系とブラック系の2色展開で、サイズは幅412×高さ227×奥行306mm。食パンを2枚同時に焼けるサイズなので、普段使いはしやすそう。

▲庫内の有効寸法は幅259×高さ77×奥行232mm

一般的なトースターは上下のヒーターの熱で食材を焼きますが、ヘルシオ グリエは100℃以上に加熱した水蒸気である「過熱水蒸気」で焼き上げる仕様となっています。

▲本体上部に水タンクが用意されている。タンクごと外して水を入れる

過熱水蒸気を作るための水タンクは約40mlで、使うたびに水を補充するのを忘れないようにしなければなりません。

▲網の中央に置いて加熱をスタート

網の中央に冷凍食パンを置いてフタを閉めたら、「弱」で6分加熱しました。約2cmの厚さの食パンなら5〜6分とのことなので、2.5cmほどにカットした厚めの食パンならこんなものでしょう。

▲まずはダイヤルを押して加熱モードを「弱」に切り替える。続いて、ダイヤルを回して6分にセット

ヘルシオ グリエが過熱水蒸気を使うのがよくわかるのが、加熱し始めて最初の1〜2分。庫内に水蒸気が発生し、ガラスに水滴が付きます。

▲先ほどセットした水タンクから水蒸気を発生させ、この水蒸気を高温で熱することで食材を焼き上げる

一度焼き上がった食パンを触ってみると、やはり厚みがあったせいか、表面が少し冷たいままでした。そこで、さらに2分間加熱しました。

▲普段あまり生の食パンを食べることはないが、生のほうが小麦の香りや旨みをダイレクトに感じられる

完成した食パンを見てみると、たしかにふわふわに仕上がっており、買った日に食べたときよりも水分量が増えているような印象も受けます。それでいて、電子レンジで温めたときのようなべちゃっとさはないので、まさに焼きたての食パン! ただし1点、表面が少し乾燥してしまっていたことが気になりました。2分追加で加熱したのが仇になったのかもしれません。

■食パン以外のパンもふわふわに仕上がる

▲買って2日経った白パン。こちらは弱で3.5分加熱

食パン以外でふわふわの状態で食べたいといえば、白パン。こちらもよく買うのですが、買ったその日に食べないと、どうしても乾燥しがちなんですよね。

▲購入から時間が経った白パンが焼き立てのような仕上がりに

加熱し終えた白パンを食べてみると、表面は少し焼けている感じがするのですが、中はふわふわになっています。普段温めようとすると表面を焦がしがちなので、焦がさずにこれだけしっとりした仕上がりになるのは初めてかもしれません。

▲スーパーで購入した普通のどら焼きを「弱」で3分加熱

さらに試してみたのが、どら焼き。そもそも焼きたてのどら焼きを食べたことはないのですが、どら焼きの生地もふわふわならきっとおいしいはず!

▲自分で食べる際はもちろん、来客にも温めて出すとよろこばれそう

温め終えたどら焼きは想像以上に生地の甘い香りが際立ち、こうやって食べるのが正解だと思えるほど最高の仕上がりに! 生地がふんわりした食感になっているのはもちろん、餡も温まっているので、まさにできたてのどら焼きです。

そして個人的におすすめしたいのが、メロンパンの温め。

▲窯から出した直後のメロンパンをメロンパンブームの頃に食べたことがあるが、まさにそのときに味わったような、食感のコントラストが際立っていた

「弱」で4分加熱したメロンパンを食べてみたところ、表面のビスケット生地はさくさくで、中はふわっふわ! メロンパンはビスケット生地を食べるために買っていたのですが、しっとりしたパン生地になると中もおいしく食べられるんですね。

白パン、どら焼き、メロンパンは大成功でしたが、唯一電子レンジでの温めに軍配が上がったのが肉まんでした。「弱」で10分加熱したところ、表面の水分が飛んでしまい、肉まん特有のふっくらした食感がなくなってしまったのです。

▲肉まんは表面が固くなってしまったのが残念…。中はふんわりしていた

電子レンジで加熱したときのようにべちゃべちゃにならないという点は評価できますが、ここは素直に電子レンジや蒸し器を使ったほうが良さそうです。

 

■揚げ物の温め調理にも重宝

パンだけでなく揚げ物などの温めもヘルシオ グリエは得意です。スーパーで買って1晩冷蔵庫に入れたコロッケも、揚げたてのようにサクサクの食感に仕上がるんです。

▲専用のプレートに揚げ物を載せると、プレートの溝に余分な油が落ちる

揚げた翌日となると全体的に油っこい感じは否めなかったのですが、電子レンジで温めてふにゃふにゃのまま食べるよりはいいですし、オーブントースターのように表面は温まっているのに中が冷たいといったことはありません。

▲2日目のコロッケもおいしく食べられるのはありがたい

「ヘルシオ グリエ AX-GR1」の実売価格は3万2780円前後。食パンにこだわりがある人はもちろん、焼き立てのパンのおいしさを楽しみたいと感じている人はぜひ使ってみてほしい調理家電です!

>> シャープ「ヘルシオ グリエ AX-GR1」

 

(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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