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OPPOやXiaomiも参入! auの5Gスマホは7機種から選べる!

&GP / 2020年3月24日 11時30分

OPPOやXiaomiも参入! auの5Gスマホは7機種から選べる!

OPPOやXiaomiも参入! auの5Gスマホは7機種から選べる!

auユーザーのみなさん、いよいよ3月26日からauの5Gサービスが始まります。それに合わせて発表されたスマートフォンは全7機種。ハイエンドからミドルレンジまで、他の2キャリアよりも充実したラインナップが揃いました。

5Gのスマホ&サービスの発表会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、オンライン配信で行われました。しかし、報道陣向けには、感染防止策を講じたうえで、5Gスマホに触れて、撮影できる場が用意されました。全機種ではないのですが、いち早く実機をチェックしてきましたので、ファーストインプレッションをお届けします!

 

まず、auの5Gスマホ7機種の発売時期と価格をチェックしましょう。

●Galaxy S20 5G(サムスン電子製/3月26日発売/11万7480円)
●AQUOS R5G(シャープ製/3月27日発売/12万9145円)
●Xperia 1 II(ソニーモバイルコミュニケーションズ製/5月以降発売/13万3600円)
●Galaxy S20+ 5G(サムスン電子製/5月下旬以降発売/13万3280円)
●OPPO Find X2 Pro(OPPO製/7月以降発売/価格未定)
●ZTE a1(ZTEコーポレーション製/7月以降発売/価格未定)
●Mi 10 Lite 5G(Xiaomi製/7月以降発売/価格未定)

7月以降に発売される3機種は、日本ではauだけが発売するモデルです。

価格は、一括払いまたは分割払いの合計額です。分割払いで購入して、次の機種変更の際に端末を返す「かえトクプログラム」を利用した場合は、実質負担金は6〜7万円台になります。

 

■持ちやすさと高性能カメラが魅力「Galaxy S20 5G」

約6.2インチのディスプレイを搭載する、コンパクトな高性能モデル。超広角(約1200万画素)+広角(約1200万画素)+望遠(約6400万画素)のトリプルカメラを搭載し、8Kビデオも撮影できます。

片手でも持ちやすいサイズ感で、気になるものをパシャパシャと撮影できるのが魅力。しかも、AI認識が賢くて、失敗することがなさそうです。

▲横幅は約69mmと細く、片手でも操作しやすそう。フロントカメラは約1000万画素

CPUはSnapdragon 865 5G(最大2.8GHz)。メモリはRAMは12GBで、ROMは128GB。バッテリー容量は4000mAh。防水・防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電に対応しています。なお、このモデルはドコモからも発売されます。

▲カラバリは、クラウド ブルー、コスミック グレー、クラウド ホワイトの3色

 

■8Kビデオ撮影を楽しめる「AQUOS R5G」

約6.5インチの「Pro IGZO」という液晶ディスプレイを搭載。10億色の表現が可能で、120Hz駆動にも対応。しかも、「液晶アイドリングストップ」という独自技術を搭載し、快適な使用感のままに、省電力を実現する仕組みになっています。

▲省電力性能にも提供があるIGZOディスプレイを搭載

AI対応の4眼カメラは、標準(約1220万画素)+超広角(約4800万画素)+望遠(約1220万画素)+ToF(被写界深度)という構成。8Kのビデオ撮影にも対応しています。8Kビデオの再生時に、主要被写体をズームアップできる機能も楽します。

CPUはSnapdragon 865 5G(最大2.8GHz)。メモリはRAMが12GBで、ROMは256GB。バッテリー容量は3730mAh。防水・防塵、ワンセグ・フルセグ、おサイフケータイに対応しています。なお、このモデルはドコモとソフトバンクからも発売されます。

▲カラバリは、アースブルーとオーロラホワイトの2色

 

■高性能を極めた全部入りモデル「Xperia 1 II」

約6.5インチの縦に長いディスプレイは、4K(3840×1644ドット)の高解像度。撮影した写真や動画、映画配信サービスなどを楽しむには最適です。また、画面を分割して2つのアプリを起動する「マルチウィンドウ」が使いやすいのも魅力。

▲アスペクト比が21:9の4Kディスプレイは、マルチウィンドウ表示にしても、それぞれの画像を高精細に表示できる

カメラは前モデルからの変更点が多く、標準(約1220万画素)+超広角(約1220万画素)+望遠(約1220万画素)のトリプルカメラで、ZEISSレンズを採用しています。さらに、被写体までの距離を瞬時に測定し、高速AFを実現する「3D iToF」というカメラも追加。動物の瞳にもピントを合わせる「瞳AF」や、1秒20コマのAF/AE追従高速連写も実現しています。

▲トリプルカメラにはZEISSレンズを採用

CPUはSnapdragon 865 5G(最大2.8GHz)。メモリはRAMは8GBで、ROMは128GB。バッテリー容量は4000mAh。防水・防塵、ワンセグ・フルセグ、おサイフケータイに、ワイヤレス充電に対応した、“全部入り”モデルです。なお、このモデルはドコモからも発売されます。

▲カラバリはブラックとホワイト。ドコモが取り扱うパープルはauからは発売されない。ちなみに、機種名は「エクスペリア ワン マークツー」と読む

 

■ミリ波も受信するハイエンドモデル「Galaxy S20+ 5G」

先述のGalaxy S20よりもひと回り大きい約6.7インチの大画面ディスプレイを搭載。カメラはS20と同じトリプルカメラを搭載し、さらに深度を測るToFカメラが追加されています。約4500mAhの大容量バッテリーを搭載していることも、S20に勝るアドバンテージです。

▲約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。横幅は約74mm

Galaxy S20+が「+」である大きな理由は「ミリ波」に対応していること。5Gに使われる周波数帯には、6GHz未満の「sub6」と高周波数帯の「ミリ波」がありますが、auから発売されるモデルでは、このS20+だけが、sub6とミリ波の両方に対応しています。

CPUはSnapdragon 865 5G(最大2.8GHz)。メモリはRAMは12GBで、ROMは128GB。防水・防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電に対応しています。カラバリは、コスミック グレーとクラウド ブルー。なお、このモデルはドコモからも発売されます。

▲カラバリはコスミック グレーとクラウド ブルーの2色。ドコモからも発売されるが、クラウド ブルーはauだけ

 

■新しい強力な選択肢になるかも!?「OPPO Find X2 Pro」

2018年に日本に参入し、SIMフリー市場で人気を集めてきたOPPOが遂にau向けのスマホをリリースします。しかも、グローバルで発表されたばかりのハイエンドモデルです。

▲約6.7インチの大画面だが、狭額縁設計により横幅は約74.4mmに抑えられている。フロントカメラは約3200万画素

約6.7インチの有機ELディスプレイは10億色を表現でき、120Hz駆動にも対応。カメラはメイン(約4800万画素)+超広角(約4800万画素)+望遠(約1300万画素)のトリプルカメラで、10倍のハイブリッドズームに対応。さらに、最大60倍までズームできます。

▲10倍までは画質をほとんど劣化させずに撮影可能

カラバリは、合成レザーの「オレンジ」と、光沢仕上げの「ブラック」から選べます。どちらも一般的なスマホとは微妙に異なる色と質感を実現していて、細部にまでこだわって開発されたモデルであることを実感できます。

▲それぞれに質感が良く、OPPOのデザイングレードが上がったと感じた

CPUはSnapdragon 865 5G(最大2.8GHz)。メモリはRAMは12GBで、ROMは512GB。バッテリー容量は4260mAh(暫定値)。防水・防塵にも対応しています。おサイフケータイには対応していませんが、それを必要としない人には、魅力的な選択肢となりそうですよ。

▲画面内に指紋センサーを搭載。顔認証にも対応

 

■価格にも期待できそうなミドルレンジ「ZTE a1」

au初のZTE製モデルで、海外で販売されているモデルではなく、au向けに企画された端末だそうです。a1の「a」は「affordable(手頃な)」に由来するそう。CRUがSnapdragon 765 5G(最大2.4GHz)のミドルレンジモデルですが、メイン(約4800万画素)+広角(約800万画素)+マクロ(約200万画素)+被写界深度(約200万画素)のクアッドカメラや、パフォーマンスを最適化する「AIエンジン」を搭載するなど、使い勝手は良さそうです。

▲背面のクアッドカメラは、左上に搭載。指紋センサーも備えている

ハンズオン会場では、モック(デザイン見本)しか展示されていなかったのですが、約6.5インチの大画面を搭載しつつ、横幅は約77mmに抑え、持ちやすいサイズ感でした。

▲モックにしか触れられなかったが、サイズ感は平均的。フロントカメラは約3200万画素

メモリはRAMが6GBで、ROMは128GB。バッテリー容量は4000mAh(暫定値)。カラーはブラックのみ。なお、防水とおサイフケータイには対応していません。

 

■詳細未定、だけど大注目の「Mi 10 Lite 5G」

昨年12月に日本市場に参入したばかりのXiaomiの5Gスマホも登場します。今回発表された端末の中では最大のサプライズだったわけですが、ミドルレンジであることを除けば、詳細は未定。ハンズオン会場に端末は展示されず、スペックも公表されていません。とにかく、7機種の中では最も安いはずなので、続報を待ちましょう。

▲Mi 10 Lite 5Gの詳細はまだ公表されていない

 

■5Gの料金プランは、4G向けプランと同等

5Gスマホ向けの料金プランは4つから選べます。主軸となるのは、データ使い放題の「データMAX 5G」で、これに使い放題のコンテンツサービスを組み合わせた2つのアプリを用意。さらに、データ通信をそんなに使わない人に向けた「ピタットプラン 5G」も提供されます。

▼データMAX 5G
内容:データ通信が使い放題。テザリングや国際ローミング通信は30GBまで
通常料金:8650円
2年契約適用:-170円
家族割プラス(4人の場合):-2020円
auスマートバリュー:-1000円
5Gスタートキャンペーン:-1000円(2年間)
スマホ応援割:-1000円(6か月間)
支払額:3460円(6か月間)/4460円(7か月目以降)

▼データMAX 5G Netflixパック
内容:データ通信が使い放題。「Netflix」と「TELASA」がセット。テザリングや国際ローミング通信は60GBまで
通常料金:9650円
2年契約適用:-170円
家族割プラス(4人の場合):-2020円
auスマートバリュー:-1000円
5Gスタートキャンペーン:-1000円(2年間)
スマホ応援割:-1200円(6か月間)
支払額:4260円(6か月間)/5460円(7か月目以降)

▼データMAX 5G ALL STARパック
内容:データ通信が使い放題。「Netflix」と「TELASA」「AppleMusic」「YouTube Premium」がセット。テザリングや国際ローミング通信は80GBまで
通常料金:1万1150円
2年契約適用:-170円
家族割プラス(4人の場合):-2020円
auスマートバリュー:-1000円
5Gスタートキャンペーン:-1000円(2年間)
スマホ応援割:-1500円(6か月間)
支払額:5460円(6か月間)/6960円(7か月目以降)

▼ピタットプラン 5G
内容:月額料金が3段階(〜1GB、〜4GB、〜7GB)で変動
通常料金:4150円(〜1GB)、5650円(〜4GB)、7150円(〜7GB)
2年契約適用:-170円
家族割プラス(3人の場合):-1000円
auスマートバリュー:-500円
5Gスタートキャンペーン:-1000円(2年間)
支払額:1980円(〜1GB)、2980円(〜4GB)、4480円(〜7GB)

従来の4G LTE向けのプランよりも1000円ほど高くなりましたが、2年間の「5Gスタートキャンペーン」で毎月1000円が割引されるため、従来プランと変わらない金額で利用できます。また、ここでは記載しませんでしたが、「データMAX」は、1か月のデータ利用量が2GB以下の場合は、月額料金が割引されます。これは、ソフトバンクの「メリハリプラン」への対抗策でしょうね。

▲4G LTE向けプランも変更され、5Gプランと同額に。2GB以下しか使わなかった場合は、支払い額が割引される

さて、あなたはどの機種を選びますか? それとも、5GのiPhoneを待ちますか?

>> au

 


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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