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Surfaceを超えるのか? ファーウェイ「HUAWEI MateBook」

&GP / 2016年3月3日 20時0分

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Surfaceを超えるのか? ファーウェイ「HUAWEI MateBook」

コストパフォーマンスに優れたSIMフリースマホを続々とリリースしているファーウェイ。日本では、さほど知名度は高くはないので「どこのメーカー?」「品質は大丈夫なの?」という人も少なくないでしょう。

ファーウェイは、中国を代表するモバイル機器メーカー。2015年度のスマホの出荷台数では、サムスン、アップルに続き、世界第3位のシェアを誇るグローバルメーカーなんですよ。

 

関連記事:Surface Pro 4に向く人、iPad Proに向く人の見分け方

 

■Surfaceを脅かす存在になるか?

そんなファーウェイが、世界最大のモバイル展示会「MWC 2016」に合わせて発表したのが「HUAWEI MateBook」。Windows 10を搭載した2in1のタブレットPCです。

 

HUAWEI MateBook

 

12インチの大画面ディスプレイを搭載し、解像度は2160×1440ドット。本体は6.9mmの薄さで、重さは約640g。別売のキーボード付きカバーを取り付けることで、気軽に持ち運べるノートPCとして使えます。さらに、別売の「Huawei MatePen」は2048段階の筆圧感知に対応し、紙のノートの感覚でメモを書けることはもちろん、精彩な絵を描くことだってできます。

 

HUAWEI MateBook

HUAWEI MateBook

HUAWEI MateBook

 

ここまで読んで、「これって、Surfaceのライバル?」と思った人もいるのでは? というわけで、同じように2in1スタイルで、ペン操作もできる「Surface Pro 4」とスペックを比べてみました。

 

スクリーンショット 2016-03-01 21.34.33

CPUやメモリなどパフォーマンスの選択肢はSurface Pro 4のほうが広いですが、MateBookも仕事にもプライベートにも使い倒せる十分な仕様を備えています。なんといっても、薄くて軽く、しかもお手頃であることが大きなアドバンテージになりそうです。

ただし、3G、LTEなどのモバイル通信には対応しておらず、データ通信はWi-Fiで行う仕様です。世界を代表するモバイル通信機器のメーカーが「SIMが挿せないパソコンを作った」ということも、現地での発表時には話題を呼びました。

MWC 2016の会期中に、日本の端末統括本部長である呉波氏に話を聞くことができました。呉波氏によると、「時期は未定だが、HUAWEI MateBookは必ず日本でも発売する」とのこと。「モバイル端末を知り尽くしたファーウェイが作った、消費者ニーズに応える端末」と、その性能や使い勝手に自信を示していました。

 

HUAWEI MateBook

また、ファーウェイ製品のユーザー満足度をより向上させるために、東京都内にアフターサービス専門店を開設する計画もあるそうです。最新のスマホやタブレットなどに触れられるショールームも兼ねた店舗になり、東京以外の地域にも拡大していきたいとのこと。

インタビュー中に何度となく「我々は諦めない。日本市場で生き残る」と熱く語った呉波氏。SIMフリースマホのラインナップを拡張も予定しているとのこと。今年1月に発表された、グローバル向けの最新フラッグシップ「HUAWEI Mate 8」の日本発売にも期待しましょう!

 

HUAWEI MateBook

 

(取材・文/村元正剛

muramoto むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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