自社の強みを生かして新規参入!今、気になる機能的アウトドアプロダクツ3選

&GP / 2020年6月7日 9時0分

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自社の強みを生かして新規参入!今、気になる機能的アウトドアプロダクツ3選

ここ数年、アウトドア事業へ参入するメーカーが増えてきました。ガレージブランドも多く参入障壁が低い業界ではありますが、後発ともなると抜きに出たアドバンテージがなければ既存ブランドの間に割って入るのが難しいのが実情です。

そんな中、各業界ではトップクラスの実力を誇るメーカーが本格的にアウトドア市場に参入してきました。今回はそれぞれの強みを生かしアウトドアプロダクツを投入してきた、注目の3ブランドを紹介します。

1つめは、「山専用ボトル」をラインナップするなど、もともとアウトドアを楽しむ人にとっては馴染み深いTHERMOS(サーモス)が展開する「THERMOS Outdoor Series」。

2つめは、折る刃式カッターナイフを生み出した世界的カッターナイフブランドOLFA(オルファ)が、立ち上げた「OLFA WORKS」。

そして3つめが、老舗ホーローメーカー・阪和ホーローのオリジナルブランド「ovject(オブジェクト)」です。

■引き締まった印象のTHERMOS OUTDOOR Series

THERMOSが新たに展開を開始したのは「THERMOS Outdoor Series」。現在展開しているのは、ステンレスボトル、カップ・タンブラー、ソフトクーラー、缶ホルダー、調理用品、プレート・ボウルの6ジャンルです。

いずれもTHERMOSならではの断熱構造を生かしたアイテムで、カラーを濃紺(ミッドナイトブルー)とステンレスに統一することで、タフなイメージに仕上がっています。

特に注目したいのは、「保温燻製器イージースモーカー ROP-002」(参考価格:1万6500円)。これまでも保温調理機器として「シャトルシェフ」をラインナップしていましたが、今回は燻製専用のアイテムになります。

■燻製作りが手軽になる保温燻製

燻製というと、どうしても上級者の調理の印象ですが、これを使えばあっという間。初めてでも簡単に作れるので、燻製が難しいというイメージが一新されるはずです。

セットには、セラミックス鍋、保温容器、網、スモーキングチップ(サクラ)、焼き石(焼き芋用)と専用バッグ、専用フタカバーが付属。買ってすぐに、燻製を始められます。

今回は、燻製入門中の入門ともいえるプロセスチーズで試してみました。

鍋底にチップを敷いたら、食材をのせた網を鍋に置きます。チップの量は、食材によっても異なりますが、プロセスチーズの場合は5gです。

付属でサクラチップが付いてきますが、慣れてきたら他のチップも試してみましょう。

チップと食材をセットしたら火を付けます。強火で加熱して煙が出たら弱火にし、フタをして5分加熱。

キャンプではもちろん、自宅でも使えるので週末の楽しみにもぴったり。ただしIHには対応していませんので注意してください。

所定の時間加熱したら火を止め、保温容器に入れてそのまま待つだけ。時間がくれば出来上がり。

チップの量や加熱時間はレシピサイトに掲載されているのでチェックしてみてください。

フタをして15分ほど待てば完成です。きれいに色付き、薫香もしっかり付いています。

加熱時間が一般的な縦長の燻製器よりも短くて済むので、ほかの料理を作っている間に燻製を作れます。あと一品何か欲しい時や、ちょっとおつまみが欲しい時にすぐできるので重宝しそう。

なお、鍋と付属品一式が入る専用バッグは、ストラップが付属し、持ち運びも簡単です。

>>THERMOS Outdoor Series

■ワイルド感増し増しOLFA WORKSシリーズ

OLFAが新たに展開を開始したのは「OLFA WORKS」シリーズ。現在展開しているのは、フィールドノコギリ、ブッシュクラフトナイフ、フィールドナイフの3種類。いずれも替刃式で、カラーは気分が盛り上がるオリーブドラブとサンドベージュの2色展開です。

いずれも魅力的ですが、注目は、替刃式フィールドノコギリ「FS1」(2200円)です。OLFAらしい構造はそのままに、ノコギリになった仕様です。

■ソロ焚き火の必携品

キャンプ人気の中でも、人気の高まりを見せているのが焚き火。ファミリー向けはもちろんソロ用まで多彩な焚き火台をリリースし、今やキャンプに欠かせないものとなっています。

ところが、ソロ用の焚き火台は30cm程度で、一般的に販売さてれいる薪が入らなかったり、大きくはみ出してしまう場合があります。そんな時にノコギリの出番です。

ノコギリ刃は、衝撃焼入により耐久性と靭性(じんせい)を兼ね備え、裏刃、上刃に加え「上目」を施した本格目立て。反りが少なく強靭で、スムーズな切れ味が特徴です。

刃を収納すると、通常のカッターと見た目には変わりません。ただし、刃渡りが106mmでハンドル部分が長めです。刃先までしっかり固定できるネジロック式。

OLFAの「ハイパーH型ネジロック」の、握ったときに滑らず、力のかけやすい形状を追求したX(エックス)デザインを継承しています。

ダブルインジェクション成型のラバーグリップは、親指、手のひら、4本の指が滑りにくい仕様。

後部のR(曲線)もちょうど、握った時に手のひらに収まり力を入れやすくなっています。

細かな点ですが、迷彩風のガイロープがなんとも気分を盛り立てます。手を通して、ちょうどハンドルを握れるくらいの考えられた長さです。

カッターの中では大型といえる刃幅18mmの「リミテッド AL」と比べるとひと回り大きいのが分かります。H型鋸刃は、全長106mm×幅25mm。

カッターとしてみると大型ですが、一般的なアウトドア用のノコギリと比べると半分程度。短い分、太い木材を切る場合はストローク数が増えますが、このコンパクトさはなにものにも変えがたいメリットといえます。

>>OLFA WORKS

■使いやすく美しくテーブルを彩るovject

最後に紹介するのは、大阪の老舗ホーローメーカー、阪和ホーローが手がける「ovject」。コーヒーケトルに始まり、ボトルからランプシェード、生け花ベースまで、日常生活におけるさまざまなアイテムをラインナップする気鋭のブランドです。

どの製品も魅力的ですが、アウトドア用として注目は「ほうろうフックマグ」(2750円)です。さまざまな用途に使える、目からウロコのアイテムです。

■自分のマグをマイカラーで判別できる

アウトドアに持っていくマグカップやシェラカップ。1人で行くのならいいのですが、大人数で集まるBBQやキャンプでは、同じようなカップばかりで自分のカップが分からなくなることもしばしばです。

このマグカップは、他のマグカップと違うのが取っ手を着脱できるのが大きな特徴。マグネット付きで簡単かつ確実にカップにセットでき、さらに好きなカラーを組み合わせられるのです。

本体はホワイト、グレー、ブラックの3色、取っ手はホワイト、グレー、ブラック、パープル、テラコッタの5色展開。つまり、15パターンの組み合わせが選べるのです。

しかもすべての組み合わせでパッケージが違うのです。見えにくいのですが、以下のように並んでいます。

【左側のブロック左側】
カップ:ホワイト×取っ手:ブラック
カップ:ホワイト×取っ手:ホワイト
カップ:ホワイト×取っ手:グレー

【左側のブロック右側】
カップ:ホワイト×取っ手:テラコッタ
カップ:ホワイト×取っ手:パープル

【真ん中のブロック左側】
カップ:グレー×取っ手:ブラック
カップ:グレー×取っ手:ホワイト
カップ:グレー×取っ手:グレー

【真ん中のブロック右側】
カップ:グレー×取っ手:テラコッタ
カップ:グレー×取っ手:パープル

【右側のブロック左側】
カップ:ブラック×取っ手:ブラック
カップ:ブラック×取っ手:ホワイト
カップ:ブラック×取っ手:グレー

【右側のブロック右側】
カップ:ブラック×取っ手:テラコッタ
カップ:ブラック×取っ手:パープル

1カップに1つの取っ手しか付いていませんが、複数購入して両側につければ、幼児も両手でしっかり持って飲めます。

どの組み合わせを選ぶかは正直迷ってしまいます。HPに全色の組み合わせが載っているので見て確認するのがオススメです。

取っ手はマグネット式で簡単に着脱可能。外せば複数のカップをスタッキングして持ち運べます。

そして、なんとフタ付き。フタをしとけば、虫が入り込むのを防いだり、万が一カップを倒してしまった際にもこぼれる量を減らせたりします。

飲料の風味を損なわないホーロー製で、つや消しの表面は風合いがあって優しい手触り。しかも、おしゃれ。360mlのちょうどいいサイズで、さらに火にもかけられるため、ちょっとしたスープやキャンプ飯も作れてしまう万能プレーヤーなのです!

>>ovject

*  *  *

カテゴリーは違うものの、どれもおしゃれで今風キャンプにぴったりなアイテム。それぞれラインナップが豊富なので、選ぶ楽しさもありますよ。

取材・文/澤村尚徳

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