本格音響ブランド渾身の完全ワイヤレス2大モデル【夏の最新ヒット傑作モノ】

&GP / 2020年7月9日 20時0分

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本格音響ブランド渾身の完全ワイヤレス2大モデル【夏の最新ヒット傑作モノ】

【特集】夏の最新ヒット傑作モノ

今やオーディオ機器の一大トレンドとなっている完全ワイヤレスイヤホン。今年は本格ブランドがハイスペックモデルを投入し、納得の音質と使い勝手に高い評価が集まっている。

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2019年はアップルの「AirPods Pro」やソニ ーの「WF-1000XM3」が人気を博し、ノイズキャンセリング(以下、NC)機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンが大きな注目を集めた。騒音がある屋外や電車内などでもクリアな音が聞けるのは、やはり快適だ。1万円前後で買える手頃なワイヤレスイヤホンが増えているとはいえ、これらNC機能搭載モデルも高い支持を集めている。

こうした流れを受けた2020年は、「幅広いメーカーからNCモデルが登場している」と、オーディオ・ビジュアルライターの折原さんは現状を語る。

「アップルやソニーが成功したことで、他社もNC機能搭載モデルに手応えをつかんでいるのでしょう。クアルコム社製NC対応チップの完成版ともいえるものが普及し始めたことも、この動きを後押ししていますね」

中には1万円台のNC機能搭載モデルも登場し、裾野が広がっていることを実感できるが、折原さんが今年注目しているのが、本格オーディオブランドの高性能モデルだ。

「テクニクスが4月にブランド初の完全ワイヤレスイヤホンを発売しましたが、すでに高い評価を集めています。実際に試聴してみても、表現力に優れた音質はもちろん、独自のハイブリッド処理によるNC性能も素晴らしい。また、高性能ヘッドホンで知られるゼンハイザーも、 NC搭載の新作を発売しました。こちらも本格ブランドらしい高音質を実現しています」

他にもNC搭載のスポーツ用や重低音に注力したモデルなど、用途に合わせて選べるラインナップが揃ってきた。しかし、何より音質を重視するなら、本格ブランド渾身のNC搭載モデルに注目してほしい。高価ではあるが、一度聞けばその音に納得できるはずだ。

オーディオ・ビジュアルライター 折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て、独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やWeb媒体、商品情報誌などで、トレンド解説や製品のレビュー など多彩な記事を執筆。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員も務めている

 

■音の広がりや躍動感を感じさせるワンランク上の音質とストレスなく使える実用性を両立

テクニクス
「EAH-AZ70W」(実勢価格:3万1000円前後)

現在発売している完全ワイヤレスイヤホンでは最高峰と言える音質。実は通話用マイクの性能も高く、テレワークにも向いています(折原さん)

直径10mmの大型ダイナミックドライバーを搭載し、豊かな低音や空間の広がりを感じさせる高音質を実現。振動板の強化や空気の流れの最適化にも配慮し、低域から高域までバランスよく再生する。タッチセンサー部にもBluetoothアンテナを備え、接続の安定性にも優れる。

【SPEC】
●Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.0
●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP
●対応コーデック:SBC、AAC
●再生周波数帯域:20〜20000Hz
●最大再生時間:約19.5時間(充電ケース併用、NC使用、AAC)
●防滴性能:IPX4相当

▲イヤホンの内外にマイクを備え、デジタル処理とアナログ処理を組み合わせて高度なNC処理を実現。外音取り込みにも対応する

▲充電ケースを併用すると、最大22.5時間の連続再生が可能。アルミ素材のケース自体も、質感高い仕上がりとなっている

▲専用アプリはイコライザーやNCの効き方調整、イヤホンの電池残量確認など機能が充実。イヤホン紛失時の探索にも利用できる

 

■音質・機能ともに高い評価を集めた傑作モデルがノイキャン対応で全面的に進化

ゼンハイザー
「MOMENTUM True Wireless 2」(実勢価格:3万9000円前後)

クリアな高域や力強い低域を楽しめる表現力が高いモデル。特に屋外でのリスニングで高音質とNCのバランスを実感できるでしょう(折原さん)

“妥協せず高音質を追求” した完全ワイヤレスイヤホンの後継モデル。新たにアクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、NC使用時の音質にも注力。7mm径のダイナミックドライバーで、クリアな音を再生する。Bluetooth 5.1+Class1とLDSアンテナ採用により接続の安定性も確保。

【SPEC】
●Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.1
●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP
●対応コーデック:SBC、AAC、aptX
●再生周波数帯域:5〜21000Hz
●最大再生時間: 約28時間(充電ケース併用、ANC・外音取込オフ、AAC)
●防滴性能:IPX4相当

▲筐体直径が前モデルより2mm小型化したが、タッチセンサーの精度は向上。アプリを使えば、細かなカスタマイズも可能だ

▲充電ケースは、ファブリック素材をあしらった落ち着いたデザイン。LEDインジケーターを備え、光色で充電状況を確認できる

▲専用アプリで、タッチ操作の機能割り当てを細かくカスタマイズ可能。直感的に音質を調整できるイコライザーも備える

※2020年7月6日発売「GoodsPress」8月合併号掲載記事をもとに構成しています

>> 【特集】夏の最新ヒット傑作モノ

<取材・文/高橋智 写真/湯浅立志(Y2)>

 

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