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国鉄時代の配給電車1/80のディスプレイモデルに

&GP / 2020年10月27日 19時0分

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国鉄時代の配給電車1/80のディスプレイモデルに

鉄道模型の老舗として知られる天賞堂は、1879年に銀座尾張町に印房店として開店し、2019年で創業140周年、鉄道模型部門が70周年を迎えました。その際に「より手軽に、より深く」をコンセプトに開発した新しい鉄道模型「T-Evolution(ティー・エボリューション)」シリーズを立ち上げました。鉄道模型の入門編としても購入しやすい低価格でありながら、分解も容易で、別売りの走行化パーツキットなどで走行可能な車輛にも仕上げられます。1/80スケールなので、パーツやアクセサリーが多数あり、多様な楽しみ方が可能で、昨年発売の第1弾「クモヤ145形」は人気の品となりました。

そしてこのたび「T-Evolution」シリーズ第2弾として、1/80スケールプラスティック製ディスプレイモデル「クモル145形+クル144形2輌セット」(各7800円)3製品が発売されます。国鉄時代に誕生した配給電車で、第1弾よりもカスタマイズを施せるようになっています。

「クモル145形」と「クル144形」は、戦前から使用していた老朽化の進んだ配給電車を置き換え、首都圏に配属された車両は各線区で運用できるように、ATS(自動列車停止装置)に加えATC(自動列車制御装置)も設置された国鉄時代の配給電車です。

車体には屋根がない荷台があり、車両基地と車輛工場の間を車輪やモーターなどの部品を輸送していました。現在もJR西日本に残る1編成と、国鉄タイプ、国鉄タイプ・ユニット窓枠無塗装の3タイプがこのたび発売に。荷台の差異や、クモル145形の荷台には主電動機の点検蓋なども再現されています。

▲「クモル145形+クル144形 国鉄タイプ」

「クモル145形+クル144形 国鉄タイプ」は、1979年から1981年までに落成した16編成32輌を再現。国鉄分割民営化後はJR東日本に10編成、JR西日本に6編成が引き継がれましたが、大半の車両は大きな変化はなく、そのままの形態で使用されました。

▲「クモル145形+クル144形 国鉄タイプ ユニット窓枠無塗装」

「クモル145形+クル144形 国鉄タイプ ユニット窓枠無塗装」は広島・幡生の両工場で改造された車両を再現。控えの座席部分にある2段ユニットサッシの枠が未塗装のアルミ地のままで走っていました。

▲「クモル145形+クル144形(JR西日本)」

「クモル145形+クル144形(JR西日本)」は、主電動機をMT46A(100kW)からMT52(120kW)に換装し、車号が原番+1000となったJR西日本のクモル145形の一部を再現。外観ではHゴムが黒色です。模型は標記類印刷済みで、現在も吹田総合車両所京都支所配置のクモル145-1015・クル144-15です。

さらに、第1弾商品を発売した際に要望の多かった昇降可能な汎用パンタグラフもオプションパーツとして2020年12月に別売りで発売予定です(「PS16形パンタグラフ2個セット(T-Evolution対応)」3200円/税別)。この他にも「コアレスパワートラック 26P(Φ10.5プレート車輪)」(2800円/税別)、「T-Evolution用走行化パーツキット(Φ10.5プレート車輪)1輌分」(1200円/税別)が別売りされています。

入門編としても楽しみやすい鉄道模型シリーズで、ステイホームにぴったりな新しい趣味を見つけてみるのはいかがでしょうか。

>> 天賞堂

<文/&GP>

 

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