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コールマンの新作「カーサイドテント」はインナー付きで広くて快適!

&GP / 2021年1月23日 7時0分

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コールマンの新作「カーサイドテント」はインナー付きで広くて快適!

【アウトドア銘品図鑑】

クルマの横や後ろに取り付けて車内とテントをシームレスに行き来できるカーサイドテントは、その多くがフロアレスで、車内泊派やライトなキャンパーに人気のアイテムです。

車内が寝室、カーサイドテントをリビングにするわけですが、コールマンの新製品「カーサイドテント/3025」(3万6182円/税別)は家族4〜5人が眠れる300×250cmサイズのインナーテント付き。車内泊では手狭になったファミリーも安心の仕様になっています。

 

■タフドームよりも設営が簡単

コールマンのテントに記される4桁の数字はサイズを示しています。同じ数字が付くファミリー用テントの大定番、「タフドーム/3025」と比べてみました。

「カーサイドテント/3025」の収納サイズはφ23×73cm、重量10kg。「タフドーム/3025」は同じ重量でφ26×72cm。「カーサイドテント/3025」のほうがわずかにスリムな収納サイズとなっています。

アウターとインナー、ポール、ペグ、ハンマー、吸盤、張り綱のセットです。ポールはFRPとスチールでどちらも2本ずつ。

2本の黒いポールを天井に通します。片側が袋状になっているのでひとりでも楽に固定できます。

吸盤を取り付けて、クルマに貼り付けます。今どきのクルマはフラットな面が少ないので、スライドドアに干渉せず、吸盤がはずれない場所を探すのが一番の難所でしょう。

吸盤取り付け位置は両端だけでなく、途中にも2か所用意されているので、吸盤のつく場所によって使い分けられます。

内側のグロメットはタープ側に固定されているように見えますが、面テープで貼り付けられているだけなのでペリッとはがせばタープの外側に倒れます。

一度ちょうどいい場所を見つければ2回目以降は楽に設営できますが、どうしても吸盤がくっつく場所を見つけられないときは、グロメットにロープを通してクルマの反対側にペグダウンするか、車内のアシストグリップなどに結びつけるなど工夫が必要です。

手前にスチール製のポールを差し込み、張り綱とペグで固定すれば完成。張り綱は一度ポールに巻きつけるので、安定感が生まれます。

シェルターとしての使用サイズは330×325×H210cm。「タフドーム/3025」は300×455×H178cmなので、「タフドーム/3025」の前室分がないイメージです。また、ミニバンのルーフに合わせているので少しクルマ側が上がっているため約30cm高くなっています。

クルマの後ろに取り付けると荷物の出し入れがラクなので雨の日によさそう。ちなみにハイエースの標準ルーフでは、バックドアを跳ね上げるとちょっと裾が上がってしまいます。全高200cmまでのクルマに取り付けられますが、リア接続なら190cmくらいまでのクルマのほうがいいでしょう。

 

■隙間風が少ないので秋冬にもいいかも

背が高く、3方向がメッシュ付きの大型パネルで開放感抜群。レイアウトに応じて出入り口を変えられます。一方で裾にスカートが付いているので隙間風が入りにくくなっています。

天板が90×60cmのテーブルとチェア、コットを入れてみました。家族4〜5人分のファニチャーを入れるとチェアの後ろを通るのが大変ですが、両側パネルからも出入りできるので問題ありません。

全閉にするとスカートのおかげで風が入りにくいのですが、クルマの下から風が入ってきます。秋冬はシートを用意してクルマの床下空間を埋めたいところ。

クルマの脇はすぐにテント! 新鮮です。張り綱やポールがないため、ストレスなく行き来できます。

 

■広々インナーテント

3025サイズのインナーテントは親子でゆったり眠れます。使い勝手は「タフドーム/3025」と遜色なし。

インナーテントはフックで6か所を吊り下げます。インナーテントのドアパネルは2面ありますが、ランタンマークが描かれているほうがクルマ側。

裾は車両側をペグで固定、反対側はスチールポールのペグに引っ掛けるだけ。簡単に取り付けられるので、夜だけインナーテントを取り付けるような使い方ができます。
3面のメッシュ付きパネルはどれも張り出し可能。パネル下をリビングとして使えるので、張り綱とペグ、サブポールを用意したいところ。

また、クルマ側にサブポールをたてれば自立するので、自立させておけばクルマを使って買い物や温泉、観光に出かけられます。ただし、クルマ側はインナーテントがセットバックされているものの、フライシートもなにもないので雨に弱いことをお忘れなく。天気が怪しいときは、手持ちのシートを吊り下げてインナーテントが極力濡れないようにするほうがいいでしょう。

▲インナーテントとクルマの間には靴を置くだけの余裕あり

インナーテントには天井や床付近にベンチレーターがありませんが、前後パネルがダブルファスナーになっていて、下部に巻き上げ用トグルが付いています。つまり、上のファスナーを少し開けて、下もトグルで巻き上げれば効率よく換気ができるということです。クルマ側には電源コードの引き込み口もありますよ。

*  *  *

よくあるフロアレスのカーサイドテントだってコットを使えば中で眠れますが、クルマの下から風が入ってきます。一方この「カーサイドテント/3025」は、インナーテント付きなのでダイレクトに隙間風を感じることはなく、普通のドームテント感覚で使えるのが新鮮。

また、雨の日はいかにクルマとテントを隙間なく接続するかで頭を悩ませますが、「カーサイドテント/3025」を核にして小さなドームテントやスクリーンタープを接続すれば連泊やグループでのキャンプにも対応できそう。

車中泊派はもちろん、ベテランキャンパーも手に入れたくなるテントに仕上がっています。

>> コールマン

 

<取材・文/大森弘恵

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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