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ドゥカティやBMWも選べる! “中免”で乗れる輸入車6選

&GP / 2021年9月26日 7時0分

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ドゥカティやBMWも選べる! “中免”で乗れる輸入車6選

かつては“中免”と呼ばれた普通自動二輪免許。400ccまでの排気量に乗れる免許ですが、この排気量区分は日本独自のもの。それもあって、近年は国産メーカーのラインナップも400ccクラスより600cc前後のクラスに力を入れているように感じられます。

“ヨンヒャク”といえば、各メーカーの激戦区で魅力的なモデルが揃っていた時代を知る者にとっては寂しさも感じますが、一方で輸入メーカーからは中免で乗れる車種が充実してきています。

かつては4気筒エンジンのレーサーレプリカやネイキッドが主力だった400ccクラスですが、近年はスリムな車体と軽さを活かした2気筒以下のモデルが人気です。昔を知る人は寂しさを感じるかもしれませんが、乗ってみると扱いやすさや楽しさでは、むしろこちらのほうが上。

以前は憧れの対象だった輸入車が大型二輪免許を取ることなく乗れるのは、ある意味いい時代なのかもしれません。そんな中免で乗れる輸入バイクの中から、6車種をセレクトしてみました。

 

1. ドゥカティ「スクランブラーSixty2」

輸入車の中でもスポーツイメージの強かったドゥカティですが、近年人気を集めているのがスクランブラーシリーズ。レトロなスタイルとアップライトなライディングポジションで、中年のリターンライダーにも乗りやすいのが魅力。そしてこのシリーズは400ccモデルも用意されています。

エンジンはドゥカティらしい空冷L型ツインで、40馬力を発揮。同ブランドには昔も「F3」という中免で乗れるモデルが存在しましたが、その当時とは比較にならないほど気負わずに乗れるモデルになっています。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2150×W860×H1165mm
車両重量:183kg
エンジン:399cc 空冷L型2気筒SOHC2バルブ
トランスミッション:6速MT
最高出力:40馬力/8750回転
最大トルク:35Nm/8000回転
価格:92万円

 

2. BMW「G 310 R」

大排気量車のイメージが強いBMWにも、中免で乗れるモデルがラインナップされています。排気量はやや小さめ312ccの単気筒ですが、軽さを活かしてキビキビした走りが可能。排気量の割に大きく見える車格で、このクラスであってもBMWに乗っているという満足感が得られるのもポイントです。

シフトダウン時にリアタイヤのホッピングを制御するアシストスリッパークラッチや、電子制御スロットル「ライド・バイ・ワイヤー」など充実の装備を誇ります。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2025×W820×H1120mm
車両重量:164kg
エンジン:312cc 水冷単気筒DOHC4バルブ
トランスミッション:6速MT
最高出力:34馬力/9250回転
最大トルク:28Nm/7250回転
価格:63万7000円〜

 

3. BMW「G 310 GS」

BMWの2輪車ではイメージリーダー的な存在の「GS」シリーズも、中免で乗れるモデルがあります。前出の「G 310 R」とエンジンやフレームなどは共通ですが、「GS」シリーズらしいライトカウルをまとい、長距離のツーリングも快適にこなせる設計に。

オンロードもオフロードも楽しめる車体の設計はシリーズ共通ながら、あつかいやすい車体サイズで、毎日の通勤から休日のツーリングまで幅広くこなせるモデルに仕上がっています。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2190×W880×H1250mm
車両重量:175kg
エンジン:312cc 水冷単気筒DOHC4バルブ
トランスミッション:6速MT
最高出力:34馬力/9250回転
最大トルク:28Nm/7250回転
価格:70万9000円〜

 

4. KTM「390 DUKE」

近年、輸入車の中でも存在感を高めているブランドがKTM。なかでも人気が高いのが「DUKE(デューク)」シリーズで、125ccモデルから、1290ccのV型2気筒モデルまで幅広いラインナップが揃っています。

KTMが得意とするハイパワーな単気筒エンジンを搭載するモデルで最大排気量になるのが「390 DUKE」です。44馬力を発揮するエンジンと軽量・高剛性な車体の組み合わせで熱い走りが味わえますよ。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L2120×W790×H1090mm
車両重量:150kg
エンジン:373.2cc 水冷単気筒
トランスミッション:6速MT
最高出力:44馬力/9000回転
最大トルク:37Nm/7000回転
価格:72万9000円

 

5. KTM「390 ADVENTURE」

KTMには、近年人気の高いアドベンチャー系モデルもラインナップされています。エンジンやフレームは「390 DUKE」をベースとしていますが、フロントホイールは19インチとなっておりオフロードでの走破性をアップ。元々オフロードモデルを得意としているメーカーだけに、未舗装路での運動性能も高いのが特徴です。

高速移動時に役立つフロントカウルも装備しており、ダートを含めたアドベンチャーツーリングに連れ出すには最適な相棒になりそうです。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L-×W-×H-mm
車両重量:158kg
エンジン:373.2cc 水冷単気筒
トランスミッション:6速MT
最高出力:44馬力/9000回転
最大トルク:37Nm/7000回転
価格:82万9000円

 

6. ハスクバーナ「Vitpilen 401」

セパレートハンドルを採用し、新時代のカフェレーサー的なスタイルが魅力的なのがハスクバーナの「Vitpilen(ヴィットピレン)401」。“白い矢”を意味する車名の通り、街中を駆け抜けて行く姿がサマになるバイクです。

エンジンやフレームなどは兄弟モデルである「390 DUKE」と共通ですが、ライディングポジションの変更で乗り味が大きく異なるのが面白いところ。高めの着座位置と前傾気味のポジションから一気に寝かしていく感覚が気持ちいいバイクです。

<SPECIFICATIONS>
ボディサイズ:L-×W-×H-mm
車両重量:152kg
エンジン:373.2cc 水冷単気筒
トランスミッション:6速MT
最高出力:44馬力/9000回転
最大トルク:37Nm/7000回転
価格:77万7000円

 

<文/増谷茂樹

増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。

 

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