電動だってハイパワー。3人乗りでも坂道グングンいけちゃう電動トライク、どう使う？

環境意識の高まりから、いまやクルマ以外のモビリティにもとどまることなく及んでいる電動化の波。電動バイクに電動キックボードと新世代電動ビークルが次々と登場するなか、タイの街中タクシー・トゥクトゥクとしておなじみの屋根付きトライクにも電動モデルが登場し、注目を集めています。

例えば今回紹介する「VIVEL TRIKE（ビベル トライク）」（49万円～72万円）もそのひとつ。神奈川県伊勢原市を拠点に中古バイクの買取・販売をおこなうバブルが、2023年より展開するオリジナルブランドの電動トライクですが、この秋からはさらに高出力のバッテリー＆モーターを積んだ上位モデルが登場。電動でも力強い走りを存分に楽しめるようになりました。

免許区分上は「自動車」に当たるため普通免許を持っていれば公道走行ができ、一方で車検や車庫証明は必要なし。屋根付きだからちょっとした雨なら濡れる不安もなく、ヘルメット不要でバイクのような疾走感が楽しめる…など、クルマとバイクの難点を互いに補い合ったようなポジションとして存在している屋根付きトライク。すでに海外ではかなり以前から電動化が進んでおり、日本国内でもデリバリーや観光をはじめとするビジネス用途を中心に導入されるようになっています。

そんななか、2023年より電動トライク事業をスタートしたバブル。主力モデルとして展開してきた「VIVEL TRIKE スタンダードモデル」（45万円）では街中でのチョイ乗りにちょうどいいスペック、手の届きやすい価格帯を特徴としていましたが、この秋からはさらに高出力のバッテリー＆モーターを備えた2つの上位モデルが仲間入りします。

まず「ハイエンドモデル」（63万円）は、全長2250×全幅1020×全高1650mmという車体サイズはそのままに、モーターとバッテリーを1500Wの高出力に変更。積載重量は従来モデルの100kgから一気に200kg、最大航続距離も従来モデルの45kmから80km以上まで大幅アップしています。

さらにスピード感を求めるユーザーのために、2000Wのモーターを搭載した「カスタムモデル」（72万円）もラインナップ。

従来モデルでは38〜40km/hとしていた最高速度を、本モデルでは45〜50km/hまでパワーアップ！　パワフルな走りとスタミナ仕様のおかげで、行動範囲も用途も大きく広がります。

いずれのモデルも広い後部座席と荷物を入れるためのトランクを装備しており、最大3名までの乗車が可能。また剛性の高いボディとディスクブレーキの搭載により、舗装路はもちろん、多少の悪路にも負けないスムーズな操舵性を実現しています。

そして家庭用電源を使って手軽に充電できる使い勝手のよさ、抜群のコストパフォーマンスも大きな魅力。ビジネスはもとより、週末の買い出しや子どもの送迎など、プライベートでもさまざまな用途で活用できそう。

なおVIVELには、この3種のラインナップをベースに、さらにバッテリー容量や最高速度、レインカバーをはじめとするオプション取り付けなど、目的や要望に応じたカスタマイズにも対応できるとのこと。気軽に試せるレンタルやサブスクも用意されています。

>> VIVEL

＜文／&GP＞

 

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