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ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるための4つのコツ

&GP / 2016年12月2日 19時0分

写真

ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるための4つのコツ

コーヒー好きなら、一度は憧れるハンドドリップ。朝、起き抜けの自分のために最高の1杯を淹れられたら、1日の良いスタートが切れそうです。

ちょうど寒くなってきて、ホットコーヒーが美味しい時期。せっかくだから、この冬はハンドドリップデビューをしてみてはいかがでしょう?

ということで、自宅でカンタンに美味しいドリップコーヒーを淹れる方法を、ミカフェートのブランディングマネージャー、正木俊樹さんに聞いてきました!

_mg_8338 ブランディングマネージャー 正木俊樹さん

■これだけは揃えてほしい!基本となる道具一式からご紹介

まずは、ハンドドリップを行う際に必要な道具を教えてもらいました。写真左から、「ドリップポット」、「ドリッパー」、「ペーパーフィルター」「サーバー」、「はかり」、「温度計」、「微粉とり」となります。

161129_micafeto03

 

必要な道具を揃えたら、いよいよ美味しい淹れ方です。

161129_micafeto04 ▲最初にやってほしい大事なひと手間は、粉を均一に整える作業。微粉こしに挽いた粉を入れて振ることで、細かい粉をふるい落とし、粉を均一に揃えることができます。

 

▲粉は均等であればあるほど、味に雑味がなくなるので、このひと手間を加えることで味に大きな違いが生まれます。 ▲粉は均等であればあるほど、味に雑味がなくなるので、このひと手間を加えることで味に大きな違いが生まれます。

 

161129_micafeto06 ▲微粉こしを済ませた粉は、ペーパーフィルターの中へ。軽く揺すって、平らになるようにならします。

 

161129_micafeto07 ▲沸騰させたお湯はそのまま入れずに、87度台まで下げます。実はこれも大切なポイントのひとつ! 抽出するお湯の温度が高いと、苦味が強く出てしまうからです。

 

161129_micafeto08 ▲お湯の温度を合わせたら、粉の中心から円を描くようにお湯を注いでいきましょう。全体が湿る程度まで注いだら、一度注ぐのを止めて約30秒間蒸らします。

 

161129_micafeto09 ▲蒸らしの時間に行っているのは、粉のガス抜き。30秒の間に、ガスによって粉がプク〜と膨らんでいきます。この膨らみは鮮度の証。

 

161129_micafeto10 ▲30秒たったら、再びお湯を注いでいきます。

 

▲お湯を注ぐときのポイントは、フィルターの縁から1センチ程度の中で、うずまき状に、できるだけ近くから注ぐこと。円を大きく小さくしながら注ぎます。 ▲お湯を注ぐときのポイントは、フィルターの縁から1センチ程度の中で、うずまき状に、できるだけ近くから注ぐこと。円を大きく小さくしながら注ぎます。

 

161129_micafeto11 ▲サーバーの目盛りを確認して、450ccのところでフィルターを素早く引き上げます。3杯の場合、お湯の抽出量は450ccですが、最低600ccは用意しておきましょう。

 

▲なぜ多めに用意しておくのかというと、最後の方は、抽出がゆっくりになるから。また、蒸らしの段階で粉の状態や、焙煎度によって粉がどれくらいお湯を吸うかが変わってくるからです。 ▲なぜ多めに用意しておくのかというと、最後の方は、抽出がゆっくりになるから。また、蒸らしの段階で粉の状態や、焙煎度によって粉がどれくらいお湯を吸うかが変わってくるからです。

 

▲美味しいコーヒーの出来上がり! ▲美味しいコーヒーの出来上がり!

 

■もっと美味しく淹れたい人は、豆を挽くところから始めてみよう

さらに美味しさを求めるのなら、豆を挽くところから始めましょう。

まずは、はかりで豆を計ります。ミカフェートのオススメ分量は、3杯分で36グラム。今回は3杯分で淹れましたが、1杯分だと20グラムとなります。

コーヒー豆は品質や焙煎度によって重さが異なるため、計量カップではなくはかりで、淹れる杯数に合った量を測るのがオススメです。

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豆を測ったらコーヒーミルで豆を挽きます。

正木さんオススメのコーヒーミルは、 “FUJIROYAL(フジロイヤル)”の「みるっこ」。粉の荒さが均一に揃うのが特徴で、耐久性もあるので、イイものを長く使いたい人にオススメなのだとか。

ダイヤルを変えるだけで挽き具合が変わるので、同じ豆でも濃さやバランスを変えて味の変化を楽しむこともできそうです。

最後に、初心者でも美味しいコーヒーを淹れるためのコツを伺いました!

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「ミカフェートでは、一般よりも豆を粗めに挽く分、量を多めにしています。豆を粗く挽けば挽くほど、コーヒーの味は出にくくなり、細かく挽けば挽くほど味は濃く出るようになります。ですが、濃く出しすぎると、どうしても雑味が出やすくなってしまう。雑味を極力出さずに美味しく淹れるには、量を多めに、粗く挽くのがオススメです。

ハンドドリップをするうえでのポイントは4つだと思います。

・微粉とりで微粉をふるい落とす
・お湯の温度を85〜90℃にする
・フィルターの縁にお湯をかけない
・お湯の分量を守る

この4つは、あまり知られていなくてセミナーでも驚かれることが多いのですが、大切なことです。味の違いを感じられると思います」

要所要所のポイントを踏まえれば、味がグッとグレードアップするハンドドリップ。

時間をかけて淹れる1杯を楽しむ、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

>> Mi Cafeto

 

(取材・文/&GP編集部 加藤久美子 写真/園田昭彦)

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