三菱鉛筆の「消せるボールペン」は逆さにすればノックがロック！

「ありそうでなかった」ってこういうことかも。

三菱鉛筆が本気で作ったゲルインクの消せるボールペン「ユニボール R:E（アールイー）」が発売になりました。ジェットストリームを作った三菱鉛筆の渾身の新作だけに期待感は高まりますが、実は消せるゲルインクだけじゃなく、構造にも工夫が凝らされています。実はこれ、 “おしり” を押して芯を出すノック式なんです。でもボールペンでノック式なんて普通だと思いますよね。でもこれ、“消せる”ボールペンということを考えると…。

 

■ひっくり返すと消し具はしっかり固定されます！

ノック式の消せるボールペンというと、ペンの “おしり” 部分ではなく、サイドのクリップをノックするのが普通でした。これは、“消し具” 部分を可動できるようにしてしまうと、ぐらついてうまく消せなかったり、力を入れ過ぎればペン先がカチッカチッと押されてしまうため。

しかし「ユニボール R:E」は、ペンを逆さにすると自動でロック機構が働き、消し具部分を固定。ガタつきも、押されてしまうこともなく、きれいに消すことができます。

これにより一般的なノック式ボールペンと同じ感覚で使えるようになりました。だからジェットストリームとの２本使いでも違和感ナシ。

クリップ部をノックする方式だと、おしりの部分を間違えて押してしまったり、胸ポケットなどからの出し入れの際に、ペン先が出てしまったりということもありますが、そういった心配もありません。

消し具にはキャップが付属するので汚れることもなく、消し具自体も、摩耗しづらく消しくずが出にくいように新規開発されたもの。

インク色は全８色。「オフブラック」のペン軸には、スタンダードなブラック軸の他に、パステルカラー５種と、ビジネスシーン向けのデザイン５種。さらに「ディズニー」コラボの４種もラインナップ。ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーをモチーフとした遊び心のあるデザインとなっています。

価格は種類により194円～248円です。

>> 三菱鉛筆「ユニボール R:E」

 

（文／&GP編集部）