砂、振動、落下…そして洗濯機！「TORQUE X01」は最強ケータイだった

KDDIは2月23日、一般向けイベント「au × TORQUE タフネスチャレンジ」を開催しました。抽選で選ばれた35名が、同月24日に発売されるタフネスケータイ「TORQUE X01」の性能をとことん検証。なんと水を満たした洗濯機に投入されてしまった同機の運命はいかに⁉︎

 

■TORQUE X01とは

TORQUE X01（トルク エックスゼロイチ）は、2月24日よりauで発売される京セラ製のタフネスケータイ。米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の18項目に準拠しています。いわゆる“ミルスペック”です。また、京セラ独自の耐久試験として、高さ1.8mからの鉄板・コンクリートへの落下試験もクリアするんです。

「TORQUE」という名称は、レンチで固く締め付ける力強さなど、物体の回転力として定義される「トルク」からきています。

▲TORQUE X01（2月24日発売）。「毎月割」適用後の実質価格は2万1600円

TORQUEシリーズが初めて発売されたのは2014年。その後、新モデルもリリースしていますが、どれもタフネス“スマホ”でした。

そして今回発売となるTORQUE X01は、G'zOne以来となる6年ぶりのタフネス“ケータイ”。高耐久モデルを愛するファンにとっては待望の一台となります。

 

■会場では京セラの開発陣が詳細を解説

イベントの冒頭には、京セラの大内康史さん（通信機器事業本部 通信国内事業部 国内技術部 プロジェクトリーダー）が、登壇。同機の概要について紹介しました。

▲京セラ 大内氏

京セラは2003年より、北米で高耐久モデルを展開してきました。海外での製品展開も多く、最新の「DURA FORCE PRO」は、国際的なデザイン賞「iF DESIGN AWARD 2017」を受賞しています。こうして培ってきたノウハウがTORQUE X01にも生かされています。

▲TORQUEの開発陣が参加者に開発秘話や機能を紹介。意見交換も行なわれた

その後、大内さんを筆頭にTORQUE X01開発陣が参加者の座るテーブルを巡回。同機のデザインから性能まで詳細に解説されました。普段から取材機会の多い筆者としても、非常に羨ましい光景です。

 

■いよいよタフネスチャレンジスタート！

さて、本題となる「タフネスチャレンジ」がいよいよスタート。

会場には、低圧、低温、防水、防じん、耐久、振動、湿度、衝撃、日照に対する耐久試験のデモが展示され、参加者が自由に見学しました。

▲お菓子の袋がパンパンに膨らむ低圧条件でもOK

▲バナナがカチカチに凍る低温でも壊れない

▲細かな砂塵に埋もれたって平気

▲こちらは電源をONにしてから、なんと5日目

▲ブルブル振動する機械に巻きつけられたTORQUE。耐振動もバッチリ

▲湯気ホカホカのお手拭きマシンの中に入れられたってへっちゃら

▲「あっ」と声が出てしまいそうな瞬間。下にはコンクリートの板が。でもほぼ無傷なのでご安心を

▲眩しいとこでもディスプレイが見やすいぞ

▲スピーカー音量を確かめる場も。アウトドアでもしっかり通知音が聴こえます

 

■極めつけは洗濯機にポイッ！

そして、注目は防水耐衝撃実験の展示。なんと、TORQUEさん、洗濯機に入れられてしまいました。

▲あぁ、そんなに水を。。

▲アプリでテレビ電話をしたままヒッタヒタのTORQUE。このまま何度も洗われてしまいました

じゃぶじゃぶ水にさらしてもへっちゃらなTORQUE。さすがに「最強」を掲げるだけはあります。ただし、耐洗剤ではないのでご注意を。

 

■締めには、日本最強のかた焼き大判と対決

イベントの締めは、お土産の「かた焼き大判」と一本勝負！ 日本一の硬さを誇る大判せんべいの上に、TORQUEを落下させました。

▲よーおっ

はい！

結果はもちろんTORQUEが無傷で大判を割り、見事勝利となりました。

繰り返しとなりますが、TORQUE X01は2月24日より発売開始。アウトドア派・ケータイ派な皆さんに是非チェックして欲しい一台です。

>> 京セラ「TORQUE X01」

 

（取材・文／井上 晃）

いのうえあきら／ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。