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全部で50種類!リンゴ王国・弘前はアポ―パイ王国でもあった!

&GP / 2017年4月2日 20時0分

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全部で50種類!リンゴ王国・弘前はアポ―パイ王国でもあった!

ここしばらくの間 “アポー” が世界を席巻しているが、日本有数のリンゴの産地、青森・弘前は、ずっとアポーが席巻している土地。もちろん市民もよく食べるし、ジュースもよく飲む。市内のあちこちにリンゴを模したガードレールやモニュメントもあり、まさにリンゴ王国といった感じなのだ。

赤の王国を証明するかのように、弘前にはアップルパイのお店(種類)も多い。ある時、数を数えてみたら、なんと50を超える種類があり、数えた人が驚いたとか。市内にある47種類のアップルパイを紹介したガイドブックも作られ、スタンプラリー的に「全店回る」と息巻いているスイーツ好きもいるとか。

そんなスイーツ好きのため弘前市にある藤田記念庭園の大正浪漫喫茶室では、市内から選りすぐりのアップルパイ6種を集めて提供している。いつもは6種類だが、桜祭りの時期にはもう1種類加わり7種類になるという。

 

「大正浪漫喫茶」は、広大な藤田記念庭園内のおしゃれな洋館の中に。それにしても雪景色が映えますね~。

「藤田記念庭園 大正浪漫喫茶室」
〒036-8207 青森県弘前市大字上白銀町8-1
TEL0172-37-5690

洋館の中もとってもおしゃれ。アップルパイ越しの雪景色もいい感じです

 

■みんなでシェアして食べ比べても楽しい

ずらりと並べてみると、なるほどお店ごとの個性が良く表れている。オーソドックスなホール状のものを切り分けたアップルパイから、ひとつひとつ手包みされたものまでさまざま。もちろん違いは、見た目だけではない。使われているリンゴの種類も違う。酸味を強めたい場合は「紅玉」を、甘みを強めたい場合は「ふじ」をと、リンゴの品種を使い分けることで、そのお店独自の味を作り上げて楽しませてくれる。

特に気に入ったのがホールをカットした三角の形をした「ピーターパン洋菓子店」のパイ。中のごろごろしたリンゴが見えるのもいい感じ。ひとくち食べてみる。さくっとしていて、リンゴがしっとり。なんてお決まりのコメントを残しつつ……中のリンゴがうまいっ!

▲ピーターパン洋菓子店のアップルパイ。チョコスポンジ、クルミを使用し、シナモンの香りが強めの大人な味わい。

ビターなチョコスポンジを使っているからか甘すぎず、しかも時々香ばしいクルミの味が口の中に広がる。コリッとする食感も心地よい。あっという間に食べてしまった。まずい、これは食べ過ぎてしまうぞ。

これ以外のパイもとにかくリンゴがうまい。アップルパイなんだからリンゴが生命線なのは当然なのだが、新鮮で味が強いリンゴを使っているからなのだろう。ここ大正浪漫喫茶では好きなアップルパイとドリンクのセットが720円で楽しめる。もちろん単品でも提供してくれるので、友達と複数頼んでシェアしてもよし、ひとりで食べ比べてもよし。

▲自農園で育てた「紅玉」を使用した、甘みと酸味のバランスがすぐれた「タムラファーム」のパイ

▲「津軽ゆめりんごファーム」のパイは、バターがきいた風味豊かな逸品

今度はこっちのアポ―が世界を席巻するかもね。

>> アップルパイガイドマップ

 

(取材・文/今雄飛 写真/播本明彦)

 

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