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【スーツの基礎知識】初心者でもわかるネクタイの結び方<動画付き>

&GP / 2017年4月2日 18時0分

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【スーツの基礎知識】初心者でもわかるネクタイの結び方<動画付き>

4月から新生活を迎えるフレッシャーズに向けて、基本的なネクタイの結び方を紹介します。

ネクタイにはさまざまな結び方がありますが、今回はよく使われる3種をまとめて紹介。これさえ押さえておけば、ビジネスはもちろんのこと、冠婚葬祭でも困ることはありません。それぞれ本人目線の動画付きで紹介するので、これにならって手を動かすだけで、初心者でも簡単にネクタイを結べますよ。

■基本にして主流の「プレーンノット」

ネクタイの結び方のなかでも基本中の基本といえるのが「プレーンノット」です。手順も少なく簡単なうえ、ビジネススタイルでは主流のため、初心者はまずこの結び方を習得しましょう。結び目が小さいので、一般的なレギュラーカラーのシャツと相性抜群。汎用性が非常に高いのも魅力です。

ネクタイをキュッと締めたときに、結び目の下にえくぼをつくることも忘れずに。これはディンプルと呼ばれるもので、ネクタイを立体的に見せる効果があります。厳密にはルールではありませんが、スーツスタイルの嗜みのひとつです。慣れないうちはなかなか難しいかもしれませんが、最後にネクタイの大剣(幅の広いほう)を引っ張る際に、指でディンプル位置を押さえながら結ぶのがコツ。それでもうまく作れない場合は、大剣を半分に折って引き出せばなんとかカタチになるはずです。ぜひ挑戦してみてください。

【プレーンノットの結び方】

 

■存在感が増す「セミウインザーノット」

プレーンノットよりも結びが少し大きいのが「セミウインザーノット」です。こちらもさまざまなタイプのシャツ襟に合わせられ、特にワイドカラーのシャツに適してします。正三角形に近い結び目が特徴で、ほどよいボリュームがあるため存在感が増します。プレーンノットがアメリカントラッドなのに対し、セミウインザーノットやウインザーノットはブリティッシュトラッドなスタイルです。着用するスーツのブランドに合わせて結び方を変えればオシャレ度もアップ!

【セミウインザーノットの結び方】

 

■インパクト抜群の「ウインザーノット」

厚く大きな結び目が特徴の「ウインザーノット」は、Vゾーンにインパクトを与えてくれます。襟が大きく開いたワイドカラーのシャツや、襟自体が大きなシャツと相性抜群。ボリュームがあるため、特に顔や体型が大きな人にお勧めです。プレーンノットと比べると手順がやや複雑ですが、ビジネスはもちろんフォーマルシーンにも向いているので、ぜひ覚えておきましょう。

【ウインザーノットの結び方】

■ネクタイの長さはベルトに少しかかるくらいが◎

ネクタイの長さも重要です。ネクタイは大剣の先がベルトに少しかかるくらいがベスト。長くてもベルトの中央まで。長すぎても短すぎてもNGです。

とはいえネクタイを結び慣れていない人にとっては、これがなかなか難しいもの。長さを整えるコツは、とにかく大剣の長さをベストな位置に合わせることです。そうすると、ネクタイの小剣(短いほう)が大剣よりも長くなってしまうという人もいるはず。でも安心してください。そんな場合は、小剣を折り返して、裏の小剣通しに挿せばいいだけ。タイピンを使えばもっと簡単。とにかく大剣の位置が大切なんです。

▼こんな状態はNG

▲ベルトが完全に隠れるほど長い

▲下からシャツが見えるくらい短いのも御法度

 

■ディンプルの位置にも注意!

この写真、実はマナー違反だらけ。ネクタイが曲がっているなんてもってのほかですが、ディンプルがネクタイの中央に作れていないのもNGです。また、ネクタイは上までしっかり締めることも大事。ゆるいとだらしない印象になるので注意してください。

 

■ネクタイはラペルと同じ幅を選ぶ

ネクタイは色・柄のほか、幅もさまざまあります。現在は幅の狭いナロータイプも人気がありますが、基本的にはジャケットのラペル(下襟)と幅を合わせるのがルールです。ネクタイの幅とラペルの幅がそろっているとバランスよく見えるので、ビジネスマナーに則った品行方正なスーツスタイルを実現できます。

(取材・撮影協力/ニューヨーカー

 

(取材・文/津田昌宏 写真/伊藤恵一)

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