1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

初心者お断り?煮干し系の聖地・青森で味わう濃厚煮干しラーメン

&GP / 2017年4月23日 20時0分

写真

初心者お断り?煮干し系の聖地・青森で味わう濃厚煮干しラーメン

煮干しラーメンといえば、今や全国的に認知されたひとつのジャンルとなりました。“ニボラー”と呼ばれる、煮干しに魅せられたマニアもいるほど。そして青森は、そのジャンルの一角を担っているといってもいいくらいの煮干しの聖地なんです。

昔ながらのスッキリ透き通ったスープもあれば、強烈な煮干しの風味がガツンと舌を刺激する濃厚系もあり、それらの煮干しラーメンは聖地を巡礼するニボラーたちを喜ばせてきました。

今回訪れた「たかはし中華そば店」は、濃厚系に属するお店。その評判をちょっと調べただけでも、「パンチが強い」「初心者お断り(?)」のコメントがWebにあふれる、なんとも強烈なイメージのお店。しかしその強烈さがファンを引き付けているためか、行列が絶えないという情報も多い。混雑を避けるため、オープンの11時少し前に行くと、なんとお店はすでに開いていて、ほぼ満席。どうやら待ちきれないファンが並んでいたため、時間を早めてオープンしていたようです。

さっそく店内に入ると、“味に自信があるお店” の券売機が鎮座していました。ラーメンのメニューは「中華そば」「チャーシューメン」「ざる中華(つけめん)」の3種類だけのため、なんだかボタンがでかい。また追加できるトッピングもなし。実にシンプル、実に潔い。

自分の中華そばと同行者のチャーシューメンをポチリと選択し、席に着く。6分ほどで、まずは中華そばが着丼。

▲中華そば

トッピングは、ネギ、メンマ、チャーシューと実にシンプルです。スープは少し灰色がかった茶色で、よーく見なくても煮干し成分が溶けてスープに浮かんでいるのが分かります。いかにも濃厚そう!

一方のチャーシューメンも着丼するが、こちらは丼いっぱいにチャーシューを敷き詰めた上にネギを散らしたシンプルかつ豪快な一杯。

▲チャーシューメン

ではまずスープを一口……なんだこれ! まるで液体の煮干しを味わっている濃厚さ。でも煮干し特有のエグ味が全くない! 強烈なパンチがあるけど、スッと口の中の煮干し感が通り過ぎていくキレもある。

麺は中太のちじれ麺。噛むと歯ごたえがあって、ぷっつり切れる食感。スープとの絡みもよい。チャーシューは肉厚でやわらかい。スープ、麺、スープ、麺とはしを持つ手が止まらない。大盛にしておけばよかったと後悔しつつ完食。

好みが分かれる濃厚な味だとは思いますが、煮干し感たっぷり、DHAまみれの味は満足感も非常に高いものでした。これぞ煮干し好きのための一杯。でも濃厚さがスッと消えて不思議と残らないので、煮干し”が苦手な人にも食べられるかも。初心者にもおすすめしたい一杯でした。

▼たかはし中華そば店
TEL/0172-34-8348
住所/青森県弘前市撫牛子1-3-6

 

(取材・文/今 雄飛 撮影/播本明彦)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください