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ジブリがいっぱい!モデラーズクラブ合同作品展で見つけた傑作たち

&GP / 2017年5月26日 20時0分

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ジブリがいっぱい!モデラーズクラブ合同作品展で見つけた傑作たち

5月13日(土)と14日(日)、日本各地から敏腕モデラーの集まる「第28回モデラーズクラブ合同作品展2017」が、第56回静岡ホビーショーと同じ会場で開催されました。260以上のクラブが集結し、展示された作品はなんと約1万点以上! その中から足を止めて思わず二度見してしまった傑作の数々を紹介します。

■『風の谷のナウシカ』

徳井 健一郎さん(ロックリバー)さんの作品「王蟲とナウシカのミニジオラマ」。『風の谷のナウシカ』のクライマックスを再現したもので、王蟲の数はザッと数えただけでも70点以上! 王蟲はツクダホビー社の古いプラモデルを使っていて、LED電球を仕込んで点滅するようにしています。よく見ると宙に浮いている飛行装置メーヴェも。実に芸が細かい!

 

『風の谷のナウシカ』のワンシーンを再現した宮崎メカ模型クラブさんの作品。ムカデのようなヘビケラの手前で飛行装置メーヴェが左右にスイングします。

 

こちらも宮崎メカ模型クラブさんの作品。王蟲(上写真)は体の節と足、ウシアブ(下写真)は羽が、それぞれカシャカシャと動き、まるで生きているかのよう!

 

■『天空の城ラピュタ』

宮崎メカ模型クラブさんの展示ブースではラピュタ城も発見! 元となる模型はなく、イチから自作したフルスクラッチ品で、映画ではカット数の少ない崩壊部などを忠実に再現したとか。「本当にあったんだ!」というパズーの声が聞こえてきそう。

 

■『紅の豚』

房川さんの作品「古い友に挨拶」。サボイアの乗って飛来するポルコと、じっと見つめるジーナ、そして“アメリカ野郎”のカーチス…。『紅の豚』のワンシーンが甦ります。ちなみに海面はプラスチックの波板の下にアルミ箔を敷き、クリアブルーで塗装したとか。

 

■『魔女の宅急便』

SBS学苑プラモつくろうさんの作品。題材は『魔女の宅急便』に出てくるグーチョキパン店で、魔女キキと猫ジジはもちろん、棚に並ぶパンや瓶まで精巧に作られています。

■オリジナル作品もレベル高し!

Mellpapaさんの作品「フライングダッチマン号」。紙粘土で作ったという荒々しくリアルな波の上に、巨大な2隻が鎮座。実はまだ製作途中とのことで、ここまで作るのに1隻あたり1年以上を費やしたとか。よく見ると幽霊船のマストで決闘する船乗りの姿も!

 

野中しじまさんの作品「雪の朝Paris Seveille(パリ・セベイユ)」。部屋に置かれた家具だけでなく、窓の外の景色まで作り込まれていて見応え十分!

 

■プラモデルの定番"ミリタリー”

金川貴英さんの作品「ピンナップ ガール」。休憩中に地図ではなくピンナップガールを見ている隊長と、それに対して「見せてください!」と声をかける作業員。隊長と一緒にピンナップガールを見つめるニワトリも何気に笑えます。

 

永井 敏さんの作品「A-10」は、本当に飛んでいるように見えるディスプレイ方法が秀逸! 模型の機体後部を背景の写真に取り付けることで、宙に浮いた状態にしています。

 

フライングタイガースさんの作品。兵士、戦車、輸送艦、戦闘機などの模型をふんだんに使って、米軍の上陸作戦を再現しています。併設された潜望鏡を覗くとジオラマ上の兵士目線で模型を楽しめるなど、模型の鑑賞方法にもこだわっているところが素晴らしい!

 

■『超時空要塞マクロス』

モデルワークスさんの作品「SDF-1 MACROSS “LIFTOFF”」。『超時空要塞マクロス』のジオラマで、周囲に並べられた建物が艦艇マクロスの巨大さを際立たせています。

ジオラマ上の艦艇マクロスは、なんと上下に動きます! 下から見えると本当に浮上しているかのよう。

 

どれも、ここまで作り込むか!と思わず唸ってしまう作品ばかり。プラモデルの楽しみは、作ったあとにもあるということが分かりますね。プラモ作りの次は、自分だけの世界観を生み出すジオラマにもチャレンジしてみませんか。

 

(取材・文/ナゴヤリュータ)

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