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1日1分!まぶたスッキリエクササイズとたるませない毎日の習慣【医師が教える眼瞼下垂#2】

ハルメク365 / 2023年11月21日 15時30分

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さまざまな不調の原因になる「まぶたのたるみ」。まぶたのたるみの2大原因である、たるんだ筋肉にアプローチするエクササイズと、たるんだ皮膚をケアするマッサージ、まぶたをたるませない毎日の生活習慣をご紹介します。専門医の大慈弥さんが解説します。

教えてくれる人:大慈弥裕之(おおじみ・ひろゆき)さん

医学博士。福岡大学形成外科学主任教授等を経て、自由が丘クリニックで眼瞼下垂外来主任に就任。日本美容外科学会前理事長。美容外科や抗加齢医学の分野で活躍している。

【エクササイズ】1日1分!筋肉を鍛えてまぶたスッキリ

 

まぶたのたるみの2大原因である「たるんだ筋肉」にアプローチするエクササイズと、「たるんだ皮膚」をケアするマッサージです。それぞれ、毎晩行いましょう。まずは、エクササイズです。

1.大きく目を開き5秒

1.大きく目を開き5秒

まぶたを開く筋肉に力をつけます。額にしわが寄らないよう気を付けて開きます。
 

2.薄目にして5秒

2.薄目にして5秒
まぶたを閉じる筋肉に力をつけます。2つの動きを、3回程度繰り返します。

【マッサージ】まぶたを10回、やさしくなでるだけでスッキリ

【マッサージ】まぶたを10回、やさしくなでるだけでスッキリ

皮膚の血流を上げるマッサージです。目頭から目尻に向かって目やまぶたを傷つけないように、中指と薬指の指先でやさしく10回なでます。左右のまぶたで行います。

【習慣】まぶたをたるませないために毎日したいこと

【習慣】まぶたをたるませないために毎日したいこと

まぶたの健康は、体の健康状態と連動します。まぶたの筋肉に力をつけ、皮膚のハリを保つには、食事、運動、睡眠に気を付けるのは基本。さらに注意したいポイントをご紹介!

目を温めて、血液・リンパの流れをアップ!

目のまわりの毛細血管は滞りがち。血液、リンパを流して、細胞を活性化させましょう。40度程度に温めた蒸しタオルを、まぶたの上に5分程度のせます。やけどに注意!

紫外線対策をして、光による皮膚の老化を防ぐ!

紫外線による「光老化」は、皮膚を老化させ、シミや乾燥だけでなく、皮膚のたるみも引き起こします。しっかり対策を。屋内であっても、屋外同様に注意が必要です。

スマホの見過ぎは要注意。しっかり目を休ませて!

スマホの見過ぎは要注意。しっかり目を休ませて!

長時間のスマホ利用は、目のまわりの筋肉をこり固まらせ、まぶたを健康に保つ血流を悪化させます。画面の見過ぎでドライアイになると、瞬きするたびにまぶたと眼球の間で摩擦が起き、まぶたを引き上げる筋肉を傷つけることに。スマホの見過ぎは要注意!

乾燥は、まぶたの皮膚にもNG。しっかり保湿ケアを!

皮膚組織が乾燥すると、肌はハリや弾力を失います。そしてそれが、まぶたのたるみを誘発。まぶたの皮膚は、とても薄いので、専用のアイクリームなどを使ってケアしましょう。

「まぶたはやさしく触る」が基本です。洗顔時もやさしく!

「まぶたはやさしく触る」が基本です。洗顔時もやさしく!

まぶたの筋肉を傷めないためには、なるべく触れないのが正解。花粉症やアトピー性皮膚炎で目をこする人は、まぶたのたるみが早く進行します。かかない、こすらないだけでなく、洗顔もやさしく。ゴシゴシ洗いはNGです。

コンタクトレンズの使用時間を短くして、まぶたの筋肉のたるみを防止!

コンタクトレンズをした状態で瞬きすると、まぶたを引き上げる挙筋腱膜はレンズとこすれ衰えてしまいます。特にハードコンタクトレンズは要注意です。眼鏡に替える時間を増やすなど使い方に気を付けましょう。

次回は、病院での治療方法についてお伝えします。

取材・文=井口桂介(ハルメク編集部)、撮影=日高奈々子、イラストレーション=omiso、ハルメク365編集部
※この記事は雑誌「ハルメク」2023年10月号を再編集しています
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
 

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