余った野菜で一品完成!ズボラ女子でもできる簡単野菜アレンジレシピ。
Hanako.tokyo / 2021年2月3日 15時0分
料理で使った残りの野菜など、余ってしまった野菜を活用しておいしい一皿をつくりたい!そこで今回は、ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載『細川芙美の「SIDE-Bクッキング」』より、野菜活用レシピをご紹介します。
1.余り野菜は焼いてサラダ、自家製ドレッシングのすゝめ。
お気に入りエコバックで、丁寧な暮らし風。
エコバックを使い始めてから、買い物が前より楽しくなった。前向きな気持ちでスーパーに行くと、ふと「野菜を摂らなきゃなあ」と思い野菜を購入。前回のお惣菜に頼った坦々麺で見栄え用に使ってみたが余ってしまった…。よし、今日はサラダにして消費するとしますか!
材料(1人分)
・アボカド…1/2個
・ピーマン…2個
・チンゲンサイ…1株(前回の坦々麺で余った、葉の部分5〜6枚)
・長ねぎ…2/3本(白、青い部分も含む)
・パクチー…1束
・ニンニク…1片
・酒…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ3
・バターピーナッツ…ひとつかみ(お好み)
【A】
・ピーナッツバター…大さじ1
・鶏がらスープの素…小さじ1/2
・醤油…小さじ1/2
・酢…小さじ2
【POINT】天地を切り落としたら横に切り込みを入れる。
【POINT】ねぎの白い部分は棒状に。
【POINT】特製の香り油を作る。
【POINT】パクチーの根とねぎの青い部分は柔らかくなったかな?
【POINT】裏表にしっかり焼き色を。
【POINT】ピーマンを温めるように具材ではさんで。
作り方
【1】いつもマンネリになりがちなサラダだけど、今日は違う角度から。レタス=サラダの頭を一度リセットしよう。野菜が美味しかった〈サブウェイ〉からヒントを得て。生で食べるピーマンは美味しい。天地を薄く切り落としたら、一辺に切り込みを入れて、筒の状態から展開図の用に開く。ワタとタネを取り除いたら千切りにして。
【2】生ではちょっと…なんて時は、しっかり焦げ目をつけて焼き野菜に。余りがちな野菜もこれ なら消費できちゃうのです。ねぎは2〜3cmほどの棒状、チンゲンサイは葉と茎をそれぞれ食べやすい大きさに斜め切りに。この切り方は他の野菜と合わせて盛った時に、馴染みがいい。いろんなものが集う場合は馴染ませる配慮も忘れずにね。
【3】パクチーの葉の部分は食べやすい大きさにざく切り、根っこは細かくみじん切りにする。ねぎの青い部分もみじん切りにしたら、潰したニンニクオリーブオイルとともにフライパンに入れ、弱火5分ほど熱を通す。
【4】ボウルに、【A】を入れたら、3のフライパンで熱した具材を入れてよく混ぜ合わせる。
【5】3のフライパンにチンゲンサイの茎とネギを並べて中火にかける。片面ずつ丁寧に焼き色をつけたら、酒を全体に回しかける。水分が飛んだら強火にし、チンゲンサイの葉を入れて10秒以内にさっと炒めて。
【6】お皿に5のチンゲンサイとねぎを盛り付ける。ピーマンは温かい具材の間にはさむように。パクチーをのせ、4のドレッシングをかけたら、バターピーナッツをのせて。仕上げにアボカドを添えれば完璧。
フォークにスプーンも添えたのは、すくって食べるから!サラダをおかずにアボカドを食べる感じ?次は他のサラダでも試してみよう…。今日、新しいサラダの食べ方を新定義したみたいだ…。
2.あまった野菜でできる!即席キムチの作り方。
年中大好きキムチ味!
キムチ鍋の素は優秀で、鍋はもちろん、炒め物でも活躍する。これからの季節、鍋の機会が増えると「野菜を買ったものの、持て余してしまった…」なんて悩みが出てくるのがB面女子。そんなときこそ、キムチ鍋の素を使って自家製キムチにしちゃえばいい!とっても効率的かつ経済的なんです。
材料(1人分)
・きゅうり…1/2本
・白菜…2枚
・えごま…10枚
・豆もやし…1つかみ(60g)
・塩…2つまみ
・赤唐辛子…1本
・にんにく…1片
・生姜…10円玉2枚分
・酒…大さじ3
・みりん…大さじ3
・キムチ鍋の素…大さじ8
・刻みネギ(青ネギ、長ネギ)各15g
・ケチャップ…大さじ2
・ごま油…大さじ2
【POINT】棒状に切る。
【POINT】食べやすい大きさに切る。
【POINT】葉脈にそって切るのがポイント。
【POINT】野菜に塩を軽くなじませて。
【POINT】これでワンセット!
【POINT】ここまで泡が大きくなるまで火にかける。
【POINT】ドロっとなるまでよく混ぜて。
【POINT】ざっくり混ぜて。
作り方
【1】きゅうりを5mm幅で斜め切りにしたら、5mm幅で棒状に切る。白菜は分厚い芯の部分を削ぎ切りにしたら、食べやすい大きさに。えごまも他の野菜と同様に、葉脈にそって同じ大きさに切る。野菜の大きさはなんとなくでいいからそろえて。
【2】鍋にたっぷりの水を入れて沸かしたら、豆もやしを10 秒ほど茹でてざるに上げる。そのざるに1の野菜を入れ、塩をかけて揉む。
【3】赤唐辛子の種を取り出し、斜めに切ればシャープな印象に!にんにくと生姜はみじん切りにして、フライパンに入れる。
【4】フライパンに酒、みりん、キムチ鍋の素を入れたら中火にかけて沸騰させる。沸騰した泡が大きくゆっくり弾け、タレに照りが出るまで加熱したら火を止める。
【5】そのまま4のフライパンに刻みねぎとケチャップを入れてよく混ぜたら、ごま油を入れてドロっとなる までよく混ぜ合わせる。
【6】2のざるに入れておいた野菜をギュッとおさえて水気をとる。ボウルの中に、作ったタレの半分、野菜、残りのタレの順番に入れて。交互に入れることで、小さいボウルでも混ざりやすくなる。フライパンに残ったタレはもったいないので、白菜の芯をつかってちゃんとこそいで入れるとGOOD!
【7】皿に盛り付け、色味になる赤唐辛子をトップに飾ったら完成。
わざわざ握ったおにぎりと自分で作ったキムチ。豪華な料理より心に染み渡るものがある。野菜のシャキシャキ感が残る初日、ギュッと水分が浸った2日目。時と共に味わいが変わる。作り置く変化も楽しめるのは、自炊の醍醐味。
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