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元Hanako編集者がつくった新しい時代のワークウェアとは?

Hanako.tokyo / 2021年4月23日 12時0分

元Hanako編集者がつくった新しい時代のワークウェアとは?

在宅ワークが定着した今、部屋着に求める条件は多くなったかもしれない。単に着心地が良いだけでなく、オンライン会議にも参加でき、宅配便への対応もOK、そのまま近所へ買い物にも行ける、エトセトラ……。そんな中、元Hanako編集部員の村上ひろなさんが本職の傍らで2021年春に立ち上げたブランド〈KASHIGU〉から、”インナーフリー”なルームシャツが誕生した。

ブランドを立ち上げた元Hanako編集者、村上ひろなさん。

マガジンハウスに5年勤務したのち、大手IT企業に転職。2020年春からは在宅勤務の毎日となり、家で着る服に悩むように。「基本的に家では締め付けられる服は嫌で、ブラをつけずにTシャツ一枚で過ごしたいんです。でもオンライン会議があったり、宅配便を受け取ったり、スーパーに買い物に行ったり……とブラなしでは憚られる場面では、いちいちブラをつけたりシャツを羽織ったり。多い日は4回着替えることもありました(笑)」。同じような思いを抱える友人が多いことに気づき、今回のウェア作りに至ったのだそう。

「デザインは、過去に〈ACTUS〉のアパレルライン『Ouur』や、『ATON』などのデザインを担当し、いまは〈__ito__〉というご自身のブランドも持っている門井里緒さんにお願いしました。私のイメージを素早く形にしてくれて、打ち合わせの段階で『いいシャツができそうだ』と確信。本当は自分たちだけのために作る予定だったのですが、門井さんにお会いしたことで、ブランドを立ち上げることに決めたんです」。

ブラをつけない”インナーフリー”のルームシャツ。

左がドレス、右がワーク。

とろんと落ち感のあるドレスは、ちょっとしたお出かけにも。

よりカジュアルなワークは、家での作業に気兼ねなく使えそう。

〈KASHIGU〉から登場するシャツは、”インナーフリー”。「ワイヤレスブラなど楽な下着はたくさんあるのですが、”ブラをしない”ことが前提の服は少ないんですね。『人目を気にせずノーブラで!』というのは難しい日本の文化もあると思いますが」。今回はゆったりしたシルエットのシャツを、2種類の生地で作った。「いろんな生地を検討したのですが、1種類に絞るのは難しくて。最終的に、雰囲気の異なる2種類の生地を採用しました」

快適で素敵なルームシャツのポイントは?

袖口には調節可能なゴムが仕込まれ、腕まくりしやすい。

どちらのタイプにも100%オーガニックコットンの裏地がつけられ、着心地はさらさら。肌に優しい。

大きなポケットが胸のシルエットを隠してくれる。ボタンは間隔を狭めに配置し、安心感のあるデザインに。

前身頃の広範囲にクッション性のある布を重ねるなど、ブラをつけずに済むための工夫だけでなく、部屋着にあると便利な袖口のゴムをつける細かな配慮も。素肌に羽織るだけの気軽さに、安心感もプラスされて過ごしやすいデザインだ。

村上さんの疑問から生まれた〈KASHIGU〉。

「ブラをつけなくても着られる服が、どうしてほとんど作られていないのだろう?」「どうして女性はブラをつけることが、こんなにも大前提になっているのだっけ?」と”首を傾げた”数々の経験から生まれたから、ブランド名は〈KASHIGU(カシグ)〉に。

「女性の下着の歴史を紐解いてみると、ブラジャーは年々目覚しく改善されてきたことがわかりました。選択肢が増えた中で、『下着をつけない』ことも選べたらいいなと思います」。

インナーフリーシャツはオンラインショップで販売中。

photo:MEGUMI

photo:MEGUMI

photo:MEGUMI

photo:MEGUMI

photo:MEGUMI

KASHIGU インナーフリーシャツ ワーク16,500円、KASHIGU インナーフリーシャツ ドレス19,800円は、オンラインショップ(https://kashigu.stores.jp/)にて販売中。インスタグラム(@kashigu2020)でもブランドストーリーを公開している。

photo:Wataru Kitao

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