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パン作りは難しくない…!?初心者にもおすすめヨーグルトを使ったパンレシピ3選

Hanako.tokyo / 2021年7月10日 15時50分

パン作りは難しくない…!?初心者にもおすすめヨーグルトを使ったパンレシピ3選

粉から捏こねて生地を作る。パン作りって難しいと思っている人も多いはず。いやいや、発酵のために時間はかかるものの、難しいことはまるでなし。ここでは“ヨーグルト”を使う、とっておきの調理テクニックをレクチャー!

パン作りがテーマです。特に、今回はヨーグルトを使って作ります。ヨーグルトを使うメリットですか?はい、まずは生地がしっとり仕上がります。そして発酵乳なので、発酵バターを入れた時のようなリッチな香りと味に。

パン作りに使うイーストって、うまく発酵させないと独特な香りが立ちすぎることもあるのですが、ヨーグルトがそれを程よく抑えて、食べやすくなるんです。パンは一次発酵と二次発酵だけで1時間〜1時間半くらいかかります。温度が低いと発酵が遅くなるので、前の晩に捏ねて、寝ている間に冷蔵庫でゆっくり一次発酵させるのもおすすめ。生地を捏ねるのって気持ちいいんです。寝る前に捏ねて安眠して(笑)、おいしいパンを翌朝焼き上げれば、最高の一日のスタート!

Step 1.まずは、準備をしておく。

強力粉をふるいにかけたり、バターを常温に戻しておいたり、捏ねる前に準備をしておくこと。ここでポイントなのがプレーンヨーグルト(無糖のもの)。水とヨーグルトを合わせて電子レンジでぬるま湯程度に温めておこう。これは、イーストなどと混ぜ合わせた時、菌が働いて発酵がうまく進む温度が26~27.5度だといわれているため。

Step 2.ひたすら捏ねて、まとめる。

まずはボウルの中で捏ね、ある程度まとまったら打ち粉(強力粉を使用)をした広めの台で捏ね上げる。最初のうち、生地がべちゃべちゃと台につくのは、粉が水分をしっかり吸っていないから。台についた生地は“カード”という調理器具でこそげとりながら作業をしていく。手のひらを使ってのばしてたたむ、を繰り返し、ある程度まとまってきたら、片方の手のひらでのばしながら、もう片方の手で生地を引っ張る。そうすることでグルテンが強くなり、もちもちの仕上がりに!

Step 3.捏ねた後は、発酵させる。

パンは発酵によってふくらむ。基本的には、捏ねた後の一次発酵、成形型に入れた後の二次発酵を経た上で焼き上げる。気温や湿度などの条件によっても発酵の進み具合は違うが、一次発酵の段階において低温で長時間発酵させる場合は、菌が無理をしないので配合するイーストの量は少なくてOK。より小麦の香りを楽しむことができる。

「捏ねる」が、うまくなる課題料理。
1.「パウンド型 ミニ塩ヨーグルトパン」

捏ねて、発酵させて、焼き上げる。パンの基本的な調理テクニックが習得できる。ヨーグルトの効果も相まって、触っただけでしっとり加減がわかる仕上がりに。リッチな味や食感ながら、毎日食べても飽きがこないスタンダードな要素を持った一品。

2.「チーズ入りヨーグルトナン」

カレーを作る際にヨーグルトを入れるのは定番のテクニック。だから、カレーと一緒に味わうナンにもヨーグルトを混ぜるのは、おいしい食卓を演出する上で理にかなった方法。ナンは一次発酵のみでいいので、若干時短できるのもうれしい。お酒のおつまみにも。

3.「ヨーグルトシュガードーナツ」

捏ねる&発酵の基本さえ押さえてしまえば、“おやつの王道”だって作れてしまう。美しいドーナツを作るためには揚げる時のテクニックも重要なポイント。レシピを見て、ぜひともマスターしておきたい。あつあつの出来上がりを自宅で食べられる贅沢な時間を。

ヨーグルトを使ったパン作りをするお店が急増中!

味も食感もより一層良くなる、ヨーグルトを活用したパン作り。その魅力に注目し、ヨーグルトを使った商品を展開するパン屋さんや飲食店が急増中。そのうちのひとつが焼きたて食パンの専門店〈一本堂〉。これまで「乳酸菌入り食パン」や「低糖質食パン」などを開発してきた同店が、TBSとのコラボレーションにより作ったのが「一本堂 ヨーグルト食パン」。そのまま食べても、トーストしても、はたまたサンドイッチで味わっても、その魅力が堪能できる食パン。その風味豊かな味にぜひトライを。460円。

Navigator…and recipe(アンド・レシピ)

山田英季、小池花恵のふたりによるユニット。料理と旅をテーマに活動している。メディアや飲食店などへのレシピ作成のほか、食の楽しさを伝えるためのイベントなどもプロデュース。自身のメディアも展開している。『冷蔵庫にあるもんで』『あたらしいおかず』など著作も多数。

(Hanako1198号掲載/photo : Wataru Kitao illustration(portrait): Yu Nagaba)

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