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【台北】一人でも台湾茶を楽しめる、とっておきの場所〈萃釅 AINSI THÉ(スイエン アンス テ)〉へ。

Hanako.tokyo / 2021年9月12日 16時36分

【台北】一人でも台湾茶を楽しめる、とっておきの場所〈萃釅 AINSI THÉ(スイエン アンス テ)〉へ。

コロナ禍でお茶の存在の大切さを実感する機会が増えた。お茶の香り、のんびりと過ごせる美しい空間など、インテリアが注目のお茶屋さんを見つけた。本誌連載『秘密の台湾』よりお届け。

お茶が運ばれてもすぐには飲まないで、リラックス効果が高い茶葉の香りを堪能するのが台湾流。

カゴなどの雑貨店や漢方薬局、乾物店が並ぶ永康街。その路地裏にインテリアで注目のお茶屋さんがある。お茶の葉をモチーフにした扉をくぐっていくと、茶葉の香りに飛び込んだ気分に。台湾でもこの5月に新型コロナウイルスの感染者が増えて町がクローズ、誰もが自宅にこもることになった。

モダンなインテリアを取り入れつつ、台湾茶芸館の伝統も踏襲した空間を心がけた個室。

「お茶ソムリエが台湾茶の魅力的な世界へ案内します」

「台湾でも、誰もが自分のための時間を過ごすことが増えました」と〈萃釅〉オーナーのアンジェラさん。台湾茶の文化を広めることを願う彼女は、人との接触を避けることが多いコロナ禍の時だからこそ、お茶を通して一人でも豊かな時間を過ごしてほしいと、店内のインテリアに力を注いだ。

お茶ソムリエが淹れてくれるお茶は特別だ。ふわっと香りが気持ちをリラックスさせてくれる。

パッケージもおしゃれに。梨山金萱烏龍茶(リーシャンキンセンウーロンチャ)、東方美人茶などもおすすめ。

彼女は家業を継ぐ前は、ロンドンで美術を学んだ人なのだ。その知識を活かして、店内を伝統的なお茶屋さんスタイルの、ボックスシートにカウンターというスタイルで構成した。「カウンターでソムリエがお茶を淹れる姿を眺めることができたり、庭のグリーンが目に入るようにと『お一人さま』対応に気を配っています」。お茶に集中させてくれるインテリアなのだ。また、〈萃釅〉は高級茶葉のプーアールに力を入れていて、珍しい産地のプーアールが試飲できることでも知られる。「夏には柔らかい味の金萱茶(きんせんちゃ)もおすすめです。冬はプーアールですね」

〈萃釅 AINSI THÉ(スイエン アンス テ)〉

ロンドンに留学して美術を学んだアンジェラさんが考えたお茶のためのインテリアが特徴。
台北市大安區金山南路二段31巷9-1號
02-2397-3148
12:00~21:00 無休
26席

Navigator…チュン・ワン

Hanako Taiwanの編集部員。仕事以外でも台湾の屋台に繰り出したり、新しいことを求めて街に出かけている。

(Hanako1200号掲載/photo : Jimmy Yang text : Laney Chang coordination : Chen Tsuiwen translation & produce : Hanako.taiwan)

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