上空で空中爆破!? 北朝鮮のミサイル発射、日本人が知るべき4つの危険

ハピズム / 2013年4月10日 7時0分

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 若干、31歳の金正恩氏率いる北朝鮮が韓国やアメリカ相手に挑発を続け、この10日にも新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射実験をするらしい。

■北朝鮮がミサイル発射実験をする意図

  3代に渡る世襲国家・北朝鮮は従来から相手を挑発しながら危機を煽り、なだめすかそうとする周辺国から経済援助などを獲得しようとする「瀬戸際外交」をも世襲で引き継いでいる。今回は射程3000kmを超えるといわれるムスダンを、アメリカのグアム近くの海上にミサイルを落下させて、アメリカを直接交渉の場におびき出す計画といわれる。つまり北朝鮮をなだめすかすアメリカと交渉し、その延長線上で国交を結ぶことで北朝鮮の国家体制を存続させたいらしい。

■日本の対抗策

 一方、アメリカはミサイル発射に警戒態勢を強め、日本も自衛隊に迎撃態勢をとらせる「破壊措置命令」を出した。ミサイルが日本に落下するなら、それを打ち落とす覚悟なのだ。既に東京の市ヶ谷にある防衛省の敷地内にはミサイルを打ち落とす迎撃ミサイル・PAC3が配備されているのだが……。

 日本人の中には、自衛隊の力を信用し、度重なる北朝鮮のミサイル実験の報道に「またか……」と、思っている人も多いだろうが、実は、まだ多くの危険性をはらんでいるのだ。その代表的な4つの真実を紹介しよう。

1、日本に落下する可能性はゼロではない! かつて秋田県に落下する可能性があった

  では、ミサイルが日本に落下する可能性はあるのか? 端的にいえば、その可能性はゼロではない。実は1998年に北朝鮮がテポドン1号と呼ばれるミサイルの発射実験を行った際に「あわや」という出来事があったのだ。

  この時、日本の海上自衛隊は密かに日本海沖にイージス艦「みょうこう」を派遣して北朝鮮のミサイル発射を探知しようとした。結果から言うと、「みょうこう」のレーダーはテポドン1号の発射の瞬間を捉えた。そして得られたデータを解析し、瞬時に着弾予想地点を割り出した。当時、「みょうこう」に配属されていた海上自衛隊のある幹部は次のように証言する。

「発射直後、艦内にある戦闘指揮所のスクリーンに着弾予想地点が表示されたのですが、それは秋田県北部でした。ほんの数秒、指揮所内が奇妙な沈黙に包まれました」

  だが、着弾予想地点はその直後、どんどん東側に移動し、日本列島を超え、はるか太平洋の方まで伸びていった。日本に着弾する最悪の事態は避けられたが、それでも日本列島の頭越しにミサイルが飛ぶという前代未聞の事態となった。

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